かつて国際都市との代名詞いえば六本木であった。


 しかし今や秋葉原は紛れもなく六本木以上の国際都市である。


 六本木がどちらかというと西洋的な国際感覚があるのに対し、秋葉原はどちらかというと東洋的な国際感覚が多いような気がする。


 別の見方でいえば、定住型の国際都市が六本木ならば、観光型の国際都市が秋葉原ともいえるだろうか。


 そんなわけで、観光型である以上、お土産が充実しているのは秋葉原ということで秋葉原でお土産探しの旅に行って来た。


 サッカー日本代表の高原直泰選手がドイツのブンデスリーガに移籍したとき、現地でついたニックネームは「スシボンバー」だそうである。


 とりあえず日本らしい名前としていかにもてっとり早いというか安直というか、とにかく寿司というよりSUSHIは日本らしいという、そんな外国人のニーズを狙ってかそんな下心あるキーホルダーと思えるのがこのSUSHIキーホルダーである。



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果たしてこれを心の底から買いたいという、純粋な憂国の志士が何人いるだろうか?


 大半の方は「ああ、やっちゃったな~」 という感じか、完璧に日本文化を理解してもらおうとは思わなくても、極端に偏見をもたれてしまっては困る、というような感じで多少は眉をひそめてしまうような、そんな微妙なはがゆさが入り混じった感覚とでもしておこうか。


 ちなみに自分が買ったのは金モデルだが、他にも銀モデルが存在している。値段はというと共に315円。


 そして、領収書を確認してみると、


 民芸品


 ・・・民芸品!?・・・扱いなのですか・・・・!?


 民芸品というのはもっと何というか、日本でしか手に入らない、日本の職人が精魂こめて作ったものでないととてもではないが民芸品とは思えないのであるが・・・


 単純な問題として、ロサンゼルスやニューヨークの日系人街で買えるのでは?


 と思ってしまう品物である。何もわざわざ遠路はるばる日本まで来て買う必要を全く感じないのと思うのは日本人である自分だけであろうか・・・