横浜というとどんなイメージを持たれるだろうか。


 港、中華街、神奈川の中心、異国情緒・・・


 まあいろいろあるだろうけれども、パチモン的、というか珍スポットとしては・・・・・・・


 すみません。何も考えずにゆっくりと周辺を眺める暇もなくただ寄っただけ・・・・・・・。


 何というか、こういう時に妙なスポットを紹介しなければいけないと思いつつも。とりあえず慌てて横浜ベイスターズ優勝記念のモニュメントをデジカメで撮影しただけに留まる。


 いずれちゃんと調べてから再度立ち寄ります。


 にしても、選手全員の手形と胴上げの銅版で何とも仰々しいというか何というか・・・・


 デジカメで撮っているとき、わざわざ後ろから避けるように通っていった通行人の方々、ホント、申し訳ございません。


 ある意味ものすごく恥ずかしかった。 ○○本を買う時のプレッシャーがありましたよ、ホント。


 それにしても1回の優勝だからいいものの、もしこれが何回も優勝したら、このモニュメント、何個作んなきゃいけないんだろうか?


 成績不振だと何かと叩かれる某球団は結局のところ、通算の優勝回数はものすごく多いわけだから、もしこの球団にならって優勝モニュメントを作り続けたら、


 ドーム周辺はモニュメントだらけ、さながら共産主義国並みになってしまうんじゃなかろか?


 とうより土地代自体がバカにならないだろう。優勝する度にモニュメント用の土地が見つからないと不動産屋は胃が痛くなってしまうというのはあまり見たくない光景ではある。


 まあローカル球団、たまに優勝するから面白いのだ。あまり常勝球団としてやりすぎるのもかえった面白みがなかったりするもので、ほどほどにやってくれるところがかえってよかったりするのかもしれない。


 決して悪い意味ではなく、そういう緩さは必要なんだと思う。


 今回はパチモンではないけれど、とりあえず日記として。(写真はアップが面倒なので機会があれば後日。)

無国籍料理、というものがある。


 スパイスが効いているからインド料理のようでもある。しかしカレー味でないのでトルコ料理のようでもある。しかし素材を見る限り中華料理のようでもあり、明らかにインドネシアの伝統料理が入っていたりする。


 ようは日本人的にみてエキゾチックなもん勝ちじゃ~と言わんばかりの料理というか、織田信長に見られるような、一種の唐様好みにも通じる感覚があるんじゃないかと思う。


 で、



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アキバの珍土産として、


またつまらぬものを買ってしまった・・・(某石川五○衛門風)


漢字キーホルダーである。


 まあ、これまでのお土産は、何というか、無理やりディフォルメした寿司とか、何の特徴もない相撲とかいうものであって、日本人からしてみれば失笑を買うものであった。


 もちろん、これも何の脈絡のないもので、そういう意味では変なお土産である。


 しかし、これはある意味良いお土産である。


 縁起ものとして。


 まず、金ぴかでない、ほどほどに渋い銀色がよい。発光していないので余計そう映っているが。やはり全体的には渋めである。過去の記事のギラギラ感(キラキラ感?)と比べて渋いというか日本的だと思う。


 自分は、もし美しさを褒める基準というものを外国人に説明とするならば、


西洋的な美しさ → 華麗な美しさ → gorgeous


日本的な美しさ → 優雅な美しさ → graceful


と考えている。


 付け加えれば、中国的な美しさもまたgorgeous、華麗、つまりはゴージャスな文化であるから、そういう意味では華麗な文化は西洋的、というよりは広義の意味では大陸的な文化であるのかもしれない。


 どちらが良いとか悪いとか、上と下とかいうのではなく、単に価値観の違いであるから、それをとやかく言うつもりはない。ただ、むしろ自分が日本人として考えた場合、違和感なくかった部類のお土産である。


*というより他のお土産に違和感がありまくりなので、当然このお土産だって違和感ありまくりなのは言うまでもない。

 

 基本的に今まで自分が買ったお土産の多くは「いやげもの」である。


*いやげもの・・・みうらじゅん氏の造語。もらって嫌な思いをする変なお土産のこと。


 しかし、これは人によっては喜ばれそうな気がする。


・受験生に。

・就職活動中の学生に。

・高校球児等、アスリートの方々に。

・起業家に。

 ・

 ・

 ・


 考えてみれば全国探してもこんなお土産ないだろう。もしかしたら喜ばれるかも?


 日本の民芸品として売らなきゃいいのに、と真剣に考えているのは自分だけだろうか?(いやホント、領収書には「民芸品」と書かれてんのよ、マジで。)


 それに、前述のとおり、さりげない渋めのカラーが結構ナイス。キーホルダーとして飾っても結構違和感ないし、使い勝手もなかなか。


 さらに、訳も正確、購入者の購買意欲も掻き立てるもので、屈折した珍スポットオタクにのみ買って下さいオーラを発していないところもgood!


 個人的にはである、もし漢字キーホルダで、下に英訳をやるのなら、せっかくだからこのくらいい加減にやって欲しい、という気分はないわけでもない。


・雌(lady)・・・ ←何のビデオですか?

・腹(seppuku)・・・ ←なんちゅう強引な解釈!

・厠(toilet)・・・ ←日本人より日本人らしく!

・女(kunoichi) ←そりゃ間違いとは言い切れないが・・・

・痛(pain) ←Sですか?Mですか?


 まあ、あくまで理想論だが、ここまで開き直ったことをやってくれるとしたら、それはおそらく、よほど外国人の参拝者がひきもきらないお寺くらいなんだろうな、と思う。


 とまあ、話が横にそれてしまったが、とにかく、縁起モノアイテムとしては一定の評価を与えたい。ただ一点、これがどこの国のお土産であるかは不明であるとして。


 別に中国のお土産だっていいんじゃないか?ベトナムのお土産だって韓国のお土産だって、要は漢字、東洋という雰囲気さえ出ていればそれでよいのである。


 東洋のおみやげ。


 そんなアバウトさに溢れた、そして日本人もとりあえず民芸品ではなく、「VICTORY」という西洋文字にちょっとエキゾチックな雰囲気に魅力を感じちゃって思わず購入である。


 日本のお土産という考えはどうでもよく、日本人としてもとりあえず購入。もちろん外国人に対して、日本のお土産としてお勧めする気は毛頭ない。どちらかというと自分で持っておきたいアイテムである。


 何度も重ね重ねいうが、郷土色も国の雰囲気も全く存在しない。無国籍土産であることだけは事実である。


 料理はウマけりゃいい、というのがある。しかしお土産はどうだろう?お土産というもはその地に行って来たという、いうなればアリバイみたいなもので、それがなけりゃ行ったことにならない、ということにすらなりかねない。


 しかし、競争社会においては誰しもが勝ちたいと思う。だからこそそんな万国共通の願いを込めているであろう(!?)このキーホルダーは無国籍(風)でありながら誰しもがお土産として価値を持たせられる希少な一品ではないかと思う。もちろん製作者は単なる漢字遊びのグッズに過ぎないと思っているに違いないのだろうが。

*注意 文中に「支那」という表現が用いられておりますが、この内容は決して中国に対する差別ないしは侮辱を意図する表現としての内容としての意味ではございません。予めご了承願います。


 アラビアンナイトにおいてはしばしば「支那の国」という表現が登場する。


 アラブ人の貿易商人等が、遠路はるばる旅した中で目にした異国の話を語るシーンである。


 そこでは国内(イスラム圏)では考えられないような、あるいは珍しい光景が語られるのだが、これが果たして同時代の中国の内容を正確に記述しているのかというと非常に疑問である。


 中には、なぜかイスラム教徒でもないはずの中国人がアラーの神様に祈りを捧げていたり、同じくイスラム教でもないはずの宗教があるはずなのにお祈りの方法がイスラム教にそっくりであったりと、珍妙というか何というか、本当に見てきたのかよっ!と大いに突っ込みたくなるような貿易商はなかなかにチープであって味わい深い。


 フィギュアスケートの荒川静香選手のテーマで話題になったプッチーニのオペラ「トゥーラントッド」においても、これが杜蘭国という中国周辺の王国をモデルにしているのか?という説を当てはめようとする人もいないわけではないらしいが、あまり強引に学術チックは話はすべきじゃないと思う。


 そもそも中国の歴史の話は関係なく、


 遥か東のエキゾチックな地の話


 程度に解釈すべきなのである。


 だから、中国だろうが、日本だろうが、韓国だろうが、とりあえず要望がイスラム圏の人間っぽくない黄色人種っぽい人に見えていればいいのであって、そういう意味では支那の国=東洋くらいに考えればいいと思う。


*余談だがシルクロードの話とかから考ると、東洋=ほぼ中国と考えられる。


 話が長くなってしまったが、パチモンというものはそういういい加減さを前提としているもので、つまり、「明らかに中国らしからぬ表現、例えば


それは中国じゃなくてカンボジアだろっ!


っと突っ込みたくなるような部分が仮にあったとしてもである、なんとなく東洋的な、エキゾチックな雰囲気が醸し出されていればとりあえずOKとすべきなのである。


 だから、もしこのパチモンを買った、少なくとも今のところはほとんどが秋葉原で買った外国人向け(と思われる)お土産なので、これを買った外国の方は、本国に帰るとき、日本のお土産、というよりは、


東洋のお土産


という感覚でこれらのお土産を見るのではないか?そんな気がしてならない。


 というのはである、例えば、日本人がである、もし騎士の像とかをお土産でかうとして、イタリアの騎士はよくて、フランスの騎士もよくて、ドイツの騎士は駄目で、ロシアの騎士も駄目で、スペインの騎士ならOKとか、そういうことはあり得るかというと、それはおそらくない。


 西洋の騎士ならとりあえずOK、とおそらくそのくらいアバウトなんじゃないかと思う。


 日本には、武官の呼称として、侍という独特の呼称が海外にも定着しているが、例えばタイであったりベトナム

であったり、ミャンマーであったり、ラオスであったり、そういう国々の武官の正装とごっちゃになったとしてもであ

る、東洋の侍、ということでとりあえずOK、といういい加減さが意外に通っちゃったりするんじゃないだろうか。


 もちろん、日本人からしてみればあまりにいい加減すぎるしても、西洋人的にエキゾチックであればOK、とそ

んなおおらかさがあるのではないかと思う。


 もちろん、それは日本の侍ではない。あくまで遥か東のエキゾチックな地の戦士である。


 かくしてパチモンは作られていくのである。アニメのキャラクターのように創造的な創作として大成すればそれは決して悪いことではない。


 しかしである、問題は、


 それが真実であると信じて疑わない先入観に基づくところに失笑があり、それ故にパチモンたりうるのである。