先に発表された高校インターハイに続き、高校球児の夢舞台である夏の甲子園大会の中止が決定しました。ギリギリまで検討した結果だそうです。

高校3年生は、目標がなくなり、この先どうしたらいいのか途方に暮れているのではないでしょうか。

このような状況の中では、ボーイズリーグの夏の全国大会も中止の可能性が濃厚になってきました。

野球は、野外での活動なので、室内のスポーツに比べると3密のリスクは少ないものの、ベンチではソーシャルディスタンスは保てず、タッチプレー等では身体接触もあります。グランドへの移動はバスを使います。

国民の自粛の努力で、感染は下火になってきたように見えますが、昨日の政府専門家会議の尾身副会長は「見えない感染は続いている」と発言しています。

一体、どうやって新型コロナウィルスと共存して、野球をすればいいのでしょうか?

4月になってから、全くチームでの練習ができていません。

せめて夏に、支部主催の大会を開催したいのですが、埼玉県は東京、千葉、神奈川と一体で緊急事態宣言が解除されず、学校は、まだ休校が続き、夏休み期間をどうするのかすら発表されていない状態です。 

東京都の高校野球連盟は、夏の甲子園大会の中止が決まったあと、直ちに夏の東西東京大会の開催を発表しました。

目標を立ててくれれば、それに向かって練習も新型コロナウィルス対策も頑張ることができます。

せめて、夏休みに3年生最後の大会をやらせてやりたい。そう願うばかりです。