2月26日(日)
今年最初の公式戦となる「第14回ベースマン杯大会」の1回戦が行われました。
対戦相手は、古豪、草加ボーイズさん。
昨年11月の春季全国大会埼玉県予選では、3対4で惜敗しているので、リベンジを誓っての対戦になりました。
ところが、ベンチ入りメンバーのうち、キャプテンを含む3人が発熱・欠席という思わぬ事態が発生。
チーム内に動揺が走る中、試合が始まりました。
前半は、相手先発投手の速球に手を焼き、守っては強力打線の鋭い打球を外野手が後逸するなどして失点し、追いかける展開になってしまいます。
試合の流れが大きく変わったのは、4対7の劣勢で迎えた6回裏。
2アウトから、9番芳賀くんがセンター前ヒット、1番大友くんがライト前ヒット、2番関上くんがライト前ヒット、3番小池くんもライト前ヒット、4番森本くんがレフト前ヒットの怒涛の5連打で同点に追いつきます。
チームの士気は多いに盛り上がり、その盛り上がりが7回の裏にも続きます。
7回の裏、先頭の6番加藤大誠くんが、しぶとくセンター前に転がして出塁。
7番大熊くんの当たりは相手サードのエラーを誘って、ランナー1・2塁。
8番加藤新くんのピッチャーゴロで、2塁ランナーの加藤大誠くんが3塁タッチアウトとなり、ランナーが入れ替わります。
1アウト1・2塁。2塁ランナーは、チームで1・2位を争う俊足の大熊くん。シングルヒットでも、2塁から十分、ホームを狙えます。
迎えるバッターは、この日2安打を放っている9番芳賀くん。
一打出るとサヨナラの場面。ベンチも保護者席も固唾(かたず)をのんで、バッターボックスの芳賀くんを見つめます。
この皆の視線に応えるように、芳賀くんは、相手投手が投じた初球を強振。
打球は右中間を深々と破ります。

2塁ランナーの大熊くんが、俊足を飛ばしてホームを駆け抜けます。
サヨナラ、サヨナラ・・。ベンチから選手が歓声を上げて飛び出します。

皆のあきらめない気持ちが、サヨナラ勝ちにつながりました。
いやー、しびれる試合でした。
2回戦は、3月5日(日)、強敵上里北武ボーイズさんと対戦します。引き続き、応援よろしくお願いします。