7日8日(日)

第12回全日本中学野球大会・ジャイアンツカップ代表決定戦の1回戦が行われました。

この日は、並行して、ウィルソンサマーカップ埼玉県支部大会の2回戦もあるので、試合をかけもちすることになりました。

【ジャイアンツカップ代表決定戦】

まずは、ジャイアンツカップ代表決定戦。

この代表決定戦に出場できるのは、埼玉県の各リーグの大会で上位の成績をおさめたチーム計8チーム(シニアリーグ4チーム、ボーイズリーグ3チーム、ポニーリーグ又はヤングリーグから1 チーム)。
この8チームがトーナメント方式で戦います。

優勝チームは第一代表として、8月13日から17日までの日程で開催されるジャイアンツカップに出場(決勝戦は東京ドーム)。
準優勝のチームは、群馬県代表と第二代表をかけて戦います。
つまり、ジャイアンツカップに出場するには、3勝しなければなりません。

大宮七里ボーイズは、先日のボーイズリーグ選手権大会埼玉県予選で3位となったため、代表決定戦の出場権を獲得し、チーム結成以来、初めての試合に臨みました。

1回戦の相手は、埼玉県のシニアリーグNo1の大宮シニアさん。
試合会場は、大宮シニアさんの専用グランド。
このグランドには初めて来ました。

朝7時に現地に到着すると、大宮シニアさんは、既に、マシンを使ってバッティング練習中。

「いったい何時から練習しているんだろう?」

大宮シニアの保護者の方々も、たくさん集まっていました。

「専用グランドを持っているのは、羨ましいけど、保護者も大変だなあ。」

早速、大宮七里ボーイズもグランドに入って、アップとキャッチボールをしようとしたところ、シニアリーグのルールで、7時30分までグランドに入ってはいけないとのこと。

見ると、大宮シニアさんは、マシンを撤収して、グランドの外で待機しています。

7時30分になったので、スパイクを履いてグランドに入ろうとしたところ、ここでも、資格審査が終わるまでは、スパイクは履かずアップだけやるようにと言われてしまいました。

登録選手の確認や用具チェックを行う資格審査も、資格審査証なしで行われ、シートノックの時間も、ボーイズリーグより2分長くて7分間。

リーグによって、決まりごとが違っていて、指導者も選手も戸惑ってしまいます。

9時前に試合開始。

大宮七里ボーイズの先発投手は、速球派エースの齋藤(大)くん。

ところが、制球が定まらず、ボールが高めに浮いてしまいます。

見ると、マウンドが、ほとんど平らで、傾斜があまりありません。

一方、大宮シニアさんの先発投手は、右腕のアンダースロー投手。

「さては、アンダースローのピッチャーに有利なマウンドにしたのかな?」

齋藤(大)くんの制球が定まらないと、相手ベンチから、「まだ、マウンドに慣れてないぞ!」という声がかかります。

なにもかも戸惑ってしまったことが、試合にも現れて、結果は、2対9で敗戦。




大宮七里ボーイズ自慢の投手陣が失点し、打線も単打は出るものの、大宮シニア打線のように長打が出ず、力負けしてしまいました。

第二試合は、狭山西武ボーイズさんが、庄和シニアさんに6対1で勝ち、 第三試合では、大宮シニアさんに6対5で勝ったとのこと。

もう一つの会場の武蔵狭山ボーイズ球場の方は、武蔵狭山ボーイズさんが第一試合で上尾シニアさんに7対3で勝ち、第三試合には、埼玉ポニーさんに7対0で勝ってきた熊谷シニアさんに5対4で競り勝ったとのこと。

この結果、シニアのチームは全滅し、15日(日)の決定戦(第一代表決定戦)には、ボーイズリーグの2チームが進出することになりました。
ここまできたら、第二代表決定戦でも群馬代表に勝って、武蔵狭山ボーイズ、狭山西武ボーイズともに東京ドームに行ってもらいたいものです。

【ウィルソンサマーカップ埼玉県支部大会】

ジャイアンツカップ代表決定戦で大宮シニアさんに敗れたため、急ぎ荷物をまとめて、全員で、試合会場の安比奈親水公園球場に移動。

第三試合に越谷ボーイズさんと対戦しました。

ウィルソンサマーカップ埼玉県支部大会は、3年生にとっては最後の公式戦。

そのため、レギュラー組の2年生は出場させず、これまで控え組としてチームを支えてくれた3年生全員が出場できるようオーダーを組んで試合に臨みました。

結果は、0対3で完封負け。
越谷ボーイズさんのエースの気迫に押されてしまいました。

試合終了後は、指導者が、一言ずつコメント。


最後に記念撮影。



既に、野球特待生で私立への進学の意思を固めているもの、県立高校合格を目指して受験勉強に入るもの。
県立高校受験組は、今度の日曜日に北辰テストが待っています。

約2年半、一緒に戦ってきた仲間も、明日からは、それぞれの道を歩むことになります。

3年生は、まだ練習試合や合宿もありますので、可能な限り、参加し、自分の技術を高めるとともに、後輩たちの良きアドバイザになってほしいと思います。