3月21日(水・春分の日)
今年は、例年に比べて、たくさんの6年生が保護者の方と参加してくれました。
「コミュニティセンターいわつき」にて、第3回入団説明会を開催しました。
入団を決めた子供たちは、ユニフォームのサイズ合わせ。
中学生になると、体も大きくなっていくので、先を予測しながらのサイズ合わせも大変です。
入団説明会では、まず、信方代表が、プレゼンテーションソフトのスライドをスクリーンに映しながら、ボーイズリーグの概要や大宮七里ボーイズの沿革、指導方針、活動内容等を説明。
長岡監督やコーチ陣からは、野球に取り組む意識や故障をしない投げ方等の基本の重要性について、具体例を挙げた話がありました。
「野球がうまくなる秘訣は、監督やコーチに言われてやるのではなく、分からないことは積極的に聞いたり、プロ野球選手の動画を見て真似してみたりするなど、自分から学んでいく姿勢をもつこと。」
「親に言われなくても、体を大きくするために、自分で意識して、ご飯をたくさん食べること。」
「ランニングや素振り、ストレッチなど、家でやれることは、毎日の習慣とすること。」
中学生で、硬式野球を選択する子供たちは、小学生時代、チームのレギュラーとして活躍してきた子がほとんどです。
皆、高校、大学、社会人、そして、プロで野球をやりたいという夢をもっています。
しかし、この夢は、そう簡単には叶いません。
子どもたちが抱く夢の世界は、氷山のように、上に行けば行くほど狭くなり、レギュラーになったとしても、次にうまい選手が入ってくると、その座を奪われてしまう厳しい世界です。
実際、ボーイズリーグだけでも、全国大会に出場するチームの子供たちは、「本当に中学生?」と驚かされるほど、体が大きく、パワーあふれる子供たちばかりです。
こうした子供たちは、野球特待生として、甲子園常連の高校に進学していきますが、1学年で4、50人もいる野球部の中で、レギュラーを取るの大変なことです。
この夢は、誰かから与えてもらうものではなく、自分の努力でつかみ取らなければならないものです。
入団説明会を終えた時点で、新入団の子供は、18名。ジュニア、レギュラーともに大会で優勝したことが、反映したようです。
この子供たちの夢が実現できるよう、ご家庭とも連携を図り、支援していきたいと思います。
この支援の一貫として、今年は、3月31日(土)に、特別講師を招聘した親子野球講座を開催することにしました。
在団生、保護者、指導者も全員受講します。
演題は、「スポーツマンシップと基本マナー〜自分をアピールする人になろう〜」
講師は、HANA Styleupの中村則子 先生
最近は、指示待ちで、自分をアピールすることが苦手な子供が多いので、まずは、メンタル面の強化から取り組んでいきます。