3月11日(日)

第9回ベースマン杯大会2日目。
2回戦と準々決勝が行われました。
 
大宮七里ボーイズの試合会場は、本庄市にある児玉総合運動公園野球場。
朝早くから、たくさんのご家族が応援に来てくださいました。
 
【2回戦】
2回戦の相手は、この野球場をホームグランドにしている本庄ボーイズさん。
 
全国大会への出場経験もある強豪で、昨年、この大会で優勝したチームです。
 
1回の表、先発、齋藤大くんの立ち上がりを、本庄ボーイズ打線が襲い掛かり、犠牲フライと二塁打などで、いきなり3点を取られてしまいます。
 
予想外のビハインドに動揺したのか、大宮七里ボーイズ打線は、相手先発投手の低めに落ちる変化球を打ちあぐね、3回までノーヒット。
 
しかし、4回の裏に、ビッグイニングがやってきます。
フォアボールやエラーで出たランナーを、小川くん、津久井くんがタイムリーヒットで返して、一挙7点を奪って逆転します。
 
先発の齋藤大くんも2回以後は立ち直り、5回まで、本庄打線を散発2安打の0点に抑え、6回からリリーフで登板した津久井くんも、ヒット1本の好投を見せてくれました。
 
結果は、3対7☓で、みごと逆転勝ち。
 

【黙とう】
この日は、3.11東日本大震災から、ちょうど7年目を迎えました。

被災地は、まだ復興の途中で、今なお避難している人は約7万3000人に上るそうです。

そこで、ボーイズリーグ埼玉県支部では、震災が起きた時刻に合わせて、第3試合の前に参加者全員で、亡くなれた方に哀悼の意を込めて、1分間の黙とうを捧げました。

野球ができる幸せを強く感じる時間になりました。


【準々決勝】
 
準々決勝は、第2試合で、新座ボーイズさんに5対3で勝利し、勝ち上がってきた川越初雁ボーイズさんと対戦。
 
先発は、齋藤怜くん。
3回の表、1アウトランナー1・2塁のピンチを迎えます。
 
相手2番打者は、定石どうりの送りバント。
 
これが小フライとなり、ファースト新(あたらし)くんが猛ダッシュ。
新くんは、地面すれすれで、打球を好捕し、すぐさま、2塁へ送球。
飛び出していたランナーはタッチアウトでダブルプレー。
 
このピンチをしのいだ齊藤怜くんは、5回を完封。
 
打線は、初回のみ3者凡退に打られましたが、2回以降は、石田くん、新くんのタイムリーヒットなどで、毎回得点。
 
ベンチ入りした1年生も、大きな声で応援し、チームを盛り上げます。
 
5回裏に、稲垣くんがセンターオーバーのツーベースヒットで出塁すると、続く渋谷くんも、センターオーバーのエンタイトルツーベースヒットを放ち、稲垣くんが還って1点追加。
 
得点は、0対7となり、大会規定により、5回コールド勝ちしました。
 
【コールドを決めるエンタイトルツーベースを放った渋谷くん】
 
今年の2年生は、昨年の1年生大会「読売旗争奪山下杯親善野球大会」で優勝し、大いに期待されていたのですが、その後の大会は、なかなか結果が出せずにいました。
 
そのため、オフシーズンは、体幹トレーニングや基本練習を繰り返し、2月は、強豪チームとのオープン戦を行って、自分たちに足りないものを見つけてきました。
その成果が、今回の大会に表れてきたと思います。
 
次は、来週の日曜日(3月18日)、日高ボーイズグランドにて、第2試合に準決勝です。
勝つと、決勝進出。
 
悲願の優勝を目指して頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。