吉野 敏明さんのFB記事から
【聖人は難病を治すのではなく未病を治す =並の医者は臓器を治し、良い医者は患者を治す。しかし、真の医者は世の中を治す】難病である癌や脳梗塞。いずれも死亡順位の最も高い病気です。脳梗塞は発症してしまったら言語障害、麻痺や認知症、そしてリハビリとの戦いであり、患者のためにも、介護をする患者家族のためにも、国家医療財政のためにも脳梗塞発症前の『未病』の状態で治療すべきです。この『未病』という言葉と概念は、実は前漢代に編纂された中国最古の医学書『黄帝内経』に出てくる古くて新しい言葉てす。
未病とは、
・未病Ⅰ・・・症状はあるが、一般検査値が正常な場合
・未病Ⅱ・・・症状は無いが、一般検査値が異常な場合
・未病Ⅲ・・・西洋医学的精密検査をしても原因不明な場合
が定義です(未病システム学会より)。
『黄帝内経』は、『鍼経』と『素問』の合計18巻であり、『素問』が理論的であるのに対し、『霊枢』はより実践的に記述されています。『素問』の内容は医学にかぎらず、易学、天候学、星座学、気学、薬学、運命学と広くさまざまな分野に及び、医学書というより科学書と呼ぶべきであるという意見もあり、道教にとっても原典の一つとされています。
この『黄帝内経』は、わたしが経営セミナーの組織論や東洋医学セミナーで用いている『陰陽五行説』に則り記載されております。
もちろん、わたしが癌やうつ病など、様々な疾患で多用しているメタトロンもこの『陰陽五行説』に則っているのみならず、未病治療にもメタトロンは非常に大きく貢献しています。
興味深いことに、この『黄帝内経』の写本が日本では私の愛読書である、吉田兼好の徒然草にでてくる『仁和寺にある法師』の京都の仁和寺に、日本最古の『黄帝内経太素』が所蔵されているのです。
さて、『未病』という用語は、『黄帝内経』で初めて使用された、非常に古くからあり、また長く使われている概念です。
『黄帝内経』のなかに、下記一文があります。
「聖人は既病を治すのではなく、未病を治す」
既病とは、既に症状が出ている状態。『黄帝内経』では未病とは病気(病原体)は体内にあるのに、症状が体表面に出ていない、しかし治療しなければ早晩発症が必至な状態をさします。
癌や脳梗塞こそ、未病での治療が医学的にも倫理的にも家族的にも、マクロ経済的にも、家計であるミクロ経済的にも重要なのです。
『並の医者は臓器を治し、良い医者は患者を治す。しかし、真の医者は世の中を治す』
この未病治療に関して、中国古典の『韓非子・喩老』に、名医『扁鵲(へんじゃく)』と、蔡國の王である桓公についての記載があります。
病気を未病で治療することが、いかに大切であるかの最古の記載ですので引用します。
紀元前356年に、桓公は扁鵲のことに興味があって、彼を招待しました。
扁鵲は桓公を一目見て、「王様の表皮には病気があるので、治した方が良いです」とアドバイスしました。
しかし桓公は『病気でもないのに、わたしが治したとして、自分の治療の実績にしたいだろう』と思って、扁鵲を相手にしませんでした。
10日にたって、再び扁鵲は桓公に会いました。
その時に「王様の病気は、もう肌に入ったので、すぐ治した方が良いでしょう」とアドバイスしましたが、またも桓公には無視されました。
さらに10日にたって、扁鵲は「すでに病は胃腸に入りました。早く治さないと大事に至ります」と桓公にアドバイスしたのですが、自覚症状もなく、自分はどこも悪くないと思ってる桓公は、今回も扁鵲を相手にしませんでした。
その後再び10日が経ちました。扁鵲は桓公に会ってから、一言も言わずにその場を離れました。不審に思った桓公は使いをやって理由を聞きました。
扁鵲は「病は表皮に止まる時に湯熨で治せた、肌に入ったら鍼灸で治せた、胃腸に入った場合は火剤で治せた。しかし、病もう骨髄に進入したので、打つ手もうない。王様は死ぬしかない』と言って、秦の國に亡命した。
桓公はそれから5日後いきなり倒れて、動けなくなりました。人をやって扁鵲を探したが、みつかりませんでした。しばらくして、桓公は亡くなりました。
さて、みなさんも思い当たる節はありませんか?
歯が痛くなってから歯科医院を受診したら、歯を抜く、神経を抜く、といわれた、などが典型的な例です。
痔かとおもって放置していたら、末期直腸癌だった、という例もわたしは何度も体験しています。
目が斜視になってきて、疲れ目かとおもったら、脳梗塞だったという例も体験しています。
歯ぎしり・食いしばりが酷く、肩こりや頭痛が酷かったら既にバセドウ病になっていた、という例も何度も診ています。ちなみに食いしばりや歯ぎしりで蝶形骨が変形すると脳下垂体に圧力がかかり、TSHという甲状腺刺激ホルモンが過常分泌になったり、分泌されなくなったりして、バセドウ病や橋本病の遠因になちます。
未病治療こそ、臓器も患者も世の中も治す治療である、と確信してわたしは人生を賭けて未病治療の構築を進めています。
病気になってからでは、お金も必要、家族の協力も必要、精神力も必要。
でも未病での治療は非常にお金も労力もがかからないので??
『痛くなった直ぐセデス』ではだめです。その痛みは脳梗塞や心筋梗塞未病状態かもしれないのです。
編集後記 病気になる前の治療??
サイバー空間情報局。 発行者 感謝教教祖 高澤 ??
