ある日
部屋の大掃除のあと
横になり
ぼーっとしていたら
何故か頭に
浮かんで来たのが
別れた旦那の お義父さん
・・何で 思い出すんだろう・・・
そう言えば その頃
ふと 夜中に目が覚めて
台所に行くと
誰かが立っている様な
気配が何度かあって
気にせず スルーしていたら
ある時 通り過ぎざまに
ちらっと 右手と
腰の部分が視えた
その右手の
ゴツゴツした感じが
長年農家をやって来た
お義父さんにそっくりで
まさかな・・と 思った
やがて 暫くすると
結婚していた頃
うちの農園のイチゴを
購入してくれていた人から
" また イチゴをお願いしたいの "
と 私の携帯に注文が入って来て
久々に 別れた旦那に
連絡をとる事になった
旦那に その人からの
注文内容を伝え
電話を切る際
気になっていた事を 聞いてみた
" ねぇ 私達が別れたこと
皆んなで お義父さんのせいにして
責めたりとかしてないよね・・"
すると 彼はこう言った
" ・・・親父のせいに・・・
した・・・事があった・・・・
"
それから 彼と
" 別れたのは 最終的に
私達２人の決断で
周りは関係なかったよね " と話し
自分の事も 皆んなの事も
離れたからこそ
気付けた事が沢山あった
いろいろあったけれど
今は 心から感謝してる
" 本当に 有難うございました "
そう思っていると言う事を
いつか お義父さん達にも伝えてほしい
・・と お願いした
私達は それぞれに
それぞれの選んだ道を
逞しく 生きている
" 一つ一つ 終わらせて行く "
この意識って とても大切
そして 終わらせるから
始まって行くんだ