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ROBOTIC JUNGLE

トランスフォーマーを中心とした玩具レビューブログ。
インディ・ジョーンズのファンサイトも兼ねています。
気ままに更新します。
(旧ブログ名:『OMI'S TF REVIEW』)

私のコレクションのうちのほとんどは、高校2年以降に自分で購入した物です。

幼少期に親や祖父母に買ってもらった物もいくつかありますが、当時は玩具を乱暴に扱っていたこともあって今やそのほとんどがジャンク品と化しています。

しかし、当時の乱暴な扱いに耐え抜いて現在でもなんとか一命を取り留めている玩具が稀に存在しています。

今回は、そんな幼少期に遊び尽くした思い出のアイテムの紹介です。

 

恐竜参謀 ガイルダート

                   ■玩具シリーズ:ビーストウォーズネオ

                   ■登場作品:ビーストウォーズネオ

                   ■所属:デストロン

                   ■入手:アニメ放送当時、祖父母に買ってもらいました

 

○ビーストモード


ビーストモードはトリケラトプス。

皮膚の質感までリアルに再現されており当時の開発担当者の気合いが伝わってきます。

 

リアビュー。

尾が曲がった状態で造形されている為、躍動感があります。

また、後ろから見てもロボットモードの要素がほとんど見えないようになっています。

 

BWネオ玩具の最大の特徴は、「国産」である点でしょう。BWネオ以前のBW玩具はライオコンボイ等を除いたほぼ全てのアイテムが海外製品の流用であった為、BWネオ玩具はいわば「BW界初の本格的な国産シリーズ」でした。それ故に当時の開発担当者も相当気合いが入っていたのか、ネオ玩具は以前の玩具と比べてビーストモードのリアルさとロボットモードのかっこよさがかなり高い次元で両立されていたように思えます。

 

ってえええ・・・

こちらはガイルダートの公式第三形態、”デッドフェイクモード”です。

読んで字の如く、死んだフリ形態です。

 

開発担当者の気合いが入りすぎた結果なのか、謎の第三形態が搭載されたアイテムが多かったのもBWネオ玩具の特徴の一つです。その中でもこのガイルダートの死んだフリ形態は群を抜いて衝撃的でした笑 しかも肉や骨の再現が無駄にリアルであり、開発担当者の死んだフリへのこだわりさえ感じられます笑

 

この気持ち悪いデッドフェイクモードがアニメで使われることはもちろんありませんでしたが、「ガイルダートは死んだフリが得意」という設定はアニメ終盤に意外な形で活かされることになります。

 

ちなみに私はTレックスよりも断然トリケラトプス派です。

 

○変身

BWネオ玩具はリアルなビーストモードとかっこいいロボットモードが両立された一方で、その代償に変形が著しく難化してしまったという欠点もありました。

ガイルダートもその例に漏れずなかなかの変形難易度であり、当時5歳だった自分にはかなり厳しい変形でした。

 

○ロボットモード

トリケラトプスの頭部がそのまま右腕になる大胆なデザイン。
ボディのデザインやガワの配置から、どことなく鎧を身に纏った騎士のようなデザインに見えます。

 

リアビュー。

 

フェイスアップ。

険しい顔立ちです。

 

尾は専用銃の「テールシューター」になります。

左肩にミサイルを収納しておけます。

 

そしてガイルダートの必殺技といえば何と言っても、トリケラトプスの角から雷を放つ「サンダーホーン」でしょう!!この技でサイバトロンを幾度となく苦しめました。
 

ガイルダートはマグマトロン率いる恐竜部隊の副官として活躍しました。自分の手柄や地位を気にする野心家である一方、マグマトロンへの忠誠心も強く、武人としての誇りも持ち合わせたキャラでした。

 

そんなガイルダートのかっこよさが存分に発揮された回がアニメ第32話・「戦え!サイバトロン」でした。
サイバトロン・デストロンに次いで登場した謎の第三勢力・ユニクロンはその圧倒的な強さでマグマトロンを一瞬にして葬り去ります。それを見た恐竜部隊のメンバーはユニクロンへ寝返ろうとしますが、デストロンとしての誇りを重んじたガイルダートはそれに反発。他のメンバーの反感を買ったガイルダートは宇宙船・ダイナソアから宇宙空間へ追放されてしまいます。
そして残りの恐竜部隊はユニクロンへの手土産とする為にサイバトロンを急襲します。ダイナソアに備わるワープ装置を駆使してサイバトロンの宇宙船・ガンホーに侵入し、サイバトロンをあと一歩のところまで追い詰めますが…

 

「死んだフリは俺の18番だ」

宇宙空間に放たれたガイルダートは実は生きており、他のメンバーがガンホーに移動した隙を見て密かにダイナソアに帰還しました。

現デストロンの状況を冷静に分析し、今のデストロンにユニクロンに対抗する力が無いと悟ったガイルダートは、ユニクロン討伐をサイバトロンに託すことを決意していました。そして、ダイナソアに備わるワープ装置で恐竜部隊のメンバーをガンホーから強制的に追い出し、サイバトロンを助けたのです。
最後はガンホーに敬礼し、サイバトロンの健闘を祈りました。

 

この回のガイルダートは本当にかっこよく、まさか「死んだフリが得意」という設定がこんなすばらしい形で活かされるとは思ってもいなかったのでとても感心した記憶があります。

 

「お互い大変だよなあ」

夢の競演がついに実現!!実はこの二人は同じ声優(金子はりぃさん)が演じていました。

言われてみると両者とも戦略家だったり、個性的な上司や部下に振り回される副官ポジションだったりと何かと共通点が多かったように思います。二人とも私が大好きなキャラクターなので、きっと私はこの手の立ち位置のキャラクターが好きなんだと思います笑

 

それにしてもガイルダート小さすぎませんかね・・・

 

以上、ガイルダートのレビューでした。

手にしてから既に20年以上の月日が経っている為、塗装が剥がれている箇所が多く、ボールジョイントも緩んでしまっていますが、そのかっこよさは全く色褪せていません。リアルなビーストモード、かっこいいロボットモード、そしてトランスフォーマー界屈指の馬鹿ギミック(褒め言葉)とBWネオ玩具の良さが詰まったアイテムになっています。きっと一度手に取ってみれば当時の開発担当者の息遣いが感じられるはずです。

 

さて、今回急にこんな懐かしのアイテムを取り上げたのにはきっかけがあります。
それは先週に両親、妹、祖父母と旅行に行ったことです。
小さいころは優しい祖父母が大好きで会えばたくさん話していましたが、年を重ねるにつれて何を話せばいいかよくわからなくなっていき、今回の旅行もそんなに会話をしないまま終わってしまいました。しかし、帰り際に名残惜しそうにしている祖父母の姿を見て、「もっと話してあげれば良かったな」と急に後悔の念が込み上げてきました。そして旅行から帰ってきて無性に当時祖父母に買ってもらった玩具で遊びたくなったのです。
今でもあの時買ってもらった玩具を部屋に飾っていることを伝えたら祖父母は喜んでくれるでしょうか。

次に祖父母に会う時は、「あの時はおもちゃをたくさん買ってくれてありがとう」なんて伝えてみようかなと思います。
 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。