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ROBOTIC JUNGLE

トランスフォーマーを中心とした玩具レビューブログ。
インディ・ジョーンズのファンサイトも兼ねています。
気ままに更新します。
(旧ブログ名:『OMI'S TF REVIEW』)

もしも子供にトランスフォーマーを買い与えたら…

おそらくほとんどの子供はお気に入りのキャラを何度も変形させたり、玩具同士を激しく戦わせたりするでしょう。私もそうでした。そしてその結果、玩具が壊れてしまうことも多いでしょう。

今でこそ「あの時は勿体ないことしてたなー」と思うこともありますが、それだけたくさん遊んだ結果として壊れてしまったのならば、きっと玩具にとってはそれもまた本望だったことでしょう。 

では、逆に玩具にとって悲しいことは何でしょうか。それはきっと「せっかく買って貰ったのに全然遊んで貰えないこと」ではないでしょうか。

私のコレクションの中にも、幼少期に買って貰ったにもかかわらず残念ながらとある事情でほとんど手にしてこなかった玩具が存在しています。今回はそんな悲運のアイテムの紹介です。

 

破壊工作兵 デッドエンド

                   ■玩具シリーズ:ビーストウォーズネオ

                   ■登場作品:ビーストウォーズネオ

                   ■所属:デストロン

                   ■入手:フリーマーケットで祖父母に買って貰いました

○ビーストモード

ビーストモードはアンモナイト。

ビーストウォーズネオ期特有のぶっ飛びチョイス。

奇抜ながらもどこか幻想的なカラーリングが目を引きます。

「貝類から変形する唯一のトランスフォーマーだ!」とドヤ顔で書き込もうと思っていましたが、

ちゃんと調べてみるとアンモナイトは貝類ではなく頭足類というイカやタコの仲間だそうです。

勉強になりました。

 

リアビュー。

 

ビーストモードでの可動はありません。っていうか別に要りません笑

(正確には頭部が僅かに動かせます。)

 

シュール!

不思議なことに見慣れるとだんだん可愛く見えてきます笑

 

○変身

言ってしまえば変形というよりも「殻の中に閉じ込められた人を救い出す作業」って感じです笑

殻の中から救い出す作業自体はそこまで難しくはないのですが、ビーストモードに戻す際に再び殻の中に閉じ込める作業がなかなか難しいです。そして、私がデッドエンドに長らく触れてこなかった元凶こそがその難解な戻し変形にありました。変形が複雑なトランスフォーマーは他にいくらでもいますが、こいつに関しては不幸なことにフリーマーケットで中古品を購入した為、説明書が無かったのです。

入手当時5歳くらいだった自分にこいつを説明書なしでビーストモードに戻す力は当然無く、「これは一生変形できない!」と決めつけて長らく手を付けることなく放置することとなりました。

時は流れて十数年後、再びトランスフォーマーにハマった際にこいつの存在を思い出し、おもちゃ箱の底で文字通り化石と化していたこいつを発掘しました笑。そしてインターネットでデッドエンドのレビュー記事を検索し、十数年越しの戻し変形に無事成功しました。

 

○ロボットモード

両肩に配置された巨大な殻と胸部に配置されたアンモナイトの頭部がとにかく目を引くロボットモード。

前面に押し出されたアンモナイトのクリーチャー感に幻想的なカラーリングも相まって、

どこか妖しげな雰囲気が漂うデザインとなっています。

 

リアビュー。

 

フェイスアップ。

魚介系トランスフォーマー特有の生っぽいデザイン。

 

触手の一部を取り外すと専用銃の「デッドガン」になります。

肩が横に上がらない為、可動範囲はイマイチです。

 

そしてデッドエンドの代名詞といえば、肩から殻を射出する必殺技「スパイラルボム」でしょう!!
アニメでは写真の様に勢いよく射出していましたが、
残念ながら玩具では射出というよりもその場でぼとっと落下する程度です。
射出ギミックがあるのは右肩のみですが、左肩の殻も取り外すことが出来ます。
また、トップ画の様に殻の上に乗って飛行することも可能でしたが、アニメでの使用頻度は低めでした。
 
2枚の巨大な殻を自在に操り、多方面からの攻撃も完璧にガードする!!
・・・的な描写はアニメでは全くありませんでした笑
デッドエンドは「戦うことが生きがいの寡黙な武人」といったキャラであり、その寡黙さが仇となったのか、ビーストウォーズネオのレギュラー陣の中ではいまいちインパクトに欠ける存在でした。おまけにビーストウォーズネオのレギュラー陣で唯一トリプルチェンジギミックを与えられておらず、我が家での扱いに限らず何かと不遇なキャラだったように思えます。
 せめて画像のようにスパイラルボムを盾として使用したり、「1枚目を発射後、全く同じ軌道で2枚目を発射」とか「発射した殻に隠れて自身が攻撃」とかもう少し巨大な殻を活かした戦い方をしてくれると個性が発揮できて面白かったかもしれません。※すみません、一部るろうに剣心からのパクリアイディアです。
  

以上、デッドエンドのレビューでした。

「俺たちに変形させられないものはない!」的な当時の開発担当者の意地とプライドが感じられるアイテムです。変形の面倒くささや可動範囲の狭さやなど不満もありますが、アンモナイトというモチーフを存分に活かした幻想的なデザインと斬新なギミックを兼ね備えており、なんとも不思議な魅力を持っているアイテムだと思います。
幼少期に全く手を付けなかったデッドエンドでしたが、今回のレビューを通じてとても楽しく遊ぶことが出来、こいつも玩具としてようやく報われたのではないかと思います! 

 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。