1994年生まれの私は所謂”仮面ライダー空白世代(?)"の端くれであり、仮面ライダーのTVシリーズが放送していなかった時期に幼年期を過ごしました。
そんな私が初めて仮面ライダーと出会ったのは、平成ライダーシリーズの第1作目・仮面ライダークウガの放送開始を間近に控えた頃でした。
ある日突然、父親が仮面ライダーアマゾンのビデオを借りてきたのです。
仮面ライダーアマゾンを観たことが無いという方の為に本作の大筋をざっくりまとめると、
「ジャングル育ちの青年がトカゲをイメージした異形の戦士に変身して野性的な必殺技で敵を惨殺する」
といった感じです笑 アマゾンのデザインを見ただけでも伝わるかと思いますが、ようするに仮面ライダーシリーズ屈指の異色作です。
奇声・雄叫びをあげながら噛み付き攻撃やひっかき攻撃で敵に襲い掛かり、最後は腕に付いた刃で敵を切り裂き、敵は大量の体液を撒き散らしながら死んでいく…当時5歳だった私にとっては刺激が強すぎる作品でしたが、私はそのグロテスクな刺激と何処か哀愁漂うストーリーに不思議な魅力(今思えば大人の世界に一歩足を踏み入れたようなワクワク感のようなものだったかもしれません)を感じ、あっという間に仮面ライダーアマゾンの虜になりました。
その結果、私は仮面ライダーをアマゾンしか知らない故に「仮面ライダー=アマゾンみたいな作品」という歪んだ価値観を持った哀しきモンスターのような少年となってしまい、後に始まった仮面ライダークウガのテイストがあまりにもアマゾンとかけ離れていた為に平成ライダーに全くハマれなかったという弊害が生じました笑
さて、そろそろ「長々とトランスフォーマー関係無い話してんじゃねえよ」という声が聞こえてきそうなので本題に入らせていただきたいと思います。今回なぜ突然こんな話を切り出したかと言いますと、
今回紹介するTFが何処と無く仮面ライダーアマゾンに似てると思ったからなんですよね…
処刑忍者 ドランクロン
■玩具シリーズ:ビーストウォーズネオ
■登場作品:ビーストウォーズネオ
■所属:ブレントロン
■入手:上野のホビーオフで中古品購入
○ビーストモード
ビーストモードはオオトカゲとトンボの融合獣。
ビーストウォーズ後期に登場したフューザー戦士(2種類の動物が融合したビーストモードを持つ戦士)の一体であり、玩具としては海外で発売されたスカイシャドウのリカラーアイテムです。
その性質上フューザー戦士のビーストモードはとんでもないデザインになっている事が多いですが、
このドランクロンは2種の生物の融合バランスが丁度良く、とてもかっこ良く纏まっています。
リアビュー。
全体的にトカゲの要素が強いですが、背中~尾はトンボで構成されていることがわかります。
背中にある"第二の顔"が異彩を放っています。
ビーストモードでは口が開閉し、脚部もボールジョイントで自由に動かせます。
2足歩行形態風にすることも可能です。
レバー操作で後ろ翅が開閉します。
さらに、尾の付け根のスイッチを押すと尾の先端から「クラップミサイル」を発射出来ます。
クラップミサイルはトリモチ状のミサイルであり、相手の動きを封じる為に使用します。
背中に"第二の顔"があることで尾からミサイルを発射することの説得力が増しています。
早速仮面ライダーアマゾンとコラボレーション!
カラーリングも相まって親和性がすごいです!!
「トカゲがモチーフ」、「緑色のボディ」という特徴が仮面ライダーアマゾンと一致しており、
「赤いトカゲの頭部」と「翅がある」という特徴はアマゾンの相棒・ジャングラーとも一致しています。
という訳で俺ユニバースでは、
ドランクロンは「ジャングラーに乗った仮面ライダーアマゾンをスキャンして生まれたトランスフォーマー」
というスーパー俺設定を付与して遊んでいます笑
○変身
”これぞトランスフォーマーのお家芸!”と言える芸術的な変形が楽しめます。
特にビースト頭部と背中のパーツが回転してロボットモードの両腕になる変形は圧巻であり、
このダイナミックなパーツ移動はアニメの変身バンクでも印象的でした。
○ロボットモード
クリーチャー感が前面に押し出されており、ロボットというよりも”怪人”を彷彿とさせるデザインです。
ビーストモード時よりもボディの緑色が強調されており、アマゾンライダーっぽさも増しています。
リアビュー。
ミサイルが顔を貫いていますが気にしてはいけません。
ビーストウォーズではよくあることです。
フェイスアップ。
カラーリングも相まってアマゾンライダーっぽくも見えますが、
形状的に最も近いのはエイリアンだと思います。
手足はボールジョイントで割と自由に動かせますが、
腰の回転が無くボディ前面の翅パーツも干渉する為、意外とポージングには苦労します。
以上、ドランクロンのレビューでした。
流石ビーストウォーズ後期アイテムとだけあって”変形するアクションフィギュア”というビーストウォーズのコンセプトが突き詰められた一品だと思います。有機的なエッセンスが極限まで強調されたデザインはロボットというよりも正にアメコミヒーローそのものであり、そういう意味では今回仮面ライダーアマゾンと重ねてしまったのも我ながら納得です。仮面ライダーアマゾンのように敵に飛び掛かる構図が良く似合うので、手にした際はロボット玩具らしからぬ野性的な戦闘アクションを楽しんでいただきたいです!
それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。




















