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ROBOTIC JUNGLE

トランスフォーマーを中心とした玩具レビューブログ。
インディ・ジョーンズのファンサイトも兼ねています。
気ままに更新します。
(旧ブログ名:『OMI'S TF REVIEW』)

2025年11月末、スリランカにサイクロンが上陸し、スリランカ全域に壊滅的な被害をもたらしました。

 

私が『魔宮の伝説』の旅でスリランカに入国したのが昨年の11月30日であり、もしも計画が1年遅れていればちょうど今年の今頃にスリランカへ行っていたことになります。

 

もしそうなっていれば旅程の大幅な変更や渡航自体の中止を余儀なくされたでしょうし、何なら私自身が現地で災害に巻き込まれていたかもしれません。そう考えると、遠い異国の出来事とはいえとても他人事とは思えません。自分が訪れた場所も甚大な被害を被っているようであり、報道を見て心が痛みました。

 

たった5日間滞在しただけではありますが、『魔宮の伝説』の旅を通じてスリランカへの愛着はかなり深まっており、『魔宮の伝説』の大ファンとしても聖地であるスリランカに少しでも貢献したい気持ちは強いです。

 

微力ではありますが、まずはこのブログでスリランカの魅力を発信することで、「復興したらスリランカに行ってみたい!」という方を一人でも増やせたらなと思っています。

 

頑張れスリランカ!!

 

インディ・ジョーンズ ファンが行く!

『魔宮の伝説』の旅 スリランカ編 PART6

■旅行日:2024年11月30日~12月7日

 

前回までのあらすじ:スリランカ3日目に現地ツアーに参加し、ようやく落ち着いて観光を楽しむことができた臣。配車アプリ・Uberも奇跡的に復活し、トラブルの温床であった"流しのトゥクトゥク"からも解放。サギー教の黒い眠りから目覚めたインディの如く、ここから臣の反撃が始まるのか…!?

 

現在地:Ceyloni City Hotel(キャンディ中心部のホテル)

 

〇Trailer

 

 

 

スマホ用URL:インディ・ジョーンズ『魔宮の伝説』の旅 #10

 

〇歯の魔宮

2024/12/3、AM8:00。スリランカ4日目の朝を迎えました。

 

この日はキャンディからコロンボへの移動日であり行程には比較的余裕があったため、まずはホテルで念願のモーニングをいただきました。(昨日までは早朝から行動開始する日々が続いており、ちゃんと朝食をとったのはこの日が初めてでした。)

 

トーストとフルーツをどっさり盛ってくれたのですが、普段トースト1枚しか食べない私には多すぎました笑 右端で見切れているオムレツが焼き立てで美味しかったです!

 

朝食を食べ終え、市内観光へ。

キャンディで最も有名な観光地『仏歯寺(佛歯寺)』を目指して、朝のキャンディを歩きます。

 

ホテルから仏歯寺までは徒歩で約15分と近く、チェックアウト時刻の11:00までに戻れる距離感だったため、荷物を部屋に置いたまま観光できて助かりました。

 

仏歯寺へ向かう道中では、キャンディ湖の美しい景観を楽しむことができました。

 

キャンディは、イギリスによる占領前の最後の王朝であるキャンディ王国の首都にしてスリランカ仏教文化の中心地でもあり、その歴史的・文化的価値から街全体が『聖地キャンディ』として世界遺産に登録されています。

 

キャンディ王国時代に造られた人造湖であるキャンディ湖も王国の面影を現代に伝える遺構の一つであり、『聖地キャンディ』を構成する重要な要素と言えるでしょう。

 

湖の真ん中にある島はキャンディ王国時代は王の沐浴場だったようですが、イギリス占領下においては軍倉庫に転用されたとのこと。

 

「戦利品は勝者の物だ」という『運命のダイヤル』のセリフが思い出されます。

 

空港のように厳重な警備を抜けて、仏歯寺の敷地内へ。

左側の小屋がチケット売り場で、右の小屋が靴の預り所です。

 

"スリランカの寺院あるある"なのか、前日に訪れたダンブッラの石窟寺院と同じく見学時は裸足になる必要があり、入口で靴を預けなければいけません。

 

例によってインディブーツを預けるのは抵抗があったので、私はブーツをホテルに置いて前日の夜にその辺の店で購入した300円くらいのビーチサンダルを履いていきました笑

 

入場料は1,500LKR(約750円)で、靴預かりのチップの相場が約20LKRです。

 

石畳がひんやりとしていて気持ちよく、裸足もなかなか悪くありません。

雨の日はかなりしんどいと思いますが笑

 

こちらが、仏歯寺(正式名称:ダラダー・マーリガーワ寺院)の本堂です。

 

仏歯寺( Temple of the Tooth)という名がつけられているとおり、なんと寺院内にはあの仏陀の犬歯が納められています。

 

スリランカ仏教の総本山として今なお信仰の中心地となっている場所であり、『聖地キャンディ』の象徴的な存在です。

 

黄金の回廊を通って、いざ本堂の内部へ!

まるで異世界への入口のようです。

 

回廊を抜けると、立派な象牙のアーチが現れました。

仏歯寺の格式の高さがうかがえる荘厳な装飾です。

 

2階へ上がると、仏歯が納められている「仏歯の間」があります。

通常は閉ざされており、「プージャー(礼拝)」の時間だけ扉が開かれ、部屋の中を覗くことができます。

 

プージャーは1日3回行われ、開始時刻はAM5:30~、AM9:30~、PM6:30~です。

私はAM9:30~の回を見学することにしました。プージャーの時間は境内がかなり混雑するので、プージャー前の空いている時間帯に見学を済ませておくのがおすすめです。

 

「仏歯の間」の前の献花台には、仏教のシンボルである蓮の花がたくさん供えられていました。

境内には花とお香が調和したやさしい香りが漂っており、とても心地よかったです。

 

プージャーの時間が近づくと、フロアがかなり混雑してきました。

見えにくいですが、写真奥では「仏歯の間」の見学希望者が行列を作っています。

 

象牙のアーチ前で太鼓の演奏が始まると、プージャー開始の合図です。

せっかくなので、私もさっきの行列に並んで「仏歯の間」を見に行くことにしました。

 

赤丸で囲ってある黄金の扉(窓?)から「仏歯の間」を覗き、仏歯の納められた黄金の舎利容器を拝むことができました。そう、残念ながら仏歯そのものを見ることはできません。あくまでも容器だけです。

 

しかもベルトコンベア式で数秒眺めて次の人に譲る見学スタイルなので、正直なところ私の感想は「あ、なんかゴージャスな容器が置いてある!」くらいでした笑

 

ただ、「仏歯の間」は撮影禁止であり、舎利容器はここでしか見られない貴重なものなので行列に並ぶ価値は十分にあります。ご興味のある方は、ぜひご自身の目で確かめてください!!

 

こちらは本堂の裏手にある「新堂」です。

金色の仏像や、仏陀の生涯を描いた絵などを見学することができました。

 

よく見ると支柱の上部に黄金の象さんがいます。

鼻で天井を支えているように見えてなんだか可愛らしいです笑

 

寺院の庭みたいなところにあった「ラジャ博物館」。

 

ペラヘラ祭りという年に一度キャンディで開催されるスリランカ最大の仏教のお祭りにて、長年にわたって”仏歯を運ぶ”という大役を任されたラジャという名の象の剥製が飾られていました。

 

やはり象はスリランカ仏教文化において非常に重要な存在のようです。

 

以上、『仏歯寺』のご紹介でした。

 

観光客も多いですがそれ以上に信徒さんの数が多かったのが印象的でした。

仏教国ならではの熱心な信仰を肌で感じることができ、とても貴重な経験になりました。

 

※脱帽して参拝しました。

 

〇Back to Colombo 

仏歯寺からホテルに戻り、予定通り11:00にチェックアウト。

コロンボ行きの列車の発車時刻まではまだ時間があったので、ホテルの近くで見つけた喫茶店でくつろぐことにしました。

 

大好物のアイスカフェラテを注文。

外が暑かったこともありキンキンに冷えたものを期待していたのですが、ほぼ常温に近いタイプで残念でした笑

 

もちろん観光も大切ですが、個人的にはこのような「あえて何もしないことで現地の空気を味わう時間」も旅の醍醐味の一つだと思っています。

 

PM12:30、カフェを出て駅へと向かいます。

2日目の夕方からお世話になったキャンディの街ともいよいよお別れです。

 

勇気が出ず、こういう露店では買い物できなかったなあ…

 

PM12:45、『キャンディ駅』に到着。

複数路線が乗り入れるスリランカ屈指のターミナル駅です。

 

電光掲示板はなく、レトロなボードで発車時刻と乗り場が表示されていました。

ディズニーのアトラクションっぽくてテンションが上がりませんか?笑

 

私が乗るのはPM1:00発のコロンボ・フォート行きです。

 

乗り場の2番線で待機。

しかし、発車時刻が近づいても列車が来る気配がありません…

 

そしてしばらくすると、50分遅れを告げる案内放送がさらっと流れてきました

2日目の朝に乗った電車は定刻で発車したので完全に油断していましたが、ようやくスリランカ鉄道が本領を発揮してきました…笑

 

とりあえず駅前の売店で購入したサモサを食べながら待つことに。

 

サモサはジャガイモや挽肉の炒め物をカリっと揚げた小麦の生地で包んだもので、インド料理のイメージが強いですがスリランカでもわりと親しまれているようです。今回はチーズ入りのものを購入してみました。

 

一緒に購入した炭酸飲料・「CREAM SODA」は一応スリランカ名物のようです。日本人的にはクリームソーダと聞くとメロンソーダを思い浮かべてしまいますが全く別物であり、シロップみたいな味でした笑

 

CREAM SODAはともかく、サモサは絶品でした!!

しかも1個100円くらいとコスパも抜群。

もう1個買っておけばよかった…笑

 

PM1:40、ようやく2番線に列車が入線。

しかし、列車に行き先の表示はなく、ホームに電光掲示板もないため、一目見ただけではこの列車が本当にコロンボ・フォート行きかどうか全くわかりません。

(しかも、キャンディ駅は全ての列車が同じ方向から入線してくる構造になっているため、列車の進行方向で判別することもできません。)

 

「まあずっと2番線で待ってたし大丈夫だろう…」と思いつつ、念のため車内清掃のおじさんに確認すると、「いや、これはコロンボには行かないよ」というまさかの返答がきました。

 

慌てて列車を降りて駅員にも確認してみると「ああ、コロンボ・フォート行きは3番線に変更になったよ」と言われて愕然としました。

 

スリランカ鉄道、ちょっと難易度高すぎませんかね?笑

(私がアナウンスを聞き逃していただけだったら申し訳ないですが…)

 

PM1:55、3番線に本物のコロンボ・フォート行きが入線。

 

定刻より約1時間遅れでの出発となりましたが、幸いこの日は特に予定が無い日だったので行程への影響はありませんでした。

 

スリランカの鉄道は時間に余裕のある日に利用することをおすすめします。

 

いざ、コロンボへ!!

 

キャンディからコロンボ・フォートまでの距離は約120kmあり、乗車時間は3時間です。

日本に置き換えると、だいたい東京~静岡を普通列車で移動するイメージです。

 

スリランカ鉄道の車両には1~3等車の3種類があり、今回は真ん中のグレードの2等車に乗車しました。

 

各車両の特徴をざっくりとご紹介すると、1等車は「全席指定、エアコンが付いていて最も快適」、2等車は「一部指定席あり、扇風機がついていてやや快適」、3等車は「全席自由席、何もないので暑い、とにかくローカル感を味わいたい人向け」という感じです。

 

2日目に乗車した時は1時間半立ちっぱなしだったこともあり、今回はなんとしても座りたくて2等車の指定席を選択。それでも乗車券はたったの1,200LKR(約600円)という破格の安さです。

 

車内もそれなりに清潔で、不快に感じる部分は特にありませんでした。車内案内表示器まであって意外と近代的だなと思いましたが、故障しているのか文字が表示されることはありませんでした笑

 

インディブーツが映えるフットレストもついてました!

 

ただ、隣の席のものは豪快に壊れていたので、この辺は当たりはずれがあるようです笑

 

スリランカ鉄道の魅力は、なんといっても「窓を開けて楽しむ車窓」にあります。

 

窓から流れ込む風を感じたり、遮るもののない状態で景色を堪能できるのは、この鉄道ならではの醍醐味です。できれば窓側の席でそんな体験を漫喫したかったのですが、今回は残念ながら通路側の座席でした泣

 

また、キャンディ~コロンボ間では途中に山岳地帯を通る区間があり、進行方向左側に美しいマウンテンビューが広がっていたのですが、私は反対側の席だったためその景色を味わうこともできませんでした…

 

どうやら今回は座席ガチャにとことん恵まれなかったようです泣

 

しかし、乗車時間も残り少なくなった頃、なんと隣の窓側に座っていたスリランカ人の紳士が「もうほとんど乗ってこないだろうから、広々使おうぜ!」と席を移動してくれたのです。

 

名も知らぬスリランカ紳士、その節はありがとうございました!!泣

 

ということで、最後の最後に思いがけず窓側の座席に座れることになりました。

 

思い切って窓の外へスマホを出してみると、「これぞ異国の鉄道旅!」という映像が撮影できました。この臨場感は、ぜひ動画で味わっていただきたいです!!

 

※ちなみに、1等車は窓を開けられないので、これをやりたい方は2等車か3等車に乗るようにしましょう。

 

前方にコロンボのシンボル・ロータスタワーが現れました。

スリランカで1番高い建造物だそうです。

 

いよいよゴールが近づいてきました。

 

PM5:00、無事に終点のコロンボ・フォート駅に到着。

出発は1時間遅れましたが、その後の遅延は無く予定通り3時間でコロンボに到達しました。

 

色々と困難もありましたが、自力でここまで帰ってこれた自分を褒めたいです!

 

〇Galle Face

2日目の朝以来のコロンボ・フォート駅。

 

ここからはUberで(←ここ重要)トゥクトゥクをチャーターし、ホテルへ向かいます。

 

こちらは陸橋の上から撮影した駅前の様子です。

 

人通りも交通量もかなり多く、ドライバーはどうやって自分を見つけるのだろうと思っていたら、ドライバーから電話がかかってきて驚きました笑

 

この日は、コロンボ中心部にあるGalle Face(ゴール・フェイス)という地区に宿泊しました。

高級ホテルが建ち並ぶベイエリアであり、ちょっとしたリゾート気分が味わえる場所です。

 

優しいドライバーさんが「海の写真撮るかい?」と提案してくださり、海沿いの遊歩道でトゥクトゥクを停めてくれました。

 

これが流しのトゥクトゥクだったら「これで料金上乗せしてきたりするのか…?」などと疑ってしまいますが、Uberではその心配もありません。(純粋に嬉しかったので自ら最高額のチップを支払いましたが)

やっぱりUberは快適です!復活して本当に良かった…

 

PM5:30、本日の宿泊地・『Galle Face Hotel』(ゴール フェイス ホテル)に到着しました。

 

実はこのホテルはスリランカ最後にして最大の『魔宮の伝説』関連スポットであり、

なんと『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の撮影時にハリソン・フォードやスティーブン・スピルバーグが実際に宿泊したホテルでございます。

 

その全貌は次回の記事で詳細にご紹介させていただきますので、しばしお待ちください!!

 

PM8:00、夕飯を求めてホテル近くのショッピングモールにやって来ました。

 

今さらですが、実はこれが私のスリランカ最後の夜です。

しかし、まだ"スリランカで1番食べたかった料理"を食べれておらず、最後の望みをかけて足を運んでみました。

 

正直、「ここは本当にスリランカなのか?」と思ってしまうくらい豪華で近代的なショッピングモールでした。

 

スリランカは2022年に経済破綻を宣言しており、どうしても”スリランカ=貧困国”というイメージが強かったのですが、このモールを訪れてその印象は一気に覆されました。

 

目当てのスリランカ料理店を発見。

広すぎて結構迷いました笑

 

ネットで調べた限りだと私の食べたい料理を扱っているようなのですが、果たして…

 

ありました!!

こちらが私が"スリランカで1番食べたかった料理”ことランプライスです。

 

ぱっと見はただのバナナの葉ですが…

 

葉っぱを開くと、中にはご飯がぎっしり!!

 

ランプライスは、スパイスで炊いたご飯に肉・野菜・ゆで卵・カレーなどの様々なおかずを沿え、バナナの葉で包んだスリランカの家庭料理です。持ち運びに長けていることもあり、現地では"お弁当"として親しまれているそうです。

 

旅行前に、スリランカについて知ろうと自宅近くのスリランカ料理レストランを訪れた際に出会ったのがこのランプライスでした。その美味しさに感動したこともあって、「本場のランプライスを食べること」はこの旅の目標の一つでした。

 

なお余談ですが、『魔宮の伝説』にて、メイアプール村で出された食事(インディ曰く"この村の人たちの一週間分の食料”)もバナナの皮に乗っていました。もしかすると、あの料理もランプライスから着想を得たものだったのかもしれません。

 

かき混ぜると、ご飯の中からたくさんのおかずが現れます。

期待どおりとても美味しかったです!!

 

値段はたしか1,000円くらいで、ボリュームも満点で大満足でした。(メイアプール村換算だと、3カ月分くらいにはなると思います笑)

 

村で出された食事がこれだったら、きっとウィリーも喜んで残さず食べたことでしょう…

 

スリランカにお越しの際は、ぜひランプライスをお召し上がりください!

 

PM9:00、心地よい海風を浴びながら、歩いてホテルに戻ってきました。

 

さあ、次回はいよいよスリランカ編の最終回でございます。

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』ゆかりの地であるGalle Face Hotelの魅力をたっぷりとご紹介させていただきますので、楽しみにしていてください!

 

 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。

 

最後になりますが、このたびのサイクロンにより被害に遭われたスリランカの皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興と、皆さまの安全と平穏をお祈りいたします。