"『魔宮の伝説』の旅"編を絶賛連載中ではありますが、このペースだと完結までに普通にあと1年くらいかかりそうなことに気が付いてしまいました。
流石に1年間ひたすら"『魔宮の伝説』の旅"のことしか書かないのは私としてもはばかられますので、今後は都度その他の回を挟んでいく所存です。今の自分の投稿ペースをふまえるとかなりの長期連載となることも予想されますが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。(残念ながら、投稿ペースの改善はあまり現実的でありません笑)
ということで、今回は久々にTFのレビュー回をお届けします。今回はシリーズ最新作の公開を記念して、映画『ジュラシック・パーク』とのコラボアイテムをレビューさせていただきます!!
恐竜女帝 ティラノコンレックス
■玩具シリーズ:Transformers Collaborative
■登場作品:『ジュラシック・パーク』
■所属:ディセプティコン
■入手:米Amazonで新品購入
本品は2021年に発売されたトランスフォーマーと映画『ジュラシック・パーク』のコラボアイテムであり、ツアービークルに変形するオートボットJP93とのセットで販売されました。
ぜひ、既に投稿済のオートボットJP93のレビュー記事と併せてお楽しみください!
○パッケージ
デザイン等についてはオートボットJP93の記事で紹介済なので割愛させていただきますが、"箱を展開するとパークのゲートのジオラマに見立てて遊ぶことができる"という情報だけ補足させていただきます笑
○ビーストモード
恐竜時代に食物連鎖の頂点に君臨した超大型の肉食恐竜。恐竜界の王にして、映画『ジュラシック・パーク』の象徴とも言える存在です。特に明言こそされていませんが、本アイテムのコンセプトをふまえると映画1作目に登場した"レクシィ"と呼ばれる個体がモデルになっていると考えて差し支えないでしょう。
皮膚のパーツにはビニール系の素材が用いられており、爬虫類の肌の質感がリアルに再現されています。手触りも従来のTF玩具とは全く異なっており、まるで恐竜のソフビフィギュアを手にしているかのようなユニークな触感です。
- リアビュー -
後頭部から背中、尾にかけて縞模様があります。
正直このような模様は映画ではあまり目立っていませんでしたが、近年発売されているレクシィのスタチューにも縞模様が描かれているケースがあり、もしかするとレクシィのシンボルとして新たに定着しつつあるのかもしれません。
-フェイスアップ その1-
爬虫類の肌の質感がとてもリアルに再現されています。
イエローの目玉はレクシィの特徴を再現したものであると思われます。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、ギガノトサウルスとの戦いに敗れて息絶えたかと思われたレクシィが目をギラリと光らせて再び立ち上がるシーンが印象的でした。
-フェイスアップ その2-
口はかなり大きく開けることができます。
しかも、口を開けると本物の恐竜さながらに顎の筋肉が露出する仕組みになっているため、迫力が凄まじいです!
-アクション-
非変形のT-レックスのアクションフィギュアに引けを取らない可動域を誇り、
T-レックスに取らせたいポーズはだいたい取らせることができます。
その上、全身が皮膚パーツで覆われているためロボットモードのパーツの露出が少なく、どの角度から見てもリアルなT-レックス感を保つことが可能です。
さて、ここからはティラノコンレックスの素晴らしい造形と可動を活かして映画『ジュラシック・パーク』の名シーンを再現していきたいと思います!
「これも予測不可能だ…」
まずはT-レックスの初登場シーンから。
映画の雰囲気に近づけるべく部屋の照明を暗くしてみたら結構それっぽくなりました!
それにしても、"この画像に写っているT-レックスとツアービークルは共にトランスフォーマーである"という事実に我ながら驚きを隠せません…
「こっちだ!!」
T-レックスに襲われた子供たちを守るために、"動きに反応する"というTーレックスの習性を利用して発煙筒で誘導を試みるグラント博士。
グラント博士の知性と勇敢さが発揮された名シーンですね!
「これもツアーの余興か?」
マルコム、サトラー、マルドゥーンが乗るジープがT-レックスに追いかけられるシーン。
作中で最もハラハラさせられるシーンの1つであり、『ジュラシック・パーク』と聞くとこのシーンを連想する方も多いのではないでしょうか。
続いては映画のクライマックスより、グラント博士たちがヴェロキラプトルに囲まれて絶体絶命の窮地に追い込まれたシーン。
ラプトルが飛びかかってきていよいよ万事休すかと思われたところで、メインテーマと共に突然現れたT-レックスがラプトルたちを一蹴。博士たちは無事にパークから生還を果たしました。
"作中で一貫して最強の敵として描かれ続けたT-レックスが最後に良いところを全て持っていく"という展開はまさに想定外で、初鑑賞時の驚きと感動は今でも鮮明に覚えています。
最後はもちろんこのシーン!!
"Tーレックスの咆哮と共に「WHEN DINOSAURS RELLED THE EARTH(恐竜時代)」と書かれた垂れ幕が落ちてくる"という圧巻のラストシーン。
メッセージ性がありながら視覚的にも美しいシーンであり、正に映画史に残る名場面と言って差し支えないでしょう。
○トランスフォーム
リーダークラスなので変形の工程数こそそれなりに多いですが、複雑な箇所は少ないため見た目以上に変形のストレスは少ないと思います。恐竜の皮膚パーツをパタパタと折りたたんでいくところが気持ち良いです。
○ロボットモード
-フロント-
本品はトランスフォーマー キングダムの"BWメガトロン"の仕様変更アイテムであり、右腕にT-レックスの頭部、左腕にT-レックスの尾が配置されるBWメガトロン・スタイルのロボットモードに変形します。
ティラノコンレックスの所属は悪のディセプティコンという設定ですが、赤と黒のボディカラーからはどことなくヒーローらしさも感じられます。もしかすると、"悪役にもヒーローにも見える"という映画のレクシィのキャラクターを反映したデザインなのかもしれません。
- リアビュー -
パーツがやや密集していますが、上手く纏まっていると思います。
両サイドに配置されたガワのパーツがジェットパックのように見えなくもないです。
-フェイスアップ-
鎧のようなマスクフェイス。
『ジュラシック・パーク』シリーズの意匠は特に感じられませんが、まあカッコいいので良しとしましょう笑
さて、ご紹介が遅れましたが、なんとこのティラノコンレックスは女性という設定です。
え…?女性!?
これは"『ジュラシック・パーク』にいる恐竜は遺伝子操作で全てメスになっている"という映画の設定に由来しているそうです。発想自体はとても面白いのですが、せっかくならもっと一目見て女性とわかるデザインにしても良かったのではないかと思います。
(まあT-レックスという変形モチーフの都合上、ある程度カッコよさを強調したデザインにならざるえをえない事情も理解できますが…)
-アクション-
手持ち武器はなく両腕がそのまま巨大な武器になっているため、迫力のあるポージングが自然と決まります。足首の横可動の小ささが気になる人は気になるかもしれませんが、全体的に見れば可動性は良好だと思います。
メイン武装は何と言っても右腕のティラノヘッドでしょう。
口内には5mm穴が設けられており、エフェクトパーツの取り付けも可能です。
これぞ正しいティラノへッドの使い方だ!!(byビーストウォーズ世代)
もちろんシンプルに敵を噛み砕いても良し!!
左腕にはT-レックスの尾が変形した巨大なハサミを装備。
今回は『ジュラシック・パークIII』の復讐ということで、スピノサウルス(の化石)に変形するスピンドルさんに犠牲になっていただきました笑
恐竜界の王であるT-レックスらしく、恐竜軍団を制圧させてみました。
やはりトリケラトプス、ステゴサウルス、アンモナイト、ディメトロドンの布陣ではT-レックスに敵わないか…
それにしても、初代BWとの重複を避けた結果とはいえマグマトロン部隊のモチーフは悪のデストロンにしてはあまり好戦的じゃなさそうな恐竜(古生物)ばかりですね笑
マグマトロン「あと一歩のところで…ティラノコンレックス!貴様どういうつもりだ!!」
マグマトロンがビックコンボイにとどめを刺そうとしたその時、颯爽と現れたティラノコンレックスがマグマブレードを受け止めた!!
ティラノコンレックスはビックコンボイを助けたのか?
それとも破壊大帝の座を狙ってマグマトロンを倒そうとしたのか?
もしくは「ビックコンボイは私の獲物だ」という意志表示なのか…?
こんな感じで、”目的はよくわからないけど、とにかく強いやつ”という正しくレクシィのような立ち位置のキャラクターとして遊んでみると面白いかもしれません。
グラント博士「マルコム、流石にその手は通じないと思うぞ!!」
以上、ティラノコンレックスのレビューでした。
現時点における恐竜系TFの最高傑作と言って差し支えないアイテムだと思います。ビーストモードのクオリティは本当に圧巻で、『ジュラシック・パーク』のシーンを再現しながら遊んでいると思わずトランスフォーマーであることを忘れてしまいそうになる程です。もはやロボットモードへの変形機構を備えたT-レックスのリアルフィギュアであり、「ビーストウォーズもついにここまで来たかあ…」と感嘆せずにはいられません。ぜひ往年のビーストウォーズファンの皆様に手に取っていただき、その"進化"を感じ取っていただきたいです。
それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。


























