アストロトレイン(WFCシージ) レビュー | ROBOTIC JUNGLE

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トランスフォーマーを中心とした玩具レビューブログ。
インディ・ジョーンズのミニファンサイトも兼ねています。
気ままに更新します。
(旧ブログ名:『OMI'S TF REVIEW』)

皆さんがクリスマスに聴きたくなる曲って何ですか?

やはり定番の山下達郎さんの『クリスマス・イブ』やB'zの『いつかのメリークリスマス』あたりでしょうか?

ちなみに私は、圧倒的にRAZZ MA TAZZの『Season Train』(1995年発売)ですね。

”二人の幸せが積もるように 今夜雪が降りだす This is the Season Train in my heart”

「君と二人で人生を共に歩んでいきたい」という気持ちを歌ったストレートで爽やかなラブソングです。

この曲の歌詞にはクリスマスにまつわるフレーズが一切出てこないので正確に言えばクリスマスソングというカテゴリーには入っていないのかもしれませんが、「聴くと心が温まる冬のラブソング」ということもあってどこか幸せなムードが漂うクリスマスの時期にこそ聴きたくなる一曲ですね。

 

個人的には名だたる定番クリスマスソングたちにも引けを取らない名曲だと思っているのですが、悲しいことにこの曲の知名度はほぼ皆無です。(私が1994年生まれだからかもしれませんが…)

おそらく今このブログを読んでいる皆さんも聴いたことが無い方がほとんどではないでしょうか。

せっかくYouTubeに公式動画がありますので、貼っておきますね。

 

 

 

「TF道」、これもまた長いレールの旅ですね。

今回はぜひこの名曲を聴きながら、爽やかな気持ちでレビューをお楽しみ下さい。

 

※私の執筆ペースが遅いせいでかなりタイミングを逸した導入となっていますが、大目に見て下さい。

(執筆中はクリスマスシーズン真っ只中だったのです…)

 

輸送参謀 アストロトレイン

               ■玩具シリーズ:ウォーフォーサイバトロン:シージ

               ■登場作品:トランスフォーマーG1

               ■所属:ディセプティコン 

               ■入手:新品購入

 

○ビークルモード(その1)

ビークルモード(その1)はスペースシャトル。

旧玩具を彷彿とさせるややずんぐりしたフォルムが取り入れられていますが、

充分かっこいいです。

機体前部にはWFCシージシリーズ特有の汚し塗装が強めに施されています。

 

- リアビュー -

ロケットブースターはメッキ塗装が施されていて美しいです。

 

武器として大小5丁の銃が付属する豪華仕様。

機体に設けられたジョイント受け穴を利用して機体を自由にカスタマイズ出来ます。

 

サイバトロンの陣地を爆撃だ!!

 

さて、このアストロトレインには簡易ベース(発射基地)が付属します。

 見た目こそ非常にシンプルですが、この簡易ベースこそが本アイテムのプレイバリューを何倍にも増幅させる超有能アイテムとなっています。

※簡易ベースの先端が浮いてしまうのは仕様のようです。本アイテムの唯一と言ってもいい欠点です。

 

実際にアストロトレインをセットするとこんな感じです。

 

宇宙へ向かって飛び立て!!

 

両サイドに伸びる通路のようなパーツは他のWFCトリロジーの基地型アイテムと接続が可能であり、発射基地を自由に増強・拡張することが出来ます。

君だけのオリジナルシティーを作り上げよう!

 

また、発射基地の通路を折り畳むと、”スペースシャトル輸送用のトランスポーター”的な形態にも変形します。

 

ベースの底にはタイヤがついている為、この状態でもコロ走行が可能です。

巨大なTFに牽引させてみても面白いかもしれません。

 

○トランスフォーム

アストロトレインはいわゆるトリプルチャンジャーであり、

2種類のビークルモードとロボットモードの計3モードに変形が可能な戦士です。

「アストロ」+「トレイン」という名が示すとおりスペースシャトルと蒸気機関車に変形します。

(このストレートなネーミングがすばらしいですね!)

スペースシャトルの機首を展開して回転すると蒸気機関車の前頭部が現れる変形が楽しいです。

パネルをパタパタと移動させて最後に180度ひっくり返せば蒸気機関車モードが完成します。

 

○ビークルモード(その2)

ビークルモード(その2)は蒸気機関車。

灰色基調のスペースシャトルから紫色基調の蒸気機関車になるので雰囲気もガラッと変わります。

良い意味で”玩具感”溢れるデザインであり、見ているだけで童心に帰ってワクワクしてしまいます。

 

リアビュー。

サイドには近未来的なモールドも施されています。

地球ではなく惑星サイバトロン(トランスフォーマー達の母星)が舞台のWFCシージシリーズということもあり、SFビークル的な要素も取り入れられているのだと思われます。

 

発射基地は折り畳むと炭水車に変形します。

 

ジョイントで車体後部のブースターと接続できます。

やはり電車系の玩具は複数の車両を連結出来るとテンション上がりますね!

 

東京ディズニーランドのアトラクション・『ビッグサンダー・マウンテン』をイメージしたジオラマで1枚。

鉱山列車で廃坑を駆け回るスリリングなローラーコースタータイプの人気アトラクションですね。

 

ディズニーリゾート好きなんですよね…

 

炭水車の中には5丁の銃を全て格納することが出来ます。

 

5丁の銃はもちろん車体への装備も可能です。

「重武装の機関車」ってなんか列車砲的な浪漫があって良いですね。

 

ディセプティコンの暴走機関車・アストロトレイン様のお通りだ!!

どんな荒野も戦場も強行突破するぞ!

 

こちらは説明書には載っていないトランスプレイです。

名付けて「貨物輸送形態」だ!

 

なんとあの100均コンテナがジャストフィットします!

最後の最後に一番輸送参謀っぽい写真が撮れました笑

 

○トランスフォーム

再びパネルをパタパタと移動させてロボットモードへ。

トランスフォーマーで遊び慣れてる人なら直感的に変形させられると思います。

 

○ロボットモード

重厚感のあるデザインのロボットモード。

見事な箱体型です。

腕の短さが若干気になります。

 

リアビュー。

 

フェイスアップ。

文句なしのアストロトレイン顔です。

 

5丁の銃は手持武器となるだけでなく腕部や肩への取り付けも可能です。

やはり男は黙って5丁装備ですかね。

 

また、5丁の銃が合体して巨大銃になるという激アツなギミックを搭載しています。

これで燃えない男はいません。

 

ド迫力の超ロングサイズですが保持も問題ありません。

 

-可動範囲-

腰の回転等要所は抑えられており、流石のWFCトリロジークオリティーといったところでしょうか。

背中のパーツが干渉して脚を後ろに動かしにくいのが若干気になります。

また、デザイン的にも躍動感のあるポージングはやや苦手かもしれません。

 

 
炭水車は下駄とバックパックに分離し、装甲パーツとなります。
 
装甲パーツを装備。
シルエットの変化が乏しく、パワーアップ形態としては少し寂しいですね。
頭身がやや高くなるのは嬉しいところです。
 
バックパックに至っては最早炭水車がそのまま背中に張り付いたようなデザインに…
余剰パーツを出さない試みはありがたいですが、もう少し何とかしてほしかったですね。
バックパックには色々なものが載せられそうなので、
もしかすると「輸送参謀」という役職を意識したデザインなのかもしれません。
 
バックパックが気に入らない方はトランスプレイとして盾のような手持武器に見立てても良いですね。
また、トップ画像の様に簡易前線基地として使うのもオススメです。
 
装甲パーツと5丁の銃を全て装備したフル装備モード。
バックパックにも銃を装備出来るのは嬉しいですね。
 
さらにトランスプレイでバックパックを前方に動かして「フルバーストモード」なんてどうでしょうか。
 
フルバーストモードでサイバトロン基地を襲撃だ!!
Netflix限定アニメの『トランスフォーマー ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』でも只ならぬ猛者感を漂わせながら登場したため主要キャラとしての活躍が期待されましたが、なぜかその後は見せ場が全くなく、全視聴者が「あの思わせぶりな登場シーンは何だったのか?」と思ったことでしょう。
アニメでは不遇のキャラだったので、皆様も自宅のブンドドでは活躍させてあげて下さいね。
 

以上、アストロトレインのレビューでした。

このアイテムを一言で表すとすれば、”詰め込みすぎ”(褒め言葉)ですね笑 本気で一通り遊ぼうとすると満足感を通り越して疲れると思います笑 実際この記事の画像枚数はぶっちぎりで過去最多であり、それだけ紹介したいギミックが満載だったという何よりの証拠だと思います。正に良い意味でレビュアー泣かせのアイテムだと思います。また、詰め込まれているはギミックだけではありません。このアイテムのもう一つの魅力は手に取った時に感じるずっしりとした重厚感です。こればかりは私の拙い文章だけでは伝えきれないので、気になる方はぜひ実際に手に取って体感してみて下さい!

 

さて、これにて今年のレビューは以上となります。1年間お付き合いいただきありがとうございました!

実は先ほど青春18きっぷを衝動買いしてしまったので、今年は一人旅の計画でも立てながら年を越そうと思います。

 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。良いお年をお迎えください。