昨日、2回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませてきました。2回目の接種後は副反応で接種当日から翌日にかけて高確率で発熱すると言われておりますが、私は今のところ無事です。
今回は発熱の恐怖に抗う為に、熱を物ともしなさそうな灼熱の戦士のレビューをお届けします。
地上攻撃指揮官 インフェルノ
■玩具シリーズ:ビーストウォーズ
■登場作品:ビーストウォーズ
■所属:デストロン
■入手:ネットオークションで中古品購入
○ビーストモード
ビーストモードはアリ。
アリはアリでも強い攻撃性と猛毒を併せ持つ”ヒアリ”がモチーフであり、非常に攻撃的なフォルムです。
鮮やかなクリアレッドがとても美しいです。
リアビュー。
6本の足はボールジョイントで自在に動かせます。
形状が形状なので自立は不可能ですが、
スタンドを使用すればCGアニメのようなダイナミックなポージングも可能です。
一番後ろの足は取り外しが可能であり、
"そのままミサイルとして口から発射出来る"
というクレイジーなギミック(褒めてます)があります。
頭部のレバーを押すと左右の顎が開くと同時にミサイルが発射されるのですが、
この連動ギミックがめちゃくちゃ楽しいです。
足ミサイルでサイバトロンを焼き払え!!
「ミサイルにした足はどうなっちゃうの?」とか野暮なことを聞いてはいけません。
彼らは超生命体なのですから。
そしてこのアリ、とにかくデカいです。
完全に捕食する側の風格が漂っています。
キリンと並べてもこの通りです。
サイズは現行ラインのヴォイジャークラスに相当するメガクラスのアイテムであり、
おそらく昆虫に変身するビースト戦士の中では最大クラスの戦士だと思います。
アリらしく地中から出てくる構図で。
当時放送されていた玩具CMでも地中から登場するシーンが印象的でした。
○変身
本アイテムの変形難易度を表すテクニカルポイントは★5(やや複雑レベル)となっていますが、
ぶっちゃけ盛ってますね笑
変形はかなり簡単であり、テクニカルポイントは★2~★3くらいが妥当かと思います。
おそらく、「値段の高い大型アイテムなのにテクニカルポイントが低すぎると売れないのでは?」と考えたタカラがテクニカルポイントを過大に設定したのではないかと推察します。真相は闇の中ですが…笑
○ロボットモード
CGアニメでは後発キャラだったこともあってか、
当時品ながら割とCGアニメに近いプロポーションとなっています。
ほぼ赤一色のボディカラーにサイズも相まってとても迫力があります。
首が詰まり気味なのと腹部のネジ穴が目立つのが少し気になります。
リアビュー。
アリの腹が展開してジェットエンジンブースター”ヘル・ジェット"になります。
フェイスアップ。
CGアニメにそっくりかと言われると少し微妙ですが、特徴は十分捉えている思います。
三木眞一郎氏の声で「ゴッツンコォォォォォォ!!」と聞こえてきそうです。
おそらく牙をむき出しにした凶暴な面構えを再現した表情と思われますが、素敵な笑顔にも見えます笑
手足のボールジョイント可動に加えて腰の回転もあるのでポージングの幅は広いです。
巨大なヘル・ジェットのせいで重心は後ろにありますが、
足の接地面積が広い為ヘル・ジェットに負けて後ろに倒れることなくポージングが可能です。
ビーストモードのアリの顎が分離し、2種類の武器となります。
それぞれ手の甲に接続する形で装備することが出来ます。
武器その①:インフェルノキャノン
劇中では火炎放射器としても使用していたインフェルノのメイン装備です。
劇中だと迫力のあるキャノン砲でしたが、玩具だと小銃程度のサイズなのが残念です。
また、玩具オリジナルギミックとして足ミサイルを発射することが出来ます。
武器その②:アントスラッシャー(臣命名)
玩具オリジナル武器。大型のクロー状の武器なのか銃火器なのかよくわかりません。
思うがままに遊びましょう!笑
以上、インフェルノのレビューでした。
「超巨大アリに変身」、「ビーストモードの足ブツ切りミサイル」、「シュールながらド迫力のヘル・ジェット」といった良い意味でクレイジーさ満載のアメトイ感全開アイテムです。
カラーリングがほぼ赤一色である点と変形が簡単すぎる点から大味な印象も受けますが、メガクラスの大迫力ボディと多彩なギミックのお陰で遊び応えは十分です。また、当時品ながら造形は割とCGアニメに準拠しており、現行のWFCキングダムのリメイクBWキャラ勢とも十分に絡められるアイテムで蟻んす。
なんだかとってもいい感じ~!(言いたいだけ)
それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。
P.S.無事発熱することなく執筆を終えました。