合体巨人 トリプルダクス(ビーストウォーズII) レビュー | ROBOTIC JUNGLE

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トランスフォーマーを中心とした玩具レビューブログ。
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気ままに更新します。
(旧ブログ名:『OMI'S TF REVIEW』)

前回まで2回にわたってお届けした「トリプルダクスと私」編はおかげさまで当ブログ開設以来ぶっちぎりの最多アクセスを記録しました。

 

まさかこの令和の時代にトリプルダクスについて語った記事(それも玩具レビューではなくほとんど文章だけの思い出話回)がここまで反響を呼ぶとは思ってもいませんでした。

 

しかし、この反響こそが発売から20年以上経過してなおトリプルダクスが根強い人気を誇っていることの何よりの証明であり、トリプルダクスファンとしてただただ嬉しく思います。

 

正直、自分で上げすぎてしまったハードルに参っているというのが本音ですが、男に二言はありません。

宣言どおり、今回は今の私にできる渾身のレビューをお届けしたいと思います!

 

合体巨人 トリプルダクス

                   ■玩具シリーズ:ビーストウォーズII

                   ■登場作品:ビーストウォーズII

                   ■所属:(ジョイントロン)

                   ■入手:高校時代に秋葉原で中古品購入

 

○ジョイントロン

ビーストモードで集結。

まさかこの3体がそれぞれロボットに変形し、さらに合体して1体のロボットになるとは思えませんよね。

 

惑星ガイアを舞台に躍動するジョイントロンを簡易ジオラマで再現してみました。

背景にはトリプルダクスに付属していた台紙を使用しています。

 

ロボットモードで集結。

デザインも顔も王道的なかっこよさからかけ離れているということは理解しているつもりですが、

もう私には3体とも超かっこいいロボットにしか見えません。

 

幼い頃はキャラを好きになる要素として「ビーストモードのモチーフ」の比重がかなり大きかった為、

多少変わったデザインでもビーストモード次第で好きになれたのだと思います。

その最たる例がモーターアームであり、「カブトムシだから」という理由でビーストウォーズIIで一番好きなキャラでした笑(もちろん合体戦士は除きますよ!笑)

 

全員武器を構えて戦闘隊形に!

鉤爪、サーベル、刃と見事に全員接近戦用の武器ばかりであり、

劇中での陽気なキャラに似合わず殺る気満々な感じが良いですね笑

 

○合体

「三位一体!!」

 

凝ったセリフは一切ありません。

この「三位一体」というワンフレーズに全てが込められています。

合体バンクも後発のゴッドネプチューン、マグナボスと比べると随分あっさりしているのですが、

一周回ってそのあっさり具合すらジョイントロンっぽくていいなって思うんですよね。

 

あとこれで三位一体っていう言葉を覚えたキッズ多そうですよね笑 私もそうでした。

 

DJが上半身、モーターアームが両腕、ギムレットが下半身に変形します。

テクニカルポイント(変形難易度の指標)は当時最高クラスの★10であり、変形はかなり複雑です。

 

しかし、トリプルダクスを手に入れるまでに12年を要した私は

録画されていた玩具CMのスロー再生等で12年間変形手順を脳内でシュミレーションし続けていた為、

一発で変形をマスターすることが出来ました。

 

この上半身と下半身が接続する瞬間に電気が走る演出が大好きです。

 

「合体巨人!トリプルダクス!」

合体した瞬間にとてつもないイケボになるのが印象的でしたね。

(CVはDJと同じ内藤玲さんなのですが、雰囲気がガラッと変わります。流石の演技力です!)

 

○合体モード

かっこいい…泣

①一目で3体のビーストが合体していることがわかる絶妙なパーツ配置。

②各ビーストの主張の強さと異形の両腕からあふれ出るクリーチャー感。

③ビーストヘッドの胸部配置と巨大な羽が醸し出す王道ロボ感。

この3要素が高い次元で三位一体合体しており、かっこよさのベクトルは正に唯一無二です。

そのあまりに洗練されたデザインからは一種のアート的な美しさすら漂います。

 

異形さとヒロイックさを兼ね備えた姿は正に「合体巨人」そのものです。

あえて「合体戦士」としなかったところに当時のスタッフの拘りととてつもないセンスを感じます。

 

リアビュー。

後ろ姿も恐ろしいくらい纏まりが良いです。

 

フェイスアップ。

界隈では「怖い」という意見が大多数ですが、

私は初めてトリプルダクスを見た時から顔が怖いと思ったことは一度もありません。

これもアニメでの陽気なキャラ付けとカラーリング変更の賜物でしょう。

マーケティングの勝利ですね!

 

そして、デザインと並んでトリプルダクスの大きな魅力の一つとなっているのが

「合体ロボらしからぬ可動範囲の広さ」です。

脚部はボールジョイントでぐりぐり動かせますし、

腕部も可動ポイントこそ独特ながら元々クリーチャー感の強いデザインだけあって

「どう動かしてもそれっぽく見える」というデザインの妙を活かして豊富なポージングを実現しています。

 

右腕にはジョイントロン三人の武器が合体して完成する巨大万能銃・トリプルブラスターを搭載。

その名の通りトリプルダクスの代名詞的な武器であり、劇中でも幾多のデストロンを蹴散らしてきました。

形状がかっこいいのはもちろんのこと、「武器合体」というギミックが”三位一体”を掲げるジョイントロンのイメージと完璧にマッチしている点が何よりも素晴らしいです。

 

文句なしで私が全トランスフォーマーシリーズの中で一番好きな武器です!

 

トリプルブラスターからはトップ画のように光線を放てるだけでなく、

「七年剣ミサイル」を発射することが可能です。

その威力は凄まじく、4キロ先の戦艦を撃沈出来るようです。

 

また、万能銃らしく剣としての使用も可能です。

合体時も七年剣の切れ味は健在であり、戦車を3枚に下せるそうです。

 

左腕のモーターアームの角は「マグマホーン」となり、
熱線を放出して敵を焼き払います。

 

しかも、この巨体ながら空を飛べるムーン!!

 

失礼しました。興奮のあまりムーンが出てしまいました。

 

うーん、このトリプルダクスは合体前のジョイントロンのキャラに似合わず本当に隙が無いです。

しかし、「いつもふざけてばかりの頼りない三兄弟が合体して無敵のトリプルダクスになる」

というギャップこそがジョイントロンの最大の魅力であったと私は思います。

 

さて、トリプルダクスのスペックについて一通り紹介し終えたところで、

ここからはトリプルダクス・ジョイントロンのアニメでの活躍を振り返るスペシャル企画をお届けします!

 

○スペシャル企画「プレイバック・ジョイントロン」

『第14話:合体巨人トリプルダクス』

”全てはここから始まった!!

衝撃的な登場シーンが少年の人生を狂わせる!!”

 

記念すべきジョイントロンの初登場回にして当時4歳だった私に人生最大の衝撃を与えた伝説回です。

 

物語は惑星ガイアに謎の宇宙船が不時着するところからスタート。宇宙船に乗っていたのは誰なのか?

調査に向かったサイバトロン一向でしたが、既に宇宙船はもぬけの殻に。それどころか時を同じくして調査に来たデストロン兵士・スタースクリーム&BBから奇襲を受けてしまいます。

 

そして追い詰められたサイバトロン一向にBBがトドメの一撃を喰らわせようとした次の瞬間・・・

 

周囲の大木を切り倒して謎の巨大トランスフォーマーが忽然と姿を現したのです!!

 

そのあまりの大きさに圧倒される両陣営。

そして謎の巨大トランスフォーマーは右腕の大型銃で瞬く間にスタースクリーム&BBを蹴散らします。

 

この謎の巨大トランスフォーマーこそがトリプルダクスであり、

不時着した宇宙船の乗組員の正体はジョイントロンだったのです。

 

この登場シーンがあまりにもかっこよく、初めて見た時の衝撃はもちろん忘れられませんし、何回録画を見返してもワクワクさせられたものです。しかも、このシーンを見たことで私のトリプルダクスGETに向けた戦いが幕を開けたと思うと、もはやこのシーンが私の人生のターニングポイントだったと言っても決して過言ではないでしょう笑

 

ちなみにジョイントロンはサイバトロン本部の命令で別の惑星に向かっている途中で宇宙船が故障して惑星ガイアに不時着したのですが、今思えばジョイントロンのトラブルメーカーっぷりに手を焼いた本部が遠くの惑星に左遷したではないかと勝手に考察しています笑

  

『第15話:陽気なジョイントロン』

”名案?奇策?

ジョイントロン節が炸裂したドタバタ回!”

 

この回はジョイントロンの陽気(且つ滅茶苦茶)なキャラクターを掘り下げる話でしたね。ライオコンボイの留守中にサイバトロンの移動基地に押し掛けてきたジョイントロンが大暴れします。

「デストロンをおびき寄せる為に移動基地の場所をばらす」というDJの奇策が成功(?)してデストロンの兵士・ダージとスラストをまんまと移動基地におびき寄せますが、その後はまさかのノープラン。

あげくの果てにダージ・スラストを油断させる為なのか、一緒になって宴会を始めだす始末。最終的にはパトロールから帰ってきたライオコンボイの機転もあって何とか難を逃れることが出来ました。

最後はジョイントロンもトリプルダクスに合体して大活躍。良くも悪くも最後までジョイントロンがやりたい放題の1話でした。

 

『第16話:恐るべし合体作戦?』

”「一人で戦うよりチームは強いはずだ!」

力を合わせて恐怖のバクテリアに立ち向かえ!”

 

うーん、セリフと画像が全くあっていないですね笑

この回はデストロンが開発した「エネルギーを吸い取るバクテリア」にジョイントロンが苦しめられるという展開でした。バクテリア弾を浴びたDJとモーターアームは、バクテリアにエネルギーを吸い取られて変身すら出来なくなってしまいます。当然トリプルダクスへの合体も出来ず、窮地に追い込まれる三人。唯一バクテリア弾を浴びなかったギムレットは孤軍奮闘しますが、万策尽きたところでDJ・モーターアームを見捨てて逃げようとしてしまいます。しかし、駆け付けたライオコンボイの説得によって過ちに気が付いたギムレットは自身のエネルギーを二人に分け与えます。無事にバクテリアを克服した三人は合体能力を取り戻し、最後はトリプルダクスに合体して逆転勝利を収めました。

 

ちなみに、上記の画像はバクテリアに蝕まれて合体に失敗した時の姿を再現したものです。この回では上記画像と同等の珍妙な合体失敗パターンが何種類か披露されましたが、その全てが玩具でほぼ再現可能という謎の芸の細かさが発揮されています笑

 

『第17話:リーダーは誰だ!?』

"「このトリプルダクスがジョイントロンのリーダーだミー!」

遠回りの末に辿り着いた揺ぎ無い結論!"

 

「ジョイントロンのリーダーは誰なのか?」という何気ない疑問が大トラブルに発展した回です。ダイバーらの問いかけで自分たちに明確なリーダーが存在していないことに気が付いたジョイントロンは、リーダーの座を巡って仲間割れを起こしてしまいます。(トリプルダクスに合体した際も声のベースこそDJですが、三人とも発言権があり人格が統一されている様子はありませんでした。)そんな中で仲間割れの隙をつかれてデストロンの襲撃に遭ってしまい、三人は別々に捕えられてしまいます。捕えられた三人は一人の寂しさ・無力感を痛感し、各々が「やっぱり三人一緒が一番」という結論に辿りつきます。

その後スクーバらの活躍で無事に救出された際には、三人とも涙を流して再会を喜びました。

そして最終的には満場一致で「ジョイントロンのリーダーはトリプルダクス」ということとなり、

最後はお待ちかねの三位一体合体を披露。ジョイントロンの絆がより一層深まったことでトリプルダクスもパワーアップしたのか、見事にデストロンを一掃する大活躍を見せました。

 

『第24話:夕陽に向かって』

"夏だ!海だ!ジョイントロンだ!!

事件のある所にジョイントロンあり!!"

 

17話でジョイントロン編が終了し、久々の登場回となりました。ジョイントロンが自称"幸せ運び人"として美女(?)TFスキュウレに想いを寄せるビッグホーンび恋愛相談に乗るという異色のエピソードです。

 

彼らは「ジョイントロンが悪役を演じてスキュウレを拉致する→ビッグホーンが助け出す」という古典的な作戦を立てますが、スキュウレの拉致にこそ成功したものの行く先々でトラブルに巻き込まれてしまい、なかなかビッグホーンと合流することが出来ません。挙句の果てに途中でスキュウレの正体がデストロンの宇宙海賊・シーコンズの一員であるということに気が付くと「スキュウレをライオコンボイに差し出せば自分達の手柄になる」と考え、ビッグホーンとの約束を無視してサイバトロン基地に連行しようとします。しかし、スキュウレを奪還しに来たシーコンズの襲撃に遭ってしまいトリプルダクス対ゴッドネプチューンというビーストウォーズ初の合体ロボ同士の戦闘が勃発します。ライオコンボイらの援軍もありなんとか勝利を収めたジョイントロンですが、納得がいかないのは約束を反故にされたビッグホーンです。最後はビッグホーンが夕陽に向かって"ジョイントロンのバカヤロー!!"と叫んで物語は幕を閉じます。

 

ビーストウォーズIIではわかりやすさ重視の単純なサブタイトルがつけられることが多かったですが、この回は「サブタイトルが物語の伏線になっている」という凝った手法が用いられた珍しい回でしたね。

 

ちなみにこの回のスキュウレは終始ビーストモードだったのですが、スキュウレをビーストモードにすると上の画像が地獄絵図になってしまったのであえてロボットモードの画像でお届けしました笑

 

『第33話:アンゴルモア冷凍大作戦』


"合体巨人の底力を見せつけろ!

巨大氷山輸送ミッションに挑め!!”

 

しばらくジョイントロンが登場しないうちに物語はビーストウォーズIIのクライマックスである"ネメシス編"に突入しており、着々と盛り上がりを見せていました。

惑星ガイアに眠る超エネルギー・アンゴルモアエネルギーを奪いつくす為にガルバトロンが呼び寄せた切り札・人口惑星ネメシスが徐々に惑星ガイアへと接近し、ガイアではアンゴルモアエネルギーの動きが活発化。灼熱のマグマと化したアンゴルモアエネルギーが至る所から噴出し始め、野生動物達が暮らすジャングルにも危機が迫ります。ライコンボイ部隊は冷却装置を使って流れ出たアンゴルモアエネルギーを凍らせる作戦に出ますが、アンゴルモアエネルギーの熱に負けてしまいなかなか上手くいきません。一方、ライオコンボイ部隊とは別行動を取っていたジョイントロン達も独自に「アンゴルモアエネルギーの噴出口に岩を置いて噴出口を塞ぐ」という地道な方法でアンゴルモアエネルギーの噴出を塞き止めようと試みていましたが、こちらも成果は得られず途方に暮れていました。そんな時に偶然ライオコンボイ部隊の冷却作戦を目にしたジョイントロンはあるアイディアを思いつきます。それは、

「巨大な氷山を置いてアンゴルモアエネルギーの噴出口を塞ぐ」

という冷却作戦と岩を置くアイディアを合体させたジョイントロンらしさ溢れる大胆な発想でした。

三人はトリプルダクスに合体し、巨大な氷山を持ち上げたまま噴出口を目指して飛び立ちました。飛行中にデストロンの襲撃を受けますが自分の体の何倍もの大きさがある氷山を右腕で支えながら左腕一本でデストロンに応戦するという離れ業をやってのけ、ライオジュニアの協力もありデストロンを撃退。無事に氷山を噴出口まで運びきり、アンゴルモアエネルギーの塞き止めに成功しました。

 

これまでは好き勝手に行動してサイバトロンに迷惑を掛けてばかりだったジョイントロンでしたが、今回はライオコンボイからも「今回はジョイントロンに助けられたな。」と評される程の活躍を見せてくれました。

26話で同じサイバトロンの合体戦士であるマグナボスが準主人公格として登場して以降ジョイントロンは立場を失いつつあった為、ジョイントロンファンとしてこの活躍がとても嬉しかった思い出があります。

 

『第38話:飛び出せ!惑星ガイア』

"「ヒーローは俺たち、ジョイントロンだ!!」

さらばジョイントロン!最後の活躍を目に焼き付けろ!”

 

全43話あるビーストウォーズIIにおいてジョイントロンが登場する最後のエピソードである為、

私にとってはこの回がビーストウォーズIIの実質最終回です笑

 

着々と惑星ガイアに迫る人口惑星ネメシスに対して明確な対抗手段を打ち出せなかったライオコンボイ部隊はついに「直接ネメシスに乗り込んで破壊する」という最終手段に打って出ます。

 

サイバトロンの戦士達は宇宙船をネメシスに向けて射出する為のカタパルトの建設を進めますが、完成を目前にしてカタパルトがデストロンに見つかってしまいます。カタパルトの用途を察知したデストロンはカタパルトを破壊すべく総攻撃を仕掛けます。デストロンに数で劣るサイバトロンは劣勢に追い込まれてしまいますが…

「待たせたミー!ミー達も参加させるミー!」

このピンチに我らがヒーロー、ジョイントロンが駆け付けます。

ジョイントロンは直ぐ様トリプルダクスに合体し、デストロンを迎え撃ちます。

 

トリプルダクスの奮闘の裏でなんとかカタパルトを完成させたライオコンボイ部隊は宇宙船に乗り込み、デストロンの弾丸が飛び交う中ネメシスを目掛けて発進します。

 

しかし、マックスビーの攻撃でついにカタパルトの先端が破壊されてしまいました。

無惨にも折れ曲がったカタパルト。このままでは宇宙船がとんでもない方向に飛び立ってしまう…!!

誰もが諦めかけたその時でした。

 

トリプルダクスが自慢の怪力で折れ曲がったカタパルトを下から持ち上げて軌道を修正したのです!!

 

こうしてライオコンボイ部隊は無事に正しい軌道でネメシスに飛び立つことが出来ました。

やったぜジョイントロン!!

よくやったジョイントロン!!

紛れもなくジョイントロンが成し遂げた中でも一番の大仕事であり全国のジョイントロンファンが歓喜の渦に包まれたのも束の間、ジョイントロンが「惑星ガイアに残る側」となったことでネメシスでの最終決戦に参戦しないであろうことも決定付けられてしまいました。

多くのジョイントロンファンが「これがジョイントロンの最後の見せ場だった」と悟り、惜別の涙を流したことでしょう。

さようならジョイントロン…

ありがとうジョイントロン!!

こうして私のビーストウォーズIIは終わりを告げました。

 

ジョイントロンが最終決戦に参戦しなかったのは残念でしたが、責任重大な戦いは他人に任せるというスタンスの方が能天気な彼ららしいので今思えばこれで良かったのかなとも思います笑

 

※番外編『劇場版ビーストウォーズII:ライコンボイ、危機一髪!』

"次なる冒険の舞台は大宇宙!?

ジョイントロンの冒険に終わりはない!!"

 

えー、まずはすみません映画の内容は全然覚えてません泣

映画館に観に行ったことは覚えているんですけどね・・・

メインのストーリーは全然覚えていないのですが、

「トリプルダクスとゴッドネプチューンが宇宙空間で対決するシーンから始まる」ということだけは鮮明に記憶しています。

スクリーンにトリプルダクスが登場したときはかなりテンション上がりましたが、

結局対決中に謎の巨大飛行物体に衝突してしまい、ジョイントロンもシーコンズも早々に退場してしまうんですよね・・・

私的にはジョイントロンVSシーコンズで映画1本作ってほしいくらいなんですけどね笑

 

個人的には「ジョイントロンがシーコンズの海賊船を宇宙空間まで追いかけている」というところがかなりポイント高いんですよね。ジョイントロンのシーコンズへの執着・ライバル意識の表れであると共に、今後もシーコンズを追いかけてジョイントロンの冒険が続くという風に捉えられるんですよね。

 

次なる部隊は大宇宙か。はたまたガイアとは別の惑星か。

シーコンズ、そして面白い事件を求めてジョイントロンの冒険は続くことでしょう。

私自身も、その冒険の様子をブンドドで描ければいいなと思っております。

 

それにしてもリメイクされたゴッドネプチューンは大きいですね…アニメではトリプルダクスと同じくらいの大きさだったのですが、二回りくらい大きくなってしまいました。

それでも上の画像を見る限りでは、トリプルダクスなら対格差を物ともせずに互角に戦えそうですね!

 

以上、トリプルダクスのレビューでした。

思い出話回も含めて3回にわたって長々と語ってきましたが、

ようするにトリプルダクスがトランスフォーマー史上最高傑作アイテムだということです。

 

もしも私が4歳の時にトリプルダクスを手に入れてたら…

間違いなく私はカーロボットが放送終了した時点でトランスフォーマーを卒業していたことでしょう。

あの時買えなかったことでトリプルダクスに12年間思いを募らせ続けたからこそ、

今のトランスフォーマー大好きな私がいるのだと思います。

そういった意味ではトリプルダクスは私とトランスフォーマーをつなぎとめてくれた特別なアイテムです。

そんなトリプルダクスへの私なりの恩返しと言ったら少し変ですが、

「トリプルダクスの魅力を少しでも多くの人に伝えたい」

という一心でこの記事を作成しました。

このページがトリプルダクスの魅力を後世に伝えるレガシーの1つになることを祈ります。

 

また、このページは「いつ誰が遊びに来てもトリプルダクスについて語れる場所」でもあります。

もしもこの先トリプルダクスについて語りたくなったら、いつでもこのページに遊びに来て下さいね!!

 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。アディオスアミーゴ!!