そろそろクラスも落ち着き、授業も進み始める頃。
新しくいい友達ができただろうか？
新中学生・新高校生にいつも伝えること
「お互いはじめてのクラスメイト。いつかは会話が始まる。
さて、どちらから声をかけるだろうか?
どうせなら、こちらから声をかけてみよう！」
些細なことだが、実行するのが難しい子は多い。
余り問題視されないことでもあるが、
実際は、早めに越えるべき大きな課題であると考える。
さて、次に、いい友達とは…
たとえ殺人犯になったとしても友達は友達。
自分に害を加えない限り、いつまでも友達。
ただ、できれば、いい友達が欲しい。
いい友達とは、
ベクトルが上を向いている人のこと。
向上心がある
高潔な人格者で
ちょっとした気配りができる人。
まあ、人として立派ということだが、これで気が合えば
いい友達だ。
反対に
良くない友達とは、
下向きのベクトルの人。
自己中心的な言動
愚痴が多い
怠惰
こうした人と一緒にいると、引っ張られてしまうことがある。
特に気が合うのでない限り、距離を保つことを勧める。
ついでに、いい関係について…
友達を待って、学校に遅刻しそうになった時、
「すまんが先に行くわ！」と気兼ねなく言える関係。
そして、学校で会った時、相手が
「今朝は待たして悪かったな」と開口一番口にしてくれたら、
彼とは一生の付き合いになるはず。
深夜にＬＩＮＥしていて、寝落ちしたとする。
翌日会った時その続きが自然にできれば、いい関係。
『史記』 刎頸の交わり
ところで、
いい関係でなくても、普通の知り合いはたくさんあった方がいい。
いい関係でなくなった瞬間に、
「敵」と判断するような人にはならないように。
自分が損するだけで、自己満足以外何も残らない。。
できるなら、
友達との距離は自分で保てるようにしましょう。
適度な距離を保てるようになるのが大人です。
子どものうちは難しいかもしれないが、
人間関係にもまれながら、訓練するしかありません。。
この訓練は、
いい友達を作るためにも必要です。
さあ、
まだ話をしたことのないクラスメイトにも
一声かけてみよう！