そもそも言葉は会話から始まる。
赤子の頃から何度も何度も話しかけていると、
そのうち「ママ」とか「パパ」とか「マンマ」とか口にしてくれる日が来る。
口から出る言葉は親に似る。
和歌山の子は和歌山弁をしゃべるし、
標準語を話す親の子は標準語。
ちなみに、アメリカの子は英語を話す。
当たり前かな?(笑)
昔、台湾で、大日本帝国陸軍の兵士だった方に博物館の案内をしてもらったが、
その方が完璧な日本語を話すので驚いたことがある。
こんな丁寧できっちりとした日本語なんて、日本国内でも耳にしたことがないくらい。
私自身こんな素晴らしい日本語は話せないと思い、感服させられた。
そういえば、その方は、戦前に日本語教育を受けていた。m(__)m
言葉は環境から学び始める。
まずは家族から言葉を覚え、仲間から影響され、自分で学んでいく。
ただ、
三つ子の魂百まで
幼い頃に身についた言葉と立ち居振る舞いは、成長してから直すのは難しい。
塾内では、敬語を使えとは言わないが、
「筋の通った話をするように」と
よく注意する。
これは、子供あるあるですが、
① 思いついたことを口にする。
・・・突然、話が飛び散らかして、何を言っているか理解しづらい時があれば、
この癖は注意しないと、子供自身は気が付きません。話の筋道というものがまだ理解できていないためです。
その都度、質問などして、まとまった会話となるよう誘導してあげる必要があります。
② 自分のことを語り始める。
・・・これは、落ち着かせるために話を聞きいてあげる必要はありますが、10歳にもなれば、落ち着かせるためにも指摘してあげなければならなりません。
精神的に幼いと、横から会話に割り込んで自分のことを語り始める場合もあります。活発なのはいいのですが、それは即指摘して止めます。「空気の読めない人」にしないためです。
一般的に成績の高い生徒は早い時期にこの傾向はなくなります。
そんなことより、自分のことばかり話をするような人はモテなくなるので、そのためにも注意が必要です。勉強より大事と思います。
③ 一定の言葉しか使わない。
・・・「すっげぇー」「ヤバっ」「ウザっ」または擬声語擬態語など。感覚的な言葉しか使えないのは、語彙力がないためです。筋道の通った会話のやり取りがない環境で育った子に多くあります。
積極的にあえていろんな表現を使って会話の相手をしてあげたり、話を深堀するように誘導するしかありません。
語彙力がないのは、学力に大きく影響し続けます。一日でも早くいろんな言葉に接するようにしてあげる必要があります。
会話 → 国語力 → 学力全般
↓
コミュ力 → 人としての魅力
こんな感じで影響を及ぼすと考えます。
学力に影響を及ぼす点は、多くの親御さんは関心を持たれていると思いますが、
コミュニケーションの大切さについては、関心が薄いように感じます。
社会に出てからしっかりやっていけるようにと
勉強を教えながらも、実は内心、
人と人との交流はもっと大切だと思っています。
もちろん、英語や数学を教えるのに時間が割かれるため、
コミュ力うんぬんと説教する時間はあまりとれません…
まあ、こんな説教は嫌われるだけですから、
ただ積極的にこちらからコミュニケーションをとるようにするだけです。(笑)



