学生の頃、三島由紀夫の大ファンで、
彼の評論や彼に対する評論については
まず大抵のものは読んだ。
今日また、三島論で新刊が出たことで、
ふと思った。
三島由紀夫はどんな勉強をしていたの?
私のつたない記憶をたどるも・・・
方法論なんて書いてあったことはなかったな。
元々虚弱体質で、おばあちゃんに大事に育てられ、まあもともと立派な家系だから、きっちりと躾けられ、お勉強は真面目にしていたらしいけど、早熟の天才、やはりこの手の人は、小手先の勉強方法なんて、多分考えもしていない。作家となってからは完璧な夜型生活。相当な努力はしたが、睡眠不足にだけは勝てないと嘆いてたな。そういえばヨーロッパ旅行の後かな、「パリへ行った日本人画家は、朝早くから一日中、絵を描くことを覚えて帰ってくる。」みたいなことを書いていた。パリまで行って結局覚えてくるのは努力の大切さだということ。三島の文章なら心にズシンと響くが、私が伝えても、期待外れのお話とスルーされるだけかな…トホホ
あえて言うと、この言葉
歌道の至極は身養生に極まり候由
もともと藤原定家の言葉らしい。
いい歌を作りたいなら、
まずは健康を保ちなさいよ
ということ。
何これ?
ちなみに、三島はこの言葉を川端康成に送ったというから・・・
年寄りにはいいかもしれないけど、
学生には参考にならないかな?
少しこじつけて解説する。
身養生
お菓子食べて、スマホばかり触って、
挙句に夜遅くなっていたら、
エネルギーは失われる。
これではいい勉強できないよ。
テスト直前くらいは
余計ないものを切り捨てて、
全てのエネルギーを真っすぐ勉強に向けましょうね。
今日はご苦労様でした。