三島由紀夫の勉強方法 | OMIセミナーのブログ

OMIセミナーのブログ

和歌山市古屋にある塾です。西脇・河西・貴志・河北・楠見地区の生徒が通ってくれています。
℡: 073-414-3898 または、090-3722-7967     
mail:   omiseminar@gmail.com
住所  和歌山市古屋77-10 ・・・エバグリーン古屋店のすぐ近くです。

学生の頃、三島由紀夫の大ファンで、

彼の評論や彼に対する評論については

まず大抵のものは読んだ。

今日また、三島論で新刊が出たことで、

ふと思った。

 

三島由紀夫はどんな勉強をしていたの?

 

私のつたない記憶をたどるも・・・

方法論なんて書いてあったことはなかったな。

元々虚弱体質で、おばあちゃんに大事に育てられ、まあもともと立派な家系だから、きっちりと躾けられ、お勉強は真面目にしていたらしいけど、早熟の天才、やはりこの手の人は、小手先の勉強方法なんて、多分考えもしていない。作家となってからは完璧な夜型生活。相当な努力はしたが、睡眠不足にだけは勝てないと嘆いてたな。そういえばヨーロッパ旅行の後かな、「パリへ行った日本人画家は、朝早くから一日中、絵を描くことを覚えて帰ってくる。」みたいなことを書いていた。パリまで行って結局覚えてくるのは努力の大切さだということ。三島の文章なら心にズシンと響くが、私が伝えても、期待外れのお話とスルーされるだけかな…トホホ

 

あえて言うと、この言葉

歌道の至極は身養生に極まり候由

もともと藤原定家の言葉らしい。

 

いい歌を作りたいなら、

まずは健康を保ちなさいよ

ということ。

 

何これ?

ちなみに、三島はこの言葉を川端康成に送ったというから・・・

年寄りにはいいかもしれないけど、

学生には参考にならないかな?

 

少しこじつけて解説する。

身養生

お菓子食べて、スマホばかり触って、

挙句に夜遅くなっていたら、

エネルギーは失われる。

これではいい勉強できないよ。

 

テスト直前くらいは

余計ないものを切り捨てて、

全てのエネルギーを真っすぐ勉強に向けましょうね。

 

今日はご苦労様でした。