本人、色々と忙しくつづきが遅くなりましたお願い

前記事に沢山のいいねやコメントをありがとうございました照れ




では、つづきです。









④中3の1年間

中学3年生となって周囲の環境も一変しました。前ブログで中2の時期に学校での数多の体験を通じて自らの凝り固まった価値観や人生観を見直したという経験を記載しましたが、その後先生方に対応していただきクラスのメンバーを配慮してもらいました。その為、中3では勉強に集中できるような環境が整えられるクラスに入れ、良い状態へと向かう希望が微かながら感じられました。また、4月から本格的に公立向けの某塾から早稲アカへと転塾しました。学年末の各模試で芳しい成績を収めることができなかったので必勝は開成必勝からのスタートで、悔しい気持ちを拭いきれなかった記憶があります。当時は開成よりも筑駒の方が志望順位が高く、筑駒必勝へ通いたかったけれどそう簡単に突破できない壁の頑強さに四苦八苦する時期でした。通常校舎では最上位のクラスへと優遇され、1年間1回も陥落せずに最高峰の授業を享受することができました。入試を終えて改めて校舎の先生の、機転を利かせずっと自分を支えてくれた対応には感謝しても仕切れないです。さて、無事に学校でも早稲アカでも新たなスタートを新しい環境で迎えられましたが、幾つか心配な点もあったのも事実です。具体的には、体調を崩しがちになったということが大きかったように思います。それは幾らかの事由が複雑に絡んで表面化した体調不良と推定でき、その事由としては早稲アカのある教師とのズレ(詳細は母が記載済みゆえ割愛)、真新しい環境への不安等が挙げられるように感じます。これから1年プレッシャーやストレス過多によって精神的な腹痛(正式に診断はされていないけれど過敏性腸症候群と考えた)に襲われるようになり、身体の健康と勉強の関連性を無視できない状況となっていました。その一方で勉強や成績の面では様々なことがありながら休むことなく続けて来たアドバンテージのおかげで安定した好成績を維持できました。開成プレの数学2位に始まり、開成OP①12位、夏期集中特訓トップ10入り、開成OP②19位、開成OP③9位のみならず多くの模試で合格圏内の好成績を叩き出せました。その所以としては体調不良をきっかけに今までの不健康な生活を一新したり、某塾で侮ることなく培ってきた盤石な基礎基本があったので、早稲アカでの高度な内容を1から吸収できたりしたことがあると思います。

数学に関しては早稲アカのオリジナルテキストである『上位校への数学』を進めることや『新中学問題集(発展)』を完璧にすること、計算ミス等をなくす努力をしつつ難関校に対応できるような思考力を養成することが喫緊の課題だと考えていたので模試の復習と併せて実力を錬成しました。国語は開成に特化して記述を鍛錬し、英語に関しては高校内容を含む総合的な文法等の体系を確立させました。理科社会は元々得意であったことや校舎の先生がとても質の高い授業を提供していたことから、順調に成績を伸ばし続けられました。様々な苦境を越えて秋には念願の筑駒必勝に到達できました。大きなプレッシャーを抱えつつもトップレベルの環境で最高の仲間たちと切磋琢磨したことはかけがえのない経験だと改めて痛感します。さて、順調に道を切り拓いて入試を迎えました。初戦は千葉の最難関である渋幕でした。中学受験以来約3年ぶりの入試ともあって緊張や不安で押しつぶされそうになり現実逃避に走ったことも事実です。ですが、ラスト1週間は自習室にこもって過去問を行いました。実際、前日に見た2023の問題(理科)に酷似した問題が出題されたので直前の勉強まで本番につながっているのだと思います。そして、大一番を打破して2月入試にベストコンディションで臨むことが出来ました。結果は前回のブログに記載した通りです。このようにして3年間の軌跡を綴ってきましたが、結果として奇跡の全勝を達成できて良かったです。



§2 効果的な参考書、本について

<国語>

・日本教材出版の現代文記述式問題集(1周するだけで国語で大失敗はないです)

・各志望校別の必勝のテキスト(筑駒受けるならこれは大事)

・必勝プレテキスト(漢字等の知識)

<数学>

・新中学問題集発展(章末にある問題はレベル高いのもあるけど基本的には当たり前に回答が作れるように鍛錬するとよい。ここが1番大事かも)

・上位校への数学advance(難関校受験には必須!上位校への数学シリーズは3冊程度ありますがこれだけでいい)

・各志望校別の必勝のテキスト

・文英社の最高水準問題集特進(開成筑駒向け)

<英語> 

・各志望校別の必勝のテキスト 

・文英社の最高水準問題集特進(開成筑駒向け)

・シリウス英語発展(基礎文法をこれで確立させられます)

・英単語PLUS(発展的なものです。基礎はGLIT)

<理科>

・各志望校別の必勝のテキスト

・応用パターン錬成

<社会> 

・各志望校別の必勝のテキスト

・開成国立へのキーワード(重要語句表)

・筑駒受けるなら年号がまとまったもの(自作可)

<本>

・外山滋比古著 思考の整理学(名著。合理的な脳の使い方が学べる)

  



§3 後輩へのメッセージ

§1を読んだかたはお分かり頂けると思いますが、私の受験は周りが遊び呆けている中1中2の時期に継続して勉強を続けたことで成功できました。それによって中3で多少堕落した生活になっても実力を練磨し続ければ技量で負けることはないということを体現できたと思います。§2で高校受験に於いて効果的だと感じた参考書(一部早稲アカオリジナルです。)を羅列しました。特にこれらを完璧にすれば開成や筑駒等のトップ校に太刀打ちできる能力が身につくと確信しておりますので、今後の学習の指針としていただければ幸いです。

私の様々な経験から皆さんへ伝えたいのは、出た結果に一喜一憂し影響を受けるかもしれないけれど、いつまでも過去の結果に打ちひしがれたり縋り続けたりしないことです。不本意な結果を悔しむことは勉強に情熱を持って努力を積み重ねてきた証でありその先の洋々とした未来への糧となります。自分に足りなかった思考、知識は何かをしっかりと分析して気持ちを切り替えて前に進むことが得策です。

実際私も中学受験を失敗してから高校受験でトップレベルの高校に全勝できました。ただし、1度怠惰な生活を送って大きな緩急をつけるとリズムが崩れるので軌道修正に多大な労力を浪費することになります。驕らずに謙虚な姿勢で勉学に励み、些細なことにも目標を立てて目的意識を持ち基礎基本を見縊らずに構築させることが重要です。加えて、③で紹介したように様々な逆境に混乱することがあるかと思いますが、それを辛いものと捉えずに自分を変えてくれるものだと捉えて前向きに進めば必ず陥穽を突破できます。その為には自分を鳥瞰して客観的に捉えることで狭窄していた考え方に気づけるので決断することを億劫にせず、苦手なものにも果敢に挑戦していって下さい。応援しています!



§4 総括

まずはここまで長い文章を読んでくださりありがとうございます。

自分の高校受験は波瀾万丈で色んな人に迷惑をかけた部分もあったのですが、3年以上勉強を続け良い結果を獲得できて本当に良かったです。

学校の先生や塾の先生、家族など身近で私の受験生活を支えてくれた方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。また、応援してくださったすべての人に心からの感謝を申し上げます。今後は体調面に気をつけ楽しみながら勉学等に励んでいきたいです。



以上です。

ありがとうございました😊