前から見たかった映画
「フジコヘミングの時間」を見ました。
AmazonPrimeで。
素敵な映画でしたねぇ~💕
いわゆるストーリーがあってという、普通の映画ではなく、
フジコさんの日常の記録映画的な感じの作品でした。
パリの古いアパルトマンで、
ピアノとたくさんの古い本と、写真と絵日記と
年代物の素敵な家具と、タバコと猫と…
世界中にあるフジコさんの、本当に風情のある素敵な家の様子も。
フジコさんが好きなものがぎっしり詰まっていました。
思わず憧れてしまいます💕
そして、忙しくコンサートで世界中を飛び回る毎日。
今年の4月に92歳でお亡くなりになられましたが、
映画を見ていると、本当にエネルギッシュで、まだ元気でいらっしゃるような、そんな気がしました。
よく知られている事だけど、彼女は本当に激動の人生を生きた女性。
その積み重ねがあるからか、彼女の「カンパネラ」はズシリと響きます。
私はピアノの良し悪しはわからないけど、そんな私でも、映画後半でのコンサートでの「カンパネラ」には胸を打たれました。
この映画は2018年の作品。
「私は永遠の16歳なのよ」
晩年苦労が報われ、音楽家として日々充実していた時期だったのですね
先日、NHKスペシャルで
「魂のピアニスト、逝く」という番組がありました。
最後は病院でしたが、ついには両耳が聞こえなくなり、ピアノを弾いても音が取れず
「もう弾きたくない」と言って自らピアノの蓋を閉め、その翌日に亡くなりました。
いつか機会あればコンサートに…って思っていたけど、間に合わなかったのは本当に残念です…
映画の中のフジコさんの言葉。