✳️長いです🙇
博多座にて「東海道四谷怪談」👻
尾上松也くん(伊右衛門)と尾上右近くん(お岩様)のコンビ。
歌舞伎「東海道四谷怪談」は
ジャパニーズホラーの原点ですからね。
ホラー👻好きは一度は見ておきたい作品です😌
「四谷怪談」って、怖い話だと思いますが、
一言で言って、「驚愕‼️‼️」
素晴らしかった~🎶
私は生で歌舞伎を見たのが初めてなのですが
「今さら何を申しておる」でしょうけど、
日本にはこんな凄い芸術があるのですよね👍
まあ、よく知っている
「四谷怪談」だから入り込めた点はありますが。
何せ、生まれて初めて見た映画が
「四谷怪談」な私め。
幼稚園の頃です。
父の趣味がもうね~😅
生粋のホラーっ子の私を、
どんだけ怖がらせられるかね?なんて
だいぶ上からの気持ちで見たのですが、
はっきり言って、怖くはなく😅
怖がらせたい意図は伝わりますが、
めちゃホラー👻好きな私は、
「怖い」より全然
「素晴らしい」が勝ってますね✨
👻👻👻👻👻👻👻👻👻👻👻👻👻
もうね、
伊右衛門(松也)がめちゃめちゃヒドい男で、
お岩(右近)に罵詈雑言に暴力の数々。
質草にお岩の着物や赤ちゃんの産着や蚊帳まで奪って行きます。
どんなヒドい仕打ちを受けて、
泣き叫んでいても、
なんと言うか、たおやかなところが、
日本人の美意識を刺激するのですよね💐
全体的な筋書きはよく知ってるのに、
嘆き悲しんでいる最中でも、
みっともなく乱れず、哀れな御岩さんの姿に
思わず涙が溢れてしまいました。
そして、
毒薬とも知らず、「血の道の薬」を
ありがたくありがたくお礼を述べながら口に運ぶシーンは
じっっくりと静か~に長い時間を掛けて表現されていました。
その一つ一つの所作が
なんとも美しくしとやか。
だからこそ、
薬で顔が醜くなり、裏切りに合っていた事を知った時の表現が
対比として引き立った気がしました。
「おのれ……」と、音には出さずとも
「ギリギリギリギリ⚡」と
厳しい音が出そうなくらいの激しい怨みと悔しさの表現が
物凄く壮絶に感じました。
ここ、泣けた💦
お岩さんがお歯黒を塗り
髪をすくシーン。
髪がバサッバサッと抜けて行き
その髪を見て一瞬おののき止まる…
そして、顔を上げると
いきなり面体がさらに恐ろしくなっているのです。
その後は右近くんの3役早変わりや
お化けの大仕掛け。
これはなかなかのモノでした‼️
ラスト。
舞台がパッと明るくなり、
大量の雪(紙吹雪)の中、
伊右衛門が仇を打たれるシーン。
お化けのシーンは、
どうしても舞台が暗かったけど、
最後にパッと華やかに締まりました💐
歌舞伎なんて、言葉わからないし、
眠くなるんじゃない?と思ってましたが
おそらく昔から見ると、ずいぶん現代的になってると思います。
普通のお芝居みたいに見れました。
普通のお芝居と違うのは、
歌舞伎や狂言でお馴染みの
お囃子ですかね。
メイン場面での「ドロドロドロ…」の太鼓の音。
静かな場面での三味線の音。
これよ、これ‼️
クセになりますね👍
そして、役者さんですが、
松也くんはそもそも歌舞伎メイクみたいな顔だから違和感なしですが、
白塗りでキリッとした顔は良かった✨️
普段ふっくらしてるイメージだけど、
それが和服だと恰幅よくて、
よく映えていました。
右近くんは3役早変わりで忙しかったろな~‼️
お見事💕
お化け👻のシーンより、
激しい怨みや嘆き悲しむシーンは、
女性ではなく女形だからこそ出せる迫力かと思いました。
御岩さんのお化け👻シーンは仕掛けがなかなか凝ってたなあ…✨
言葉の面で
普通なら
「…したよね~」と言うところを
「…したわいな~」と言ったり
「どきなさい‼️どきなさい‼️」を
「どきゃ‼️どきゃ‼️」と言うところが
かわいくて、
普段使いしようかなあ~😁
なんて思いました😊
は~💨
もう一回見たい…
でも、日程と💴が合いません😣
また機会あれば、歌舞伎
見に行きたいと思います😊
久々に
「日本人で良かった」
実感しました💐
旦那にゃ、博多座観劇時は必ず購入する
「博多座きんつば」
買うてやったわいな~😁