新座市の石仏巡り。 | 裕介のブログ

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温泉や銭湯巡りのブログですが…。
何でも記事にしてます。

埼玉県新座市の石仏巡り。
新座市にどの位の石仏が
存在しているのかは分からないけど
そのほんの一部です。
 
旧川越街道沿い。
新明神社の先には
鬼鹿毛の馬頭観音が建立されています。
 

 
民家の敷地内みたいですが
きちんと参拝出来ます。
新座市指定の
有形民俗文化財です。
 
民話も残されています。
簡単に書くと秩父から来た小栗という人が
鬼鹿毛という馬に乗り江戸に急ぎました。
 
流石に秩父からの旅路に疲れ
新座市大和田宿のこの地に
あった大木の根につまずき
倒れてしまったようです。
 
しかし名馬の鬼鹿毛は
そのまま起き上がり主人を
江戸まで載せて走りました。
 
用を済ませて馬を停めてあった
場所に戻ると馬が居ない。
不思議に思ったそうですが
秩父への帰路を急ぎました。
 
大和田宿まで戻って来た時に
往路で鬼鹿毛が倒れた場所に
鬼鹿毛の亡骸があったようです。
 
主人の急を急ぎ
亡霊となり江戸まで
走り続けたとか。
 
これが「鬼鹿毛の伝説」
村人はその霊を弔い
馬頭観音を建立。
 
それが1696年の事です。
鬼鹿毛の馬頭観音です。
 
 
 
 
 
肝心の写真はピンボケ。
しかし撮影のロケーションが難しい。
 
像高127センチメートル。
新座市内で最大で最古の
馬頭観音です。
 
民話が残る馬頭観音。
歴史もあり素敵だなと思った。
 
 
 
 
大和田宿には古い建物も
数少ないながら残る。
これは集会所か?
以前にも訪れている。
 
昔この手の記事を
結構書いていたような
気がしていたが
案外書いて無い。
自分の記憶違いか…。
 
 
集会所の側には
地域菩薩が建立されています。
最近カメラがどうにもピンボケになる。
寿命かな。
 
 
こちらも新座市指定の
有形民俗文化財。
女人講碑。
 
 
新座市北野の住宅街。
立教大学の裏手に女人講碑はあります。
手水舎は管理されておらず。
 
 
花が供えられています。
安産守護の菩薩。
中央が如意輪観音です。
 
1827年に建立。
その碑面には
信仰を支えた26人の女性の
名前が刻まれています。
 
昔は二十三夜講や
二十六夜待ちなど
月の出を待って拝み
集う信仰が盛んだったようです。
 
右側が二十三夜の文字塔。
左手が虚空蔵塔。
 
月の信仰というか
ブログでも満月の時とかは
月の記事が増えるように
昔から月への信仰は
あったんですね。
 
埼玉には「二十三夜」という
地名まである位だし
その信仰は盛んだったのかも知れない。
 
女人講碑は安産祈願の
信仰もありそれは今現在でも
続いています。
 
大きな有名な神社や寺も
好きですが地域に根付く
この手の祠の習わしやあらましを
発見するのが俺は好きだ。
 
不定期連載。
またいつか書きます。
 
新座市 鬼鹿毛の馬頭観音
住所 埼玉県新座市大和田1-16-5
 
新座市 女人講碑
住所 埼玉県新座市北野1-3
 

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