かな半旅館① からの続き。
昨晩は外食して
宿に戻り風呂に入り
ちょっと酒を呑んで
寝てしまった。
チェックイン時
宿の女将さんの
対応はかなり好感が
持てました。
荷物を持ってくれたり
娘にも良い対応してくれた。
宿泊したのは
「風の間」という
シンプルな和室。
布団も既に引かれていた。
恐らくこの宿の
メインの宿泊棟なのだろう。
かなり新しい。
風の間は二階だった。
角部屋。
しかし相客は二階には
居なかった。
一階の部屋に仕事で
滞在しているであろう
方々が宿泊していた。
洗濯機で作業着を
洗濯していた。
この光景は良かった。
新しい建物にも
突如古い部分もあるのが
ちょっと不思議な感覚だった。
起き抜けの風の間。
布団が乱れてすいません…。
部屋にもユニットバスがある。
食事は朝8時からにした。
日頃の疲れが出たのか
7時過ぎまで寝てしまった。
朝食は一階の食堂へ。
NHKのニュースが流れる。
朝食は既に用意されていた。
オムレツ、煮物、昆布、
ハムサラダ、ウインナー
海苔とお新香。
これに味噌汁とご飯。
充分過ぎる朝食。
味も良かった。
風の間から見る景色。
瓦屋根。
屋根は昔のままか…。
かど半旅館を裏から見れば
ちょっと宿の感じが分かる。
右手の建物が
我々が宿泊や入浴をした
宿泊棟。
左手が旧館だ。
意匠が良い。
使われていないのかと
思っていたけど現役の
宿泊棟。
俺が宿の写真を
撮影していると
従業員の方が
「古い建物がお好きですか?」
と声を掛けてきた。
俺は好きですね。
と答えるとこちらが
一番古いですよと
撮影させてくれた。
障子の意匠も良い。
掃除中だったので…。
部屋の全景は写せなかったけど…。
古い棟は団体さん用らしい。
広い純和風の部屋。
蔵もあったり。
点在する建物や蔵を
ひとまとめに屋根で囲って
しまったような印象。
新館も過ごしやすくて
良いけど旧館も惹かれた。
次の目的地に
旅立つ。
宿代は安い。
宿の方々は
非常に好感が持てた。
良い宿だった。
中々この手の宿に
宿泊するのは難しい。
仕事で出張も無いし
機会が無いけど。
でも前乗りの宿泊なら
活用出来る。
便利の良いビジホより
味がある商人宿を選ぶ。
ちょっと宿の周辺を歩く。
宿の前には寺があった。
寺の前には鄙びた建物。
俺はやっぱり
裏路地が好きなのかも知れない。
かな半旅館
住所 栃木県栃木市万町5-2
TEL 0282-22-0108