祝日の休み。
何処かに出掛けようと
いつも思ってはいるのだが…。
どうしても娘の起床時間に
合わせての行動になってしまう。
自分の好きな事。
休日は束の間の
旅気分になる事…。
子供を公園で遊ばせるついでに
岩蔵温泉に再訪した。
東京の青梅にある
地味な鉱泉なのだが
非常に自分の生活には
丁度良い場所なのです。
以前日帰りした
儘多屋旅館にまた再訪。
素朴な家庭料理の宿。
雰囲気が良くて
時間が無くても旅気分になれる。
秘密の場所だが
別に秘密にしなくとも
人なんてそんなに居ない。
まあ「旅気分」でリセット。
これが重要なのです。
木々に埋もれ宿の全景は
把握出来ないけど良い宿。
宿の前にはこんな看板が…。
要するに宿が暇な時
限定のランチと入浴プラン。
最初は入浴だけと思っていたが
2000円チョイで昼食付き。
メシも美味い宿だし
利用しました。
祝日だけど閑散。
風呂に行く。
宿の裏には黒沢川。
清流だ。
造られた庭園でも無いのに
主のような鯉が泳ぐ。
帳場。
いつ来ても綺麗な宿。
誰も居ないのは
ちょっと寂しいけど
まさに自分にとっては
気軽に旅気分に浸れる宿。
このまま全てを投げ出して
宿泊してしまいたい衝動に駆られる。
普段の生活から
一歩宿に入ると
日常では無い。
手軽に非日常。
これって重要なのです。
風呂に行く。
タオルをぶら下げて。
木の音が軋む廊下を
宿の奥に行く。
いつからだろう?
こんな事をするのが
好きになったのは?
鉱泉があって風呂に入る。
それだけで良い。
どこぞの有名人が
薬や色に溺れて
悪い人扱いされる。
そんな色や快楽より
俺は湯がある浴場に
歩みを進める瞬間が
一番痺れる。
このまま後ろから
殺されたって構わない。
タオルを片手に
浴場に行く。
岩蔵温泉郷。
岩蔵温泉 儘多屋旅館①
岩蔵温泉 儘多屋旅館②
岩蔵温泉 儘多屋旅館③