談合坂 で食事をしてからは
そのまま今回の宿泊地の
塩山温泉の最寄りのICの
中央道の勝沼ICまで直行した。
本当は何処かへ
寄ってから宿に行きたかったが
雨が降っていたので
買い物をしてから宿に向かった。
塩山温泉。
歴史は古く開湯は
600年前との事。
あまり開湯伝説は
信用はしないけど
元湯の廣友館が明治8年創業だから
江戸時代には温泉場としては
栄えていたのかも知れない。
廣友館には以前宿泊した事があるが
風呂が良かったという印象以外は
あまり覚えていない。
確認の意味でまた訪ねたというのも
あるんですがあまりの忙しさに
旅の考えも纏まらなかったと
いうのが理由です。
本当は行った事が無い場所に
行ってみたいのが本音なのですが
精神的にゆとりが無くなると
考えも纏まらない。
よって思い付くのは
行った事がある場所ばかり
塩山温泉を選んだのも
静かである程度自宅から近く
宿が多いというのが理由だった。
あと宿代も理由。
宿が多いという事は
宿それぞれに違いがあると
いう事も興味が湧いた理由。
定宿なんて定める程
俺はまだ判断能力もないし
色々な宿に宿泊して
歳を取ってから使える宿を
勉強したいという事です。
塩山温泉はお気に入り。
温泉街自体は鄙びているが
観光客メインでは無く
湯治客がメインというのも
気に入っている理由。
長々と前置きを書いたが
簡単にいうと鄙びた宿が
ある近い温泉という事だ。
今回は大和旅館に投宿した。
塩山温泉には現在7件の
宿があるみたいだ。
笹本屋旅館という宿が
つい最近休業してしまった。
行きたかった宿だった。
前回塩山に訪れた時に
気になったのは大和旅館だった。
ネットで検索してみると
この宿だけが極端に
情報が少なかった。
休業とかになる前に
訪れた次第です。
宿の入り口は
表と裏にある。
駐車場は裏になる。
ちょっと分かりずらく
迷ってしまった。
こんな具合の看板がある。
橋を渡り玄関に向かう。
大和旅館。
ちょっと宿と分からない外観。
こちらが本館だと思う。
こっちが旧館。
部屋もあるような
感じだったが利用したのは
朝食の時だけだった。
宿の横には沢が流れている。
川沿いに鉱泉は多い。
ちょっと風情が無い川だけど。
正に裏口。
足の悪い人は
表玄関からの方が良いだろう。
表玄関。
道を挟んである宿が
塩山温泉の共同湯もある
宏池荘である。
共同湯にも行こうと思ったが
時間が合わず次回に持ち越し。
次回は宏池荘に宿泊しても
良いかも知れない。
車で入る事も出来るが
かなり狭い道です。
何故か裏口の看板の方が
大きい…。
木々が茂っていて
宿の全景が良く分からず。
看板が無ければ
宿とは思えない雰囲気。
この雰囲気が大事ですね。
玄関。
小さな宿の雰囲気。
チェックイン。
人が良さそうな女将さんで
安心出来ました。
デジカメが限界かな?
どうにもピンボケになる。
女将さんに案内されて
部屋に通して頂く。
ちょっと急な階段。
二階部分。
部屋は五部屋あったが
この日は満室らしい。
割りと人気がある宿なんですね。
二階の一番奥の
「もくせい」って部屋に通される。
充分。
広縁もあるし充分。
トイレは部屋にあるが
レトロな和式トイレ。
綺麗に掃除されているが
今時和式とはちょっと驚いた。
金庫と空の冷蔵庫もある。
ちょっと侘しいと思ったのは
カーテンがボロかったのと
部屋の鍵が壊れていた事。
良い感じだ。
古い宿はこうでないと
味が出ない。
部屋や館内は
掃除はされています。
綺麗な花も飾られていたり。
まだ客が俺達しか居ないから
貸し切りで風呂を使って良いと
女将さんが言う。
風呂です。
荷を解き風呂に向かう。