柴原温泉に入浴して
秩父の名物の蕎麦を食べて
いつもなら目的達成。
自宅に帰るのだが
柴原温泉に向かう途中に
神社がある。
先のブログにも書いたが
柴原に行く目印は国道沿いにある
大きい鳥居だ。
少し林道を登った場所に
稲荷神社がある。
いつもなら閑散としている
古い神社なのだが
この日は人がかなり居た。
気になったので寄り道してみた。
柴原温泉に向かう時は殆ど
人なんて居ないのが普通の光景だが
この日は車も人も結構居る。
この稲荷神社は見た目からして
相当古い。
訪れた日は3月28日。
例大祭が偶然行われていた。
1300年の歴史があるが
昭和50年に再建された神社。
新しいと思いきや
実はこの石垣や階段が古い。
徳川吉宗が将軍の時代に造られた。
石垣の造りは宮勾配と言われる
珍しい造り。
急斜面の上に本殿がある。
昔飢饉があった時に
村の人々が雨乞いをして
雨が降ってきた。
それが神社の始まり。
石垣が文化財なんですよね。
石垣を撮影していないという・・・。
今度撮影して来ます・・・。
でも反って建つ石垣は
見た記憶が確かに無い。
秩父市の文化財だ。
石垣に下には力石があった。
これって昔は村の力自慢を決めていた
石なんですよね。
大祭なのにポツンとあった。
山の斜面に神社があるので
幻想的な雰囲気ではある。
奥にも祠があった。
急勾配ですよね。
子供がいるのでお参りだけで・・・。
綺麗な花が咲いていた。
俺らが参拝した時
丁度大祭が終了したみたいだった。
この日は天気予報では雨。
だったが曇り空のまま天気が持った。
そこでリーダー的な人のスピーチ。
「本日は雨も降らずに天気も持って・・・」
俺は雨乞いしろよと思った。
小野原 稲荷神社
住所 埼玉県秩父市荒川小野原329