埼玉県 和光市 白子湧水群 富沢湧水。 | 裕介のブログ

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温泉や銭湯巡りのブログですが…。
何でも記事にしてます。

川越街道。


埼玉に住んでいる方なら

少しは馴染みがあるかも知れません。

室町時代からある古道。


江戸時代は日本橋から川越までを

川越街道と呼んでいましたが

現在東京都の池袋から川越までを

川越街道と呼んでいます。


実際には池袋から先も川越街道なんですが

池袋の先は「春日通り」と名前が変わってしまいます。

どうでも良い情報ですが・・・。


江戸から川越までを結ぶ

重要な交易路なのは今も同じ。

だから宿場があった。


埼玉県に入ると

最初の宿場は白子宿。






現在の白子宿の風景。

ほんの少しだけ宿場の面影が

残っています。


この宿場には湧水群があって

宿場の面影が消えかけていても

湧水は今でも残ります。

それが富沢湧水です。


白子宿の次の宿場は

以前にもブログにアップしたが

膝折宿です。

膝折宿の以前の記事。
膝折宿の以前の記事2。





湧水群というからには

何ヶ所かあるんですが

富沢湧水が一番大きい湧水です。

白子宿の中心にあります。


沢蟹やオニヤンマ等

清流に住む生き物が生息しています。

しかし湧水だけを残して

すべて宅地化されてしまった。






埼玉県側は台地になっています。

東京側は低地になっています。

岩盤がむき出しになっている

場所があり地層から地下水がしみだしています。


川越街道がバイパスと旧道に

分かれるのが白子宿。

旧道側に富沢病院という病院があり

その向かいのコインパーキング内に

湧水地があります。






コインパーキング内に湧水とは・・・。

珍しいが寂しい光景だ。






岩盤のから湧水。

量もかなりありこのすぐ下を流れる

白子川の重要な水源です。


かなりの清流。

ちなみに水を汲みに来る人も

いるので飲用も出来るみたいです。





岩盤から湧き出す水。

地層が見れる貴重な場所です。








その湧水の流れは・・・。






すぐにどこかへ消えてしまいます。

何だか儚いですね。







白子宿の辺りだけは

まだ緑地が残っている。


都会の道路がいきなり

渓谷に来たような道になり

またすぐ都会に戻る。


不思議な光景だが

都会のオアシスとは

良く言った言葉だと思う。


もう少し時間がある時に

白子湧水群の他の湧水を

巡ってみたいと思う。


富沢湧水でした。


富沢湧水


住所 埼玉県和光市白子2-14




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