週末の休みは2週連続で山梨県にある
鉱泉宿に行って来た。
本当は群馬県方面に行って焼き肉あおぞら で
焼肉を食べてから温泉にと考えていたが
関越道に乗る前から
事故渋滞の情報が・・・。
渋滞にハマってまで
出掛けるのもね・・・。
そんな流れでまた山梨方面へ。
今回は大月市よりも手前の
上野原市の鉱泉だ。
鶴鉱泉。
以前にも記事を書いた事があるが
良い鉱泉宿なんです。
上野原の駅から歩いたら20分程か・・。
中央道の上野原ICから車で10分弱。
正直場所はかなり分かりずらいし
説明もしずらい。
カーナビで鶴鉱泉と入力すれば
うちの古いカーナビでも案内が出るので
行きたい人はカーナビが必須ですね・・・。
近くに高柄山という山があり
その山の麓にある鉱泉宿。
つげ義春さんが書いた
「貧困旅行記」にも登場した鉱泉。
貧困旅行記は面白い本ですよ。
文庫にもなってるんで気が向いたら
読んでみるのを進めます。
錆びた看板が良い味出している。
普通の田舎の集落の普通の家。
宿の看板もあるがここが鉱泉宿とは
誰も思わないだろう。
でも鉱泉宿です。
今は宿泊はやってないが
週末のみ¥700で入浴出来ます。
貧困旅行記の写真だと
廃墟みたいな旅館だったが
今は綺麗な一軒家。
やはりおばあちゃんが番頭さんです。
少し宿の面影がある館内。
宿泊を受けていた時も客室4室程度の
小さな田舎の宿。
以前宿泊客は受けないのか尋ねた事があったが
高齢ゆえに無理との事だった。
でも訪れる際には電話連絡はやはり必須条件だ。
理由は湯を沸かさないとダメだから。
でも人の家ですよね(笑)
小さな子供が居ても大丈夫。
部屋も貸してくれた・・・。
うーん・・・。
人の家です。
浴室は内湯が1つ。
暖簾が今だ現役の鉱泉と主張する。
温泉分析表もある。
本来なら「鶴温泉」と言えてしまう鉱泉。
アルカリ性の温泉です。
強烈にツルツルする鉱泉。
個性的な温泉だと思います。
内湯。
娘のケツも写ってしまったが・・。
大人2人が余裕を持って入浴出来るポリバス。
この風情が好きですね。
消毒も循環も無し。
良く温まるツルツルの鉱泉です。
カランも2つあるが調節がシビア。
鉱泉宿なんで許して下さい。
ちなみに飲泉も可能です。
飲むと甘くて美味しい鉱泉。
こんな風呂が自宅にもあったら
良いのにな・・・。
溜め湯だが源泉蛇口あり。
壁に付いているボタンで
自分で追い炊きが出来るので
新鮮な湯が味わえます。
ボイラーの音を聞きながらの
休日の午後の鉱泉浴。
生きていて良かった。
続く。