七沢温泉「中屋旅館」
この日は露天風呂は清掃中。
内湯のみの入浴になりました。
実は露天には興味無し。
外気を浴びながらの入浴も心地よいが
内湯の鄙びた意匠も感じたい。
宿の方は非常に申し訳無さそうにしてたが
むしろ俺は内湯オンリーのつもりだったんで。
狭い方が男湯だったが
客は俺だけなので広い方の
浴場を利用出来た。
鉱泉宿の雰囲気満載である。
当然のごとく籠のみのロッカー。
貴重品は・・・。
俺しか居ないからね・・。
ドライヤーはありました。
女性も安心ですね。
アルカリ性単純温泉。
かなりスベスベ感があり好きな温泉。
分析表は無かったが
この風呂に入浴して真湯との違いが
感じられない訳が無い。
それほど良い温泉ですね。
湯元は隣の玉川館なのだろうか?
聞くのを忘れたというより
宿の人は清掃を懸命にしていたので
聞かなかった。
また来れば良いしね。
冷鉱泉です。
湧出温度は20℃
内湯へ。
キタコレ(・∀・)
俺が思っていた浴場。
3人入ればいっぱいの浴室。
鉱泉宿の風呂だ。
凄い綺麗に清掃されている。
タイルの意匠も昭和ですね。
良い内湯です。
独占。
これは贅沢だと思う。
纏わりつくような浴感の鉱泉。
最高ですね。
源泉足し放題。
あんまりうめるとぬるくなってしまうが・・。
内湯の浴室は古い。
天井の造りをみれば分かる。
何故か青のペンキで塗られていた。
露天をイメージしたのだろうか・・。
温泉浴場は地面に近い場所は湯が良い。
これ定説なんですが
中屋旅館も地面に近いというか
地面と平行の造りだった。
やっべー。
最高。
浴槽は加熱循環してるが
新しく湯が足されてるんで
掛け流し状態。
消毒はしてないと思う。
柔らかくて優しい鉱泉。
ちなみにカランやシャワーもすべて鉱泉。
逆上せたら源泉シャワーで冷ます。
これエンドレスパターンですよ。
宿の規模からして(露天もあるし。)
カランは十分なんでしょう。
七沢温泉って結構マイナーだが
作家の小林多喜二やのらくろの作者
田河水泡などの人が滞在してる。
歴史は深い鉱泉だ。
湯口付近。
個人的にはタイル張りの風呂で
充分満足だが岩風呂風。
結構鮮度が良い湯が足されて満足。
柔らかく優しい湯だが長湯が出来ない。
温まり感が強い。
まさに温泉のそれ。
俺は決して豪華絢爛が嫌いではない。
上宿のもてなしもすごく好きだ。
でも人が居なく
良質な古い温泉のが好きだ。
いつだってここに湧いている小さな温泉。
誰も居ない温泉。
この鄙びをくらってしまったら
連湯する気が起きなくなった。
充分です。
良い湯だったがこの辺りは
本当に地味に鉱泉がある。
今後課題だったりするのだが
塩川鉱泉と別所鉱泉 の記事。
この2湯を制覇したいが難易度高し・・。
でも七沢温泉は良い湯です。
中々行きずらいエリアだが
行ってみたら必ず満足出来る泉質の
温泉です。
七沢温泉 中屋旅館
住所 神奈川県厚木市七沢 2750
TEL 046-248-0008