皆さんは「庚申塔」をご存じだろうか?
お墓では無く、地蔵でもない石造・・・。
庚申塚とも言いますね。
何でもこの庚申塔は中国から伝わった
ものみたいです。
道教に由来する庚申信仰に
基本として建てられた石塔です。
たまにふと見た事があると思います。
コレです。
何でも庚申講を3年18回続けたら
コレが建立される事が多いみたいです。
(難しいな・・・。)
庚申待ちというものがあるらしく
人間の体内には三尸虫(さんしむし)
という生き物が居て、
そいつが天帝(道教の最高神)に
人間の悪行を報告しに行くのを
防ぐ為勤行をしたり宴会を
夜通しする風習みたいです。
・・・・・。
訳分からん・・・・。
イマイチ道教っつうのも
ピンとこないしね。
でも現代日本に名残りがあるのも
非常に興味深い。
申とは干支で猿だからこの
「見ざる・言わざる・聞かざる」を
彫るみたいです。
でも古いのよこの石造。
全景。
この庚申塔は約300年前のモノです。
300年ずっとこの場所に鎮座してるのが、
スゴイ・・・。
日本最古のは平安時代の石造らしいです。
ノスタルジックですね。
これは近くにある別の庚申塔。
これも古い。
200年位前の石造です。
これも近くの庚申塔です。
今では暗渠化されてますがかつては川でした。
手入れがされて無いのか、
劣化がすごいです。
表面には「青面金剛」と彫られてます。
ちなみにこの「庚申塔」気を付けて
見てれば結構街にあります。
まあ俺は道教とか知らんし、
そんな風習があった事も分からないが・・・。
何百年も鎮座してる石造が愛しくなります。
・・・・・。
疲れてるな・・・。
ふとした日常にある風景です。
気が付いたら軽く会釈しときましょう。
「いつ」でもここにいるから
