「しりとり」から生まれる、ワクワクした未来のお話です。
なんのこっちゃ?と思った方は是非こちらをご覧ください
2013年5月11日に行われたTEDxTokyo での高橋晋平氏のプレゼンです。高橋晋平氏は、BANDAI のオモチャ開発者で、以前にNHKの朝のニュースで特集されているのを見た記憶があります。
2007年、彼がつくった「無限プチプチ」というオモチャが大ヒット商品となりました。「無限プチプチ」は、梱包に使う気泡の入った緩衝材を指先でプチッとつぶす感触を、何度でも繰り返し味わえるというオモチャです。私も「無限プチプチ」がほしくて、市内のオモチャ屋さんをかけずりまわったのですが、どのお店でも「売り切れです」と冷たく言われました(その代り「無限エダマメ」をゲットできました)。
性質の違うものをむすびつけて、新しいモノを生み出すという発想法は、昔からいろんな人が試みていると思います。本当にオリジナルのアイデアというのは、もう殆ど出尽くしてしまっていて、残っているのは既存のアイデアを如何に組み合わせるかだけだ、という考えがベースになっているのでしょう。
例えば、ネコにちょんまげをつけたゆるキャラ、かきのタネをチョコでコーティングしたお菓子、人気漫画のセリフが書いてあるストッキングなど・・・(例が貧困でごめんなさい)。
このような組み合わせの妙を、「しりとり」から生み出そうというのが高橋氏のアイデアです。「しりとり」から、互いに何の関連性も持たない言葉が次々と出てきて、それらを無理矢理むすびつけてオモチャにしてしまう。おもしろいッ!と思いました。
会場からドッと大きな笑い声が聴こえます。ユーモアに溢れ、誰でも、いろんな場面で応用できる「新しいアイデアのつくり方」をシェアしてくれた高橋晋平氏に感謝です!
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