→ NHK Super Presentation
2001年から2002年にかけて、アフリカのマラウイ共和国は大飢饉に襲われました。貧しい農家に生まれたウィリアムさんは、毎日の食糧にも困るなか、図書館に通って本を読みました。14歳のとき、彼は風車が発電と灌漑に利用できることを知り、スクラップの山の中から部品を探し出して、自力で風力発電を作りました。彼と同じように、貧困のなかで苦しむ同志に「絶対に夢を諦めるな!」と呼びかけます。
ミシュキン・インガワーレ「血液を採らない血液検査」
インドからMITの博士課程に留学していたインガワーレ氏は、たまたまインドに帰省したとき、友人のインターン医師から、「貧血」で死ぬ人々がたくさんいることを知ります。「貧血で死ぬなんて信じられない・・・」と愕然とした彼は、インドの地方医療が抱える問題に、彼の専門分野であるエンジニアリングで取り組みます。
その他、「ものづくり」に関するTEDトークを2つ紹介します
デール・ダハティ「誰もがメーカーだ」
「メーカーフェア」という物作りの祭典を主査するデール・ダハティ氏が、物作りの楽しさ、情熱、そして誇りについて語ります。物作りは革新の源であり、今こそ、私たちが作るべきは「作り手」であると主張します。
ゲーバー・タリー 「いじくり回しながら学ぶ」
子供たちに、あえて危険な道具を使わせて、好き勝手にモノをつくらせる工作学校の話です。あるときはちゃんと設計図を書くことから始め、またあるときはいきなり作り始めたりもする。失敗は賞賛され、分析される。工作を通じて、子供たちが様々なことを学ぶ姿をゲーバー・タリー氏が語ります。