→ NHK Super Presentation
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130115/15/omg1287/bb/03/j/t01900190_0190019012378109310.jpg?caw=800)
― ジェニファー・パルカ「政府を自分たちの手でよくする方法」 SP
行政のサービスに対して、遅いとか、無駄遣いだとか、さまざまな不満をもっている方も多いでしょう。しかし、ただ文句を言うだけでは変えることはできません。
ジェニファー・バルカさんたちのグループ「コード・フォー・アメリカ」は、腕利きのプログラマーを市役所に1年間派遣するプロジェクトを行っています。最新のインターネット技術でどういうことが出来るのかを啓蒙する目的です。
コンピュータのアプリを使って、地域住民を結び付け、ご近所でお互いに助け合える部分は自分たちでやってもらえるような基盤づくり、環境整備について紹介しています。
これは、行政に不満があるなら自分たちで変えればいい、だって行政って私たちのものでしょ!? という単純明快な発想です。
インターネットが私たちの行政、政府、さらには民主主義の形さえも変えようとしているなと感じました。
その他、インターネットやアプリが、人々の現実の結びつきを変えようとしているという内容のTEDトークを3つご紹介します。
― クレイ・シャーキー 「"知力の余剰"が世界を変える」 SP
自分が自由に使える時間と、最新のコンピュータ通信技術を使って、世界を股にかけて行われるボランティア活動。権力者の暴挙を糾弾することから、バカバカしい単なる趣味の世界まで、幅広く行われている。これらは、社会に貢献するという内因的な動機に基づいている。
― ジェイン・マクゴニガル「ゲームが世界を救う」 SP
約10年後に世界のゲーマー人口は10億人に達する。このゲーマーを「資源」と捉え、世界が抱える問題を解決、パズルを解いてもらうゲームを開発する。最初は「そんなバカな~」という感じだった観衆が、ジェイン・マクゴニガルが熱っぽく語る姿をみているうちに、だんだんと「それってありかも・・・」という感じに変わっていく様子が画面から伝わってきます。
― ララテッシュ・カタラガーダ「地図を作る:災害に備え、経済発展のために」
地球上で住所を特定できるレベルの地図が作成されているのは、全体の15%に過ぎない。グーグルのエンジニアが、空き時間を使い、ボランティアで制作したアプリ「グーグル・マップメーカー」。地域の住民が、自分たちのチカラで、航空写真上に道路、病院、避難所、倉庫といったインフラを落とし込んでいくことができ、災害に備えることが可能になった。