[嘔吐反射と噛み合わせ(咬合)との関係]
嘔吐反射が強い人は、舌の機能不全(舌癒着症やその予備軍)に多い。
特に、舌の奥側を挙上できない人に多い。
具体的には、
(1)口に水を含み、上を向いてガラガラうがいを5秒間する。
そのまま水を溜めたまま15秒間保持する。
(2)口に水を含み舌の上に水を溜め、口唇を閉じないで口を開いたまま
舌の力だけで嚥下。
これらのできない人が舌の機能不全である。
舌の奥側を挙上出来ないと、嘔吐反射を誘発しやすい上下臼歯部への刺激が
少ないことが原因として考えられる。
(横山仮説)
しかし、歯科に通院する患者さんの半分程度は舌の機能不全傾向にある。
舌の機能不全の患者全員が嘔吐反射を訴えるわけではなくて、その一部に
強い嘔吐反射を訴える人が存在する。
そこでさらに、強い嘔吐反射を訴える患者さんの共通点を探してみたところ、
・咬合高径(噛み合わせの高さ)が低下している
・クレンチング(噛み締め)がみられる
点が見つかった。
つまり、「舌の機能不全」で尚且つ「咬合高径が低下」で尚且つ
「クレンチングがある」患者さんに、強い嘔吐反射を訴える人が多いという
ことがわかった。
(横山仮説修正版)
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