物語のある顔
私は韓国で輪郭手術や両顎手術を専門に行う医師です。
経過観察のために来院された患者様には、必ず多角度から撮影した手術前後のCTをお見せしています。写真だけでなく比較動画も保存しているので、名前までは覚えていなくても、その時の悩みや手術計画、そして結果が鮮明に思い出されます。
すべての顔にはそれぞれの特徴と「物語」があります。
その「物語」がより良い方向へ進み、より幸せになれるように解きほぐし、支えていくのが顔の骨の手術だと考えています。
患者様が思い描く理想を正しく理解し、手術で変えられる限界を説明し、希望する方向でどの程度実現可能なのか、さらにどのような工夫を加えればよいのかをお伝えすること。これこそが手術前カウンセリングの役割です。
顔というのは、患者様が一生を共にしていく「物語」です。
そして手術を行う医師は、その物語が不自然にならないように、より良い「物語」になるよう整えていく編集者なのだと思います。
