どうも、座長です☆
私の風邪もすっかり良くなり
やっと公演を終えての慌ただしさを抜けました。
しかしながら
次のプロジェクトは動いております。
萩藤は『やいのやいの』の収録に精をだし、
小栗は今月末の舞台『CLOCK』の稽古真っ最中です!
なんでも日暮里サニーホールでやるとかなんとか…
どんな感じになるんでしょう?
詳細は本人が載せてくれるでしょう
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
お楽しみに☆
私もただいま執筆活動の日々です!
来る7月にまたK-FRONT+さんの舞台をさせていただきますので、
そちらのプロジェクトも大わらわでございます!
こちらオーディションが迫っておりますので
詳細は後日アップしますね☆
さてさて
話は先日終演した『BLOSSOM』に遡らせていただきます……
まずは改めまして
ご観劇いただいたすべてのお客様と応援していただいた皆様に、
今一度御礼申し上げます!
この作品、
私個人としては相当の思い入れがあり、
一言には語れない誕生秘話がございまして……
![右下矢印](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/243.gif)
まず
大正時代にフォーカスをあてたのは
そんなに深い理由はありませんでしたが、
調べれば調べれるほど大正デモクラシーの世界にのめり込んでいったのを覚えています。
第一次世界大戦での戦績と、
工業の発展により
いっきに輸出が増え、先進国の仲間入りをし、列強と肩を並べた大日本。
資本主義が広がり
当時ヨーロッパで流行っていたロマン主義を取り入れた日本は、
どんどん発展を続けていきます。
新しいものも誕生。
老舗の呉服屋はデパートに変わり、
政治も形を変え、
自動車やバスが往来する。
町から街へ。
そしたら成金が沢山増えて
その反面、文化的な娯楽も増えて
働かない若者が大発生!!
オタク、ニート!
今の世の中にリンクするじゃあないか!!
こんな面白い題材があるもんかい?
……そうして私のめり込みました。
もちろん震災なんかもあって
良いことばかりじゃなかっただろうけど、
でもきっと一番大変なのはそんな世の中で人間関係に溺れる人々だったんじゃないかなって想像したら、
今作 『BLOSSOM~枯れ木に花を~』
みたいな話が出来上がりました。
しかも大正に流行ったのは文学!
文学青年といえば
私が今回モチーフにさせていただいた
A・チェーホフの『かもめ』!
座長はチェーホフの大ファンであります(笑)
『かもめ』で描かれているのは
それぞれが自分勝手がゆえに起こる
滑稽な喜劇。
人が死ぬのに喜劇。
同時に私がフューチャーしたのは
チェーホフが残す言葉。。
『生きることは堪え忍ぶこと』
でも堪えるだけなんて嫌だなと思い、
苦しくてもそれを受け止めて成長していきたいとの思いも乗せて
観音経の『枯木再生花』
をテーマとして組み込みました。
人の幸せは、一瞬のうちに消え失せてしまうものです。
消えてないのに、見えなくなってしまうものです。
私は大事な人たちとの間に
これから綺麗な花を咲かせていきたい。
人の気持ちと向き合うのは、とても大変で
お互いに勇気がいること。
精神の成長のために、辛くても抱き締るべきこともある……
それらを含めた花を開かせたい。
だからこそ
反面的に描いたのが
この作品なのだと思います!
また勇や柏木の人たちと再開できる日をひっそりと夢見ておきます
![にひひ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
そのときは私も成長しておきたいと思います
![パンチ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/043.gif)
![メラメラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif)
長くなってすみません!
これにて『BLOSSOM』振り返りおしまい☆
自己満でごめんなさい
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
一回しっかり書いてみたかったんです!
最後に勇くんの最後の歌を☆
雪解けに
枯れ木に新たな花つけば
その麗しを
君とこそゆかし
柏木 勇 和歌
ではでは☆
本日も一日頑張りましょう!
『我々はいつもあなたのそばに♪』
teamオムレット座長 林 将平