いやしかし

このブログを開けるのも3年ぶりかいの
筆不精にも程がある
しかも舞台終わって5日も経っとるし
と  いう訳で
#シン・タイタスReborn 無事千穐楽を迎えることができました

観に来ていただいた皆様
演出・プロデューサーの木村龍之介さんをはじめキャスト、スタッフその他関わって頂いた全ての皆様に感謝いたします🙇

なにより座組の皆さんには
10月初めの大事な時期にコロナ罹患して1週間離脱したにもかかわらず 復帰時に
何事もなかったかのごとく迎えてくれたこと

感謝しかないよぉ(涙)

いやほんとに
みんなの紡いでいく力
こんなに気持ちのいい座組はなかなか出会えない
みんなにBig hagでございます♥️


忘れもしない昨年7月
罹患者が出て 公演の模索をしつつ木村さんを含む4人で代役の稽古をしていた武蔵小杉の会議室
クラスターになってしまったことで中止の決定をせざるを得なくなった
木村さんの絞り出すように僕らに伝えるあの無念の表情は忘れることができない

その時の
「いや、次に繁げましょうrebornですよ」
それを使ってくれたのかどうかは定かではないが

「シン・タイタスReborn」として
新たなキャストとoks倉庫という可能性をむさぼる空間を得て
劇的に再生した


自分は2年だが
この人ありきでこの企画を立ちあげた
木村さんとタイタスの山井さんにしてみれば
3年、いや4年待ちわびた日の目だ
感慨の深さは計り知れない
千穐楽の表情が物語っていた

チラッとうしろに姿がありますが
そう 私は前回のマーカスから
今回タモーラとしてrebornしたのでありました
今回出演かなわなかった前回タモーラの舘野百代の死に水を取る意味もこめて


こんなガッツリ女性の役はなかったし
稽古中盤で与えられたミッションは

「絶世の美女たれ」


50overのオッサン↔絶世の美女

いわゆる顔やスタイルで勝ち目はないが
身体性ではそれなりに勝ち目があると思っていた
ようやくこの引き出しを開ける時が来たか 、と(笑)
どうなったかは
本番ご覧になった方 配信をご覧になるって方にお任せてして♥️

こと自身の演技については
詰めたい時期に詰められなかった分の
「自身」の「雑味」が取り払えなかった
時を言い訳にしてる自分がクソすぎるが
次への戒め 残しておかないと
これも人生
次につながればいい 

皆はほんとにすばらしかった

そう
この作品は産声をあげたばかり
今回あの場で産まれた「事件」は
もっと挑戦し成長させるべきものであることには間違いないと確信してる

 ということで
次を見据えたクラウドファンディングを行っております

すでに 目標額には達成していますが
プロが5台のカメラで撮ったフル映像や特典もございます
躍動感はきっとがっつり伝わると思います
是非ご参加いただければ幸いでございます🙇

そうそう
その中の1台で生配信した映像もご覧になれます 

よろしければ、ぜひ。


さて
「Reborn」は果たした
次なる「  」に入る言葉は

自分の中にはあるけど
あっ
この命名権クラファンで募ればよかったかも(笑)
いずれにせよ
実現させなきゃならない 「次」

一人一人の顔を思い出しつつ
また この座組で集えることを願いつつ

......こういう時なんだよね
自分の写真不精を悔いるのは
2ショット撮れてない人いる〜
なので
言葉だけだけど

大いなる感謝を込めて
もいっかいBig hug♥️♥️♥️





















「神舞の庭」の公演&稽古で宮崎に滞在して3週間
2日offでようやく実家へ

とある出来事があったり その後モメたりで足が遠くなって  体感7、8年ぶりだと思っていたが
ちゃんと数えてみたら12年振りだった

何とも親不幸な限り

さすがに気まずさがあるかと思ったが
両親は拍子抜けするほど全くの通常運転
ありがたい限りである


日も暮れ  母が夕食の準備を始めた頃
父が
「良子にも声かけたかい」 と


良子、  というのは  父の妹であり

俺の  実の母でもある


実の父親は家庭を省みず放蕩三昧
パチンコ 麻雀 公営ギャンブル そして愛人の所へ
果ては借金の取り立てからあちこち逃げ回る
そのすべてに何故か俺だけを連れ回った

いよいよ追い詰められて 一家夜逃げしたところ
現父が「一家心中のおそれあり」と
捜索願いを出し保護  留置所で一晩を過ごすことに

覚えちょらんかも、言われたことはあるが
実は断片的な映像として ほぼ全て記憶に焼き付いている

結局両親は離婚  生活能力は無く
俺5歳  弟3歳  二人は子供のいなかった現父母に養子として迎え入れられた

現父は長男=本家  行くあてのない前母は「出戻り」として実家に戻り
同じ屋根の下に母が二人と言う 奇妙な関係が始まることになる

「おばちゃん」と「母ちゃん」が
小学校入学を機に
「お母さん」と「母ちゃん」になり

お互いの前でそれぞれを呼ぶことは
現母の厳しさとプレッシャーで次第にできなくなり
前母も 母親として接することを許されず
しばらくして出て行ってしまった

それから前母は
親戚を頼って大阪で夜働いたり
再婚したりはしたものの
縁がないのか  運がないのか
出ては戻り  戻っては出を繰り返し

俺が高校卒業したあたりで
現父母が近くに家を建て
祖父母の離れをリフォームしたのを機に
祖父母と住むことで
ようやく地元に腰を落ち着けた


そして現在

助け合いの精神の残る小さな地域で
長年一緒に生活してきたこともあるだろう
今は  こうやって普通に  一緒に
他愛のない会話をしながら食事もしている

断っておくが
今はどちらが好きとか嫌いとかはない
間に色々あったが  

俺にとっては
二人とも大事で愛すべき母親なのだ


そうして食事も終わり
一段落したところで

前母「そろそろ帰ろかね」
俺    「じゃ 送っていこか」
現母「おお、行ってきな」


歩いて約15分くらい

暗い田舎の道を
ライト一つで並んで歩く

最近太ってきたからウォーキングを始めた事や
俺の同級生がこの近くに店を出したこと
など話しているうちに
ふと  しばらくの間会話が途切れた


「.......そういやあ、こうやってお前と並んで歩くの初めてやね」
少しうわずった声でこういった

「...そうやね」

「そうよ。.....あぁ....うれしわー、ほんとうれしー、こんなうれしことはない」


「いやぁ..」
と顔を向けると目を真っ赤に泣きはらしながら歩いている
そしてこう続けた

「...今まで、あんなことは、絶対、言ってくれんかった」



そう

母親として接することを許されなくなって47年

何もかも内緒にしなければいけなかった
二人で話しているの見られるのも憚られた

「おお、行ってきな」


何の引っかかりもなく
本当にごく自然に出てきた言葉だった

どれだけ待ったんだろう
どれだけ気を使ってきたんだろう

計り知れないこの長い月日の中で 
ようやく

2人で散歩する
ごく当たり前のような
母子の関わりを赦された

そんな思いが堰を切ったように
溢れ出てきていた


「ほんともう思い残すことはない。これで冥土の土産ができたわ」
「いや、それはまだ早いから」

などど言いながら
最後には満面の笑顔でハイタッチなんかして別れた


宮崎公演の最終日
この2人は  友達1人連れて
仲良く観にやってくる

波乱に満ちていたが
この出来事が
ほんの少しでも  穏やかに生活できる役に立てたのなら......




話はここで終わらなかった


時は流れ
宮崎公演の最終日の終演後

俺は朝から落ち着かず
「受付の誰かに声をかければ楽屋まで連れてきてあげるから」
と実家に電話をかけ
観に来てくれる同級生には
「受付に声をかけるか母を見かけたら一緒に楽屋に来てくれれば」
と言っておいた

で  先に同級生二人やってきた
しばらく話をしていたが
なかなか母達はやってこない
受付からも連絡が来ない

俺「母達と会わんかった?」
同「私ら最後の方に出たからもういなかったけど」

ひょっとしてバスの時間があって慌てて帰ってしまったのか

現母に電話をかけてみる...出ない
前母に電話をかけてみる...出ない

と  前母から折り返しが掛かってきた
「どこにおると?」
「まだおるよ」
「どこ?」
「3階」

...3階....?

公演のあったイベントホールは入口は2階だが3階はない

地下を含め3階だと思ってるのかとイベントホールの入り口まで来たがいない

「どこよ?」
「なかにおるよ」
「....なか?」

...じゃ建物内か
1階のエントランスにも行ってみるが
いない
同級生二人もついてきてくれている
隣のホールでは「神楽フェスティバル」
をやっている

.....ん?

再び2階に上がり
「なかってどこよ?」
「なかはなかよ。まだやっちょるやろ?」

.....ん!?

「わかった、じゃいっぺん受付のところに降りてきてくれる?」
「わかった」

で俺は隣のホールの受付の外から中を覗き込んだ

頼むから、
頼むからここから姿を見せないでくれ...!!


すると  
1人の老婆が  ゆっくりと
携帯を耳に  「3階」から降りてくるのが見えた

俺は文字通り膝から崩れ落ち
同級生二人は大爆笑


そう

3人は俺の芝居の方ではなく
「神楽フェスティバル」を観ていたのだ

「おー、もう出番終わったと?」

...まだ言うか
残り2人も呼んでもらった

80代3人の旅
初めて観るのと20年ぶり観るのと
実家に帰った際  それが心配で何度も工程をシュミレーションして無事に到着できるよう話しておいた
よもやゴール直前で.....

確かに
・「神舞の庭」(神楽の村の話だよと伝えておいた)→「神楽フェスティバル」
・13時半開場→13時半開演
・「イベントホール」→「演劇ホール」

人の流れと「神楽フェスティバル」の看板
「受付で名前言ってくれればチケット渡してもらえるから」
...その通り受け付けて名前言ったら
「神楽フェスティバル」の方は無料で
コロナ対策で関係者のみの入所となっていて
一瞬受付の人に怪訝な顔をされたが、偉い(と思われる)人が来て  関係者として3階に案内されたらしい

まるで奇跡のようないざない

俺が隣で舞台に出ている頃に  3人は

「...あれがツヨシかねぇ、仮面かぶっちょるけど、あの白髪はほら...でもちょっと肥えちょるねぇ」
などと言いながら3時間以上
俺の出るはずのない神楽を観続けていたらしい

間違いなく俺のボケっぷりは
この二人の母親から受け継いでいる
改めて確信した

お互いの目線で時系列で考えていくと笑いしか出てこない

「ありゃ〜観れんかったねぇ〜、でもいい冥土の土産話になったわ」

こんな短期間に二つも土産話ができたか
いやそれよりも落ち着かなかった俺の1日を返してくれ

とは言わなかったが

まさかこんな壮大なオチが用意されていようとは


幸いちょうど劇場の課長さんがいらしてくれて次週の延岡公演の手配をしてくれた

今度はもう少し長い電車での3人旅

課長さんが改めて作成してくれた時刻表
電話で説明するだけでは余りに不安で
結局  その紙1枚を直接渡して直接説明するためにもう一度帰省した

まぁあの歳になると 遠出も少なくなるらしいので 
 ちょっとした旅行を楽しんでくれればいい

2度目のオチはいらんけどね

さて。


約3ヶ月ぶり
まぁもうどうでもよくなってきたな

書きたい時に書く、
このスタンスで。


今回は
「超スローボール」論争に乗っかって

ってか「論争」の余地なしの話なんだけど
アオるの好きだよね

発端となった某元アナの
「世の中をなめた少年になっていくような気がする」
とかね

「相手に失礼」という抗議の電話が学校に入った
とかね

「美術館で男性器がまる見えの写真が展示されている」と警察に通報
とかね(←話がとんだ)


子供達のタメヲオモッテ
子供のタメニナラナイ

およそエゴイステックな主張を
さも世間はそう思ってる  かのごとく


一億総出る杭にヤッカミ的なさ
いい加減やめようよ
いつまでも人をイジめる子供の国から抜けらんない


…話を戻そう




東海大四  西嶋投手
168cm  58kg

今の高校球児の中で  てか俺が球児の頃でも決して恵まれた体格じゃない

そんな彼が強豪チームのエースになる為に
いや生き残るために何をやってきたか

甲子園の投球を見れば誰の目にも明らかだ

あの制球力は生半可ではできない 絶対に


そしてあの超スローボールは

投球スケールを「大きく」見せる 見せ球であり
自分をコントロールする武器

体格の劣る自分が必死にたどりついた「無ニ」の立派な武器なんだと

…誤解がない様に書くと
スローボールは超高等技術
制球力とキレる速球が投げれる身体がないとまずムリ
どんな球技でも多分そう
相応の身体が要る




でさ   これには演出力も要るわけよ
「いつ投げよ~?」的なさ
「いつ投げよう、いつ投げよう」ってもうドキドキでさ

でも相手を「ナメて」かかる位のブラフは投手には必要だからね


そのボールで球場自体の雰囲気を変えられることをよくわかっている



彼はある意味
40年以上愛され続ける「ドカベン」の正統な系譜なのだ



そして多分
彼はもっと上のステージを見指していく
ハンデ承知で


…世の中をナメた少年になって行きますかね?

てか10代で世の中ナメてない人間あんま見た事ないけど(笑)


ハナから見てる平野が違うだろ



コウコウセイラシクナイ
アイテニシツレイ


さて  これを超スローボールに当てはめると
定義は…?

投手が真剣に勝負してないように見えるからコウコウセイラシクナイってこと…?
じゃ 敬遠もしかりだな

じゃ
キャッチボールみたいなフワッとしたフォームで投げるから力抜いてるみたいでアイテニシツレイだから?

他の変化球と何が違うの?

フォークとかの方がヒジ壊しやすいって言うしそれはコウコウセイラシクナイわけじゃないの?

じゃ
コウコウセイラシクナイ
アイテニシツレイ  なスローボールって何km/h以下だと該当すんのかしら?

だとしたら 「あのピッチャー、2mあって150km/h以上のボール投げるよ。コウコウセイラシクナイから150km/h以上は投げたらいけません」ってのもありだな

いやいや 「すごい角度のカーブ投げるねぇ。これコウコウセイラシクナイから15度以上のカーブ禁止」とかね

いやいや「あのスローボール小学生の球より遅いね。それを甲子園で投げるってアイテニシツレイね」か




何の定義も根拠もないでしょ?

で全部引くと


話題になった
注目された

しか残らない

まさに出る杭にヤッカミ、です



一昨日
西嶋投手は敗れはしたものの
素晴らしいピッチングを披露した


そして一球だけ


話題になっているのも承知で
彼のスタイル通りに


大きな孤を描いた
超スローボール


その瞬間  確実に
甲子園に祝福されていた


…阿久悠だったら何て書いたろ(笑)


そして試合後
次のステージでも投げていきたい、


そう言ってた

彼のれっきとした意志は

コドモノタメニ
コドモノタメニナラナイ
コウコウセイラシクナイ
アイテニシツレイ

などとのたまう愚かな大人より
はるかに、大人だ。