オメガ整形外科

オメガ整形外科

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こんにちは。アックジョン(狎鴎亭)オメガ美容外科 代表院長のチョ・ジョンナムです。
本日は「顔の脂肪除去と脂肪吸引」についてお話ししたいと思います。

 

16年間にわたって顔の脂肪と向き合ってきた経験から、今では手で触れるだけで内部にどの程度脂肪があるのかをある程度把握できるようになりました。脂肪吸引と脂肪移植は密接に関わっており、私の専門領域のひとつとなっています。

 

 

 脂肪吸引は、どのような時期に特に人気があるのでしょうか?

 


「旅行前にきれいになりたいから」と、バカンス前に希望される方もいらっしゃいます。もちろん、それも一理ありますが、顔に関しては少し事情が異なるように思います。

 

顔の脂肪は、多くの方が常に気にされている部分です。顔の脂肪が気になる場合、まずはダイエットを試してみるのもひとつの方法です。しかし、ダイエットではどうにもならない部位もありますよね。

 

特に、体は細いのに顔だけ脂肪がつきやすいという方もいらっしゃいます。
中でも顎下は、重力や加齢によってたるみやすく、脂肪がより目立ってしまう部位です。

 

このようなお悩みが深い場合は、脂肪吸引という選択肢を検討されてもよいかもしれません 。

 

 

日本の方々から   よくいただくご相談として、ジョールファット(フェイスラインの脂肪)、マラーファット(頬骨上の脂肪、バッカルファット(頬の内側の脂.肪)などの部位に関するものがあります。

 

これらの脂肪は、口の中を切開して取り除く手術によって除去される方法が一般的に知られています。
このような施術は、脂肪を直接的に取り除く点で効果的であり、短期間で目に見える変化が出やすいという特徴があります。

 

しかしながら、非常に慎重な判断が必要な施術でもあります。
脂肪は決して「不要なもの」ではなく、顔の構造を支え、立体感や若々しさを保つ役割を果たしています。

 

20代の若い方にとっては満足のいく結果に思えるかもしれませんが、年齢を重ねた際に若く見せるための重要な要素が人工的に失われてしまうリスクもあります。

 

一度人工的に除去された脂肪は、自然にはなかなか戻らず、頬がへこんだり、顔がこけたり、左右非対称になったりするケースもあります。実際に、過度な脂肪除去手術によって後悔し、気持ちが落ち込んで私の元を訪れた患者様も何名かいらっしゃいます。

 

もともと脂肪が少ない方に無理に除去手術を行うと、頬がげっそりとこけてしまうこともあります。

 

もちろん、美的感覚は国や文化によって異なり、欧米の一部ではこうしたシャープな顔立ちをセクシーと捉えることもあります。
しかし、日本や韓国では、ふっくらとした頬が若々しく、健康的な印象の象徴とされているため、
特別な意図がない限り、このような脂肪除去手術はあまりおすすめしておりません。

 

 

では、脂肪吸引は絶対に受けない方がいいのでしょうか?
そうとは限りません。私の判断で必要だと考えられる方には、むしろ積極的におすすめしています。

 

美容整形手術は一見、どの医師が行っても同じように思えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
手術に立ち会う看護師でさえ、医師ごとに異なる手術ルーティンを覚える必要があるほど、すべての手術には医師独自のノウハウと手技があります。
同じ施術名でも、手術方法や考え方は医師によって異なることが多いのです。

 

私はフェイスライン、二重あご、前頬などの全体的なバランスを見ながら、
耳の下やあご下などにごく小さな切開を加え、極細のカニューレを使用して繊細に脂肪を吸引します。
「皮膚表面に傷をつけることに抵抗がある」と感じる方もいらっしゃいますが、
このミニ切開は目立たないほど小さく、回復も早いのが特徴です。
むしろ、口腔内を切開する方法よりも、感染や炎症のリスクが低いとも言われています。

 

このようなミニ切開による施術で最も重要なのは、医師の手の感覚と経験です。
脂肪が皮膚の下、筋肉層の上、どの層にどのように存在しているか、どの方向に吸引を進めるべきかは、
単なる理論だけでは対応できません。

 

これは、数多くの施術を通じて身につけた感覚で判断すべき領域であり、
簡単に教えられるものでも、真似できるものでもありません。

 

 

 

 

患者様から「コンプレックスがなくなって幸せです」と言っていただけるとき、
私は本当に嬉しく思います。だからこそ、すべての方に『大丈夫です!可能です!』とお伝えしたい気持ちもあります。

 

しかし私は、「私が提供できる最良の結果」をお届けしたいと思っておりますので、
場合によっては「脂肪吸引はあまり適さないかもしれません」とお伝えすることもあります。

 

実際、脂肪の量よりも皮膚のハリや弾力の低下が原因であるケースでは、
糸リフト(スレッドリフティング)など定期的なリフトアップ施術をおすすめすることも多いです。

 

お顔に厚みがあるように見えても、それが皮膚なのか脂肪なのかは一目で判断できないこともあります。
海外にお住まいの方には、写真による事前診断を行った上で、
必要に応じて触診が必要なケースや、他の施術がより適していると判断した場合は、
正直にご提案させていただいております。

 

どうぞお気軽に、当院のLINEまでご相談ください。