今でもお世話になっている斉藤明子さんという福祉の仕事をされている方が今年で50年を迎えました。

いつ出会ったか忘れてしまいましたが、30年以上前にお会いしたと思います。

まだ、僕が福祉の事を全く知らず、どこかの会議かシンポジウムでお会いし、そこから数年後お茶の水で自立センターの様な事を始めるから週に2回で良いから来て欲しいと先輩から声をかけられ、そこから斉藤さんと深く接する様になりました。

斉藤さんは福祉の仕事と福祉とは関係ないお仕事をやっていて、同じ事務所で働いていましたが、ほとんど事務所におらず、事務所に帰ってもすぐ出かけてしまい、あまり福祉の事は話していませんでした。

でも、福祉の仕事をやっているので、企画書や原稿など書いていると先輩や斉藤さんから『何を書いてるか分からない』とか『誤字が多過ぎる』と怒られてばかりいました。

お茶の水は2年ほどで辞めました。それは江戸川区でサークルをやっていて、ある時斉藤さんから『今度東京だけで自立センターを作るから江戸川区でもっやって欲しい』と言われ、もっと厳しく言われたのは『遊びではなく仕事だからメンバーとよく話し合って決めなさい』と言われ、江戸川区でも自立センターが発足され、僕は事務局長として働く事になりました。

実際、その通りで10時頃事務所へ行き13時頃から全国自立センターの会議が都内や大阪、広島などで行われ、会社と同じで色々な部署があり、法律から自立プログラムまで幅広く分かれていて、僕は自立プログラムのスタッフと江戸川の自立センターの仕事もあるので、だいたい帰宅するのは早くて22時頃だったと思います。

その時は実家に居たので親が介護をして、寝るのが0時頃親子で寝ていました。

前から1人暮らしをしようと思っていましたが、なかなか勇気がなく、先輩から『いつ、1人暮らしをするんだ!!』と怒られていました。

それも斉藤さんと出会わなければ、福祉の仕事を始めてから多分29年やっていて、斉藤さんもそうですが、引退がないので本当に尊敬する方です。

4月23日に新宿戸山にある戸山サンライズという会場で【斉藤明子さんを囲む会】が行われ、久しぶりにお会いできる事が嬉しいですし、時間があれば『今まで育てて頂きありがとうございます』と言いたいです。

その感想は24日以降に書くので、是非、読んで頂ければ幸いです。