犬・ド・フランス(犬のいる風景と出会う旅) | 風のブログ

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東京都墨田区から沖縄県糸満市名城へ移住し、
イヌたちとバイク、ヨットを楽しんでいます。
沖縄田舎暮らしをお届けします。
というか、自分のための備忘録です。

 

 

 

 

”ちょっと考えるところ”があり、海外の犬事情の文献を探していると、Amazonで一冊の本を見つけた。ほしかった情報とは違うのだが、興味が沸いた。

作者の田中淳さんは「写真作家」というプロフィールで旅先で撮影した写真にエッセイを添え、書籍として出版している。1967年生まれで僕と同い年なのも興味深い。

 

「犬のいる風景と出会う旅」、サブタイトルもいいね。

巻頭に記された紹介文を読むと、
「犬と人」をテーマに、フランス各地で 撮影、取材した「写真紀行エッセイ」です。犬たちと人々の 微笑ましい関係性やその様子を、飼い主の方と話をしたり、犬と触れ合ったりしながら 撮影しています。
ページをめくりながら、フランスを旅するように愉しんでいただけたら幸いです。

とある。

フランスは、清水港に係留してあるベネトウ オセアニス36CCが造られた国。昔からヨットの盛んなお国柄だ。

 

読むと(ページをめくると)、水辺や船を背景にした犬たちがたくさん紹介されていた。

主役の犬たちと飼い主さんのエピソードを通じて、フランスの犬事情も紹介されている。驚いたのは意外にも日本の犬(柴犬、秋田犬など)がたくさんいたこと。

読むとほっこりする本。犬好きにはお勧め。

 

 

話は変わるが、一昨日から陽菜の胴体姉妹の「沙羅」の調子が悪かったようで、昨日検査して異常はなかったのだが、今朝、再び飼い主のキリさんが病院に連れて行ったら、急遽、開腹手術をすることになり、先ほど手術が終わったようだ。
術中、内臓が壊死している箇所もあり、麻酔から目を覚まさないかもしれないと言われたそうだ。が、さすが飯山っ子。目がうつろながら、目を覚ました沙羅の姿が動画で送られてきた。

正直、ほっとした。まだ3歳になったばかり。きっと元気に回復してくれる。

 

 

ひと昔前と違い、今、犬は家族の一員だ。

我が家はちょっと大きな犬小屋みたいなもので、犬たちは素足で屋内外を移動し、同じ空間でごはんを食べ、同じベットで寝ている。

冒頭の”ちょっと考えるところ”は、「沖縄旅行に家族である愛犬を連れてきたい人がたくさんいるのではないか」ということ。僕らも東京時代はエド(ゴールデン♀)とロウ(アフガン♂)を預けて旅行をしたが、人間のホテル代よりも犬たちのホテル代の方が高いし、何より旅先でも様子が気になるのだ。本土であれば一緒に車で旅をすることもできるけれど、沖縄は飛行機だもんね。飛行機に乗ることのできる犬種であれば、一緒に沖縄へ旅したい方々も多いだろう。しかし、ペット可を謳うレンタカーや宿は多くはない。そんなことを解決できたらいいな、とか、ドイツのように犬税をはじめとする法律を整備し、町おこしができればいいな、とか。

「社会問題を解決しながら発展する」。

とても一個人や一企業でできることではないけれど、未来へ向けて、何らかの取り組みはしてみたいなぁ。

でないと、少子高齢化が顕著な小さな町は、過疎化が進む一方だからね。

さて、何からはじめようかね。