昨日は57回目の誕生日。ふたりとも亡くなってしまったけれど、両親に感謝だね。
東京時代、アニバーサリー系のイベントにはまったく興味がなかった我々夫婦だが、沖縄へ移住し自分たちの時間も増えてきたこともあり、互いの誕生日や結婚記念日に近くのホテルで食事でもしようということになっている。
コンビニも売店もない町だが、徒歩3分程度の距離に立派なホテルがあるのだ。
出発前に家の前でパチリ。犬たちも一緒に撮ればよかったなぁ。
事前にかみさんが予約を入れてくれたのが、琉球ホテル&リゾート名城ビーチの「MILANO」。
これまでビュッフェダイニング「Nashiro」、和食の「KANAZAWA]、蕎麦の「山楽」に行ったので、今回は「MILANO」。
名前からしてイタリアンだと思っていたら、そうではなくローストビーフやシーフードをメインにした創作系だ。
東シナ海に沈む夕日を眺めながら食事ができる。
いつも散歩し、同じ景色を見ているのだが、階層が上がった洒落た場所から眺める風景はまた格別。
勝手にイタリアンレストランだと思い込んでいたので、アラカルトを色々頼もうと思っていたが、メニューを見ると想像と違ったので、異なったふたつのコースにワインをペアリングしてもらうことにした。
オードブルからメイン、デザートに至るまで、細部まで作り込まれた美しい料理をいただいた。
平日で客お客さんも少なかったので、レストランスタッフと談笑しながら愉しい時間を過ごした。
会話から、今日が僕の誕生日だと知ったスタッフが最後のデザートプレートにプレゼントの載せてくれた。
ありがとう。
ここは売店さえなく、ビーチと畑しかない田舎町だけど、それを求めてここに移住した。
ビーチは美しく、おびただしい数の星がキレイだ。
風になびくサトウキビのザワワもいいし、電照菊の照明は映画 Field of dreamsのようだ。
そう。ここはリゾート地。
静かに過ごすことができ、とても満足している。
唯一の不満と言えば、ゴミが多いこと。
中国や韓国からの漂流物はあるものの、それほど多くはないので拾えばいい。
迷惑なのは、釣り人のゴミや素人キャンパーたちの焚火跡や持ち込んだ食材などのゴミだ。
あと、もうひとつは地元の農業ゴミ。
観光客や移住者がこのようなゴミを捨てることはない。
そう。地元の人だ。
以前にも書いたことがあるが、沖縄はゴミを捨てても、すぐに雑草がそれを覆い隠し、視界から外れる。
一見美しく見える場所も、草むらの中はひどいことになっている。
移住者として、これに気づいても知らぬふりはできないので、何らかの方策を練ろうと思案中だ。
せっかくいいホテルができたのだから、地元としてもそれをフォローして共存共栄ができるようになればいいのにね。
というわけで、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチのレストラン群、おすすめです。
まずはビュッフェランチの「Nashiro」で。
超がつくほどお得です。