今日は、【これからのマーケティングコンセプト】についてです。
マーケティングコンセプトは、マーケティングの教科書に最初に出てくる概念だ。
一言で言えば、企業の売り方に対する考え方だ。
大量生産時代には、モノを作れば売れた。消費者は必要だから買った。この時代のマーケティングコンセプトは「プロダクト志向」だ。
製造業もライバルがひしめいてくると、いかに効率よく売り上げるかが課題となる。販売部隊を編成して、売上げ拡大キャンペーンをはかる。あるいは営業マンが個々のセールスを行い売り上げを伸ばす。これが「販売志向」だ。
買いたいモノが何もないと言われるまでの成熟社会になると、これまでのキャンペーンや押し売りも立ちゆかなくなる。今までは、製造業がこれはいいからと製造していたが(シーズ志向)、これからは、消費者がいいと思うものを探し出してつくらなくてはいけない(ニーズ志向)。ここからマーケティングの重要性が注目を浴びるようになる。
現在は「社会志向」だ。企業は、健康や、環境を重視しなければならなくなった。企業の社会責任や社会貢献が評価につながることになった。健康増進法の施行により、肩身の狭くなったJTが、地球温暖化問題や、ゴミ問題に積極的に取り組むのもそうした事情だ。葉タバコ生産日本一の県が、健康を売りにしている話も聞いたことがある。
現代の若者の消費行動には、新しいマーケティングコンセプトが、必要なようだ。