地蔵峠の石地蔵
新地蔵トンネルの開通前、木曽町福島から開田高原へは難所の地蔵峠(1335m)を越えなければならなかった。その前は飛弾街道が通っていた。いわば地蔵峠は開田高原への玄関口にあたる。
この峠の頂上に石地蔵がある。かつての地蔵は盗難に遭い現在のものは1972(昭和47)年に地元の有志により再建されたものだ。
峠から40m余り旧飛弾街道を下ったところには、かえでの木とたらの木がくっついた珍しい木がある。有名な「縁結びの木」だ。この木には若い男女の悲哀の言い伝えが残っている。
また、数年前に近くに小さな道祖神が開田支所によって建てられた。