冬ならでは、インフルエンザ大流行のピークがやってきました。
今年は子供さんはもちろん、大人の方も罹っておられる方が多い印象・・・。
私は今年も、インフルに罹ったことない記録、を更新するつもりです。
といっても、インフルに罹らずとも、表面的に菌がくっついていて、お客さまに渡してしまったらとんでもないことなので、
サロンの消毒や殺菌も徹底的に行っています。
日常でのインフル対策は、こちらを⇒インフル対策・日常篇
どなたかの参考になれば幸いです。
お客さまへのアロマトリートメント中に私に伝わってきたストーリー
の続きをどうぞ。
(ストーリーシリーズ、今までの目次はコチラ
マイフェアリーテイルコースについては、コチラをご覧ください
)
蜂になった、小柄な天使のたまごが辿り着いたのは、貧困の国でした。
人々は病気や飢えに苦しみ、生きる希望を失っていました。
蜂になったたまごは、今にも壊れてしまいそうな家を覗き込みました。
暗く、空気のこもった家の中では、まだ幼い子供たちが言葉も発せず、身を寄せ合っています。
ただ聞こえるのは、無数の蠅の音だけでした。
(どうしよう。僕にこの国を救うことなんてできるの?苦しんでいる人たちを助けられるの?)
天使のたまごは、自問自答しながら、なすすべもなく天を仰ぎました。
すると、そこに大きな鷲がやってくるのが目に入りました。
(あれは…、僕の仲間だ!)
蜂になったたまごは、小さな羽を思いきり振ります。
「おーい、こっちだよ!」
鷲は、真っ直ぐに蜂へと向かってきました。
「それで、君はどうやってこの国を助けるの?」
鷲の姿をした大きな天使のたまごは、小さな仲間に尋ねました。
蜂の姿をした小柄な天使のたまごは、早口で答えます。
「一緒に考えてくれないかな。僕を手伝ってよ。なぜなら僕は、こんなに小さいんだから。」
鷲は、あきれたように羽根をひと振りしました。
「手助けはしないよ。だって俺らは一人前になるために地上に来たんだからさ。」
それを聞いた蜂は拗ねたように言います。
「じゃあ、何のために来てくれたの?」
鷲は答えます。
「仲間を見守るためだよ。」
蜂になった天使のたまごは、天国で学んだ知識を懸命に思い出しました。
地球上の国々には貧富の差があること。
人間たちは、食糧を口にしないと死んでしまうこと。
そして、枯れた土の上で疲れて眠っている鷲を置いて、夜が明ける前に旅立ちました。
蜂が帰ってきたのは、その日の夕方でした。
よろよろと、地面を這うように戻ってきた蜂の前後の羽には、何かが乗せられています。
羽だけではありません。
前脚にも中脚にも後脚にも、蜂は何かをぶらさげていました。
それは、何種類かの蜂蜜でした。
蜂は、病気の子供たちには殺菌や抗菌効果のある蜂蜜を配り、働き盛りの大人たちには栄養価の高い蜂蜜を与えました。
幾日も幾日も、蜂の活動は続きました。
やがて、貧困に苦しんでいた人々は体力と気力を身に付けていきました。
ある大人は狩りや漁にでたり、家を守る者たちも自給自足の生活を目指すことができるようになっていきました。
その働きは、天の神様の目に留まりました。
「よくやりました。あなたを一人前の天使として認めましょう。鷲も蜂も、元の姿に戻って帰っていらっしゃい。」
けれど、二人の天使は声を揃えます。
「いいえ。ぼくたちはもうひとりの仲間のところへ行きます。」
つづく![]()





こちらにお送りください。