旅する星の子~第二夜~ | 雨の日も晴れの日も・・・~アロマとあなただけの童話~

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心に雨が降る日も、日差しが眩しい日も。
アロマとハーブで体と心のケアをさせていただく、傘のようなサロンです。
ご希望の方には、施術中にお客さまから伝わってきた、世界にたったひとつのフェアリーテイルをお伝えしています。



ようやく、花粉症が落ち着き、春を満喫しています・・・蒲公英。


スプリングキャンペーンも、たくさんの方に受けていただくことができて、嬉しすぎる悲鳴でしたわァ♪


来月からのキャンペーンは、今までになかった、おもしろいもの♪にする予定ですのでご期待くださいね!

(話した人全員に爆笑されるという、前代未聞のキャンペーンです・・・顔





では、本日は、お客さまの施術中に伝わってきたストーリーの続きを・・・。


余談ですが、ヨアケの声は、志田未来ちゃんをイメージしながら書き起こしています・・・ベル



旅する星の子~第一夜~星の続きをどうぞ。








ヨアケは、旅人に自分の問いかけが届くとは思ってもいませんでした。


ところが、旅人は、真っ直ぐな瞳で、夜空に輝くヨアケを見上げました。


そして、ヨアケに微笑みながら言ったのです。


「街への道を探しているんだ。」



ヨアケは、自分の声が届いたことに驚きながらも、さらに彼に問いかけました。


「あなたは、なぜ街へ行きたいの?」


「それは・・・、僕の歌をたくさんの人に届けたいからだよ。」


「それで、あなたはギターを背負っているのね。」


ヨアケは彼の歌を聴いてみたくなりました。


「ねぇ、旅人さん、あなたの歌を聴かせてくれないかしら。」




しばらくして、旅人はギターを手に取ると、弾き語りをはじめました。


彼の声は澄み切っていて、夜空のヨアケのもとにまで届きました。


歌のことはヨアケにはよくわかりませんでしたが、彼の歌に心を打たれました。




歌い終わった旅人は、ヨアケを見上げて言いました。


「僕の曲を聴いてくれてありがとう。」


そう言うと、彼はとても疲れた様子で砂漠に腰を下ろしました。


「私の方こそ、素敵な曲をありがとう。」


ヨアケは思いました。


(旅人さんの歌が、たくさんの人に届きますように・・・)


そしてヨアケは、ある決断をしたのです。





「旅人さん、私の姿は朝になると見えなくなってしまう。だから、今夜のうちに、あなたに街への道案内をしようと思うの。」


うなだれていた旅人は、驚いて、夜空に瞬くヨアケの姿を見上げました。


「本当に?でも、どうやって?」


「簡単よ。私が移動する方向へついてきて。」


そう言うと、ヨアケは自分の持ち場を離れ、夜空をゆっくりと進み始めました。


ふたたびギターを背負った旅人は、砂丘の空を見上げながら、ヨアケの姿を追いかけていきます。


急げば、朝になるまでに街までの道を案内できる距離でした。


ヨアケは旅人を案内することに夢中でした。


けれどこの時、ヨアケは、星としてのルールを破ってしまっていたのです。






つづくとぶほし