Logic Pro 11へアップグレード | 音引工作室のブログ

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Ver.11が出たとつい先日知ったのですが、Big Surでは更新できずOSをVenturaにしてLogic Pro も11となりました。

OSのVer.を上げて他のアプリが動かないのではと心配でしたが杞憂にすぎませんでした。

 

Logic ProはVer.10から使い始めたのですが、操作画面に慣れないのでピッチ編集以外は使っておらずにいたのですが、音声分離(stem splitter)機能が搭載されたので、どんなものかと期待しながら更新しました。

 

音声分離についてはDemucs-GUIを使ったりWeb上のサイトを利用していました。

サイトでの利用は音源をアップロードするのでちょっと不安ですから、手元で操作できるDemucs-GUIはある程度安心できそうですが、ちょっと長めで重たい音源だと処理時間が多くかかります。

以前Demucs-GUIで行ったボーカルがリズムギターで、リードギターとドラムとベースが加わる30分のLive音源の処理結果と、Logicでの結果を比べてみると、処理速度はLogicの方が速かったですが、分離はDemucs-GUIの方に分がありました。

Logicでは特にリードギターの処理が甘く、ベースの音が幾分残っていました。

Demucs-GUIやLogicのstem splitterは基本4つのstemしか対応していないのでしょうがないなという感じです。

(Logic Pro 11 stem splitter画面)

もちろんStemしたものを一度wavに書き出して、分離が出来ていないStemだけを読み込み再処理すれば良いのですが、二度手間になり時間の浪費になります。

Demix Proの最新バージョンだとギターやコーラス分離もできるマルチトラック仕様なようで、一度試してみたいのですが、デモ版DLの際、ユーザー登録とクレカの番号などを入力が必要で、怖くて落とせません。桑原桑原

Logic版 stem splitterの拡張を願いたいところです。