カナダのアコギ | 音引工作室のブログ

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カナダのギター工房Boucherのアコギが届いてから数週間が過ぎました。

円安のせいで新品の購入は無理と思っていたところ、たまたま中古が出てきたのでついポチってしまったのです。

中古であるものの目立った傷は見当たらず、弦高も適切な高さですが、残念なことに所謂ドーム加工したTopなのでしょうか?こんな状態です。表板に置いたスケールとの開きが両端とも半端ない間隔に見えています。見た目4ミリくらいあるでしょうか?

チューニングした後はこの差がもっと増えたような気がします。

弦の推奨ゲージは013-056のミディアムゲージですが、前所有者の扱いでこうなったのか、最初からなのかは不明なので、メーカーに問い合わせいたところ返事がきました。

”...always setup from the factory with mediums and yes, our soundboard have a built in radius. ”

数値は示してくれませんが、表板は当初からドーム状に仕立てているそうです。

出荷時弦高は低めにしてあると目安の数値に教えてもらいましたが、届いたものはそれより高めになっており、も少し弦高を低くしたいと思いロッドを締め現在は2.2-1.9(6-1)にしましたが、数日後には徐々にヘッド側が起きてきました。ロッドの締め増しをしたら限界に達していたので、この設定でゆくのかサドルを低めにするとか、ゲージを替えるかの判断はまだ先ですね。

 

購入に至ったのは、たまたま見たyoutubeの動画を見て興味を持ったのがきっかけです。

Boucherのギターは国内でも以前に取り扱いがあったようですが、もう日本での代理店もないようです。

webで検索しても国外の情報が殆どでした。

低音がブーミーにならないギターを探そうと、collingsやbourgeoisなども以前試奏させてもらったものの、いずれもピンと来ず、半ば博打ってな感じでこれを購入しました。購入の参考にした動画がこれです。

殆ど同じ音が出ています。

ドル円が130円台に戻りそうもなく、150円を上下した辺りの148-9円時点で決済(paypal経由では156円)。

まだまだ円安が進みそうなので、この決断は致し方ないかな....