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マオ骨格健治施療院 院長の松村です
先日、腰痛と脚がしびれるという80代の男性がご来院くださいました。
整形外科検査から、患側の椎間板ヘルニアの陽性反応があり、ヘルニアの調整を行いました。
施術後には腰の痛みと脚のしびれが少し楽になったといい、喜んで帰っていただきました
ですがその2日後、「先生、朝から腰が痛くて痛くて…」とのSOS電話
当院のヘルニア施術では、まず症状が悪化することは考えられないので、なぜだろうと思いながらも、急遽来ていただくことに。
ご自身で運転もできない状態だといい、息子さんが送ってきてくださったのですが、そこで原因が判明
どうやら毎日のように、一日中マッサージチェアに座りっぱなしだという話を息子さんがしてくださいました。
なぜマッサージチェアのあて過ぎが症状を悪化させる原因になったかというと、人間の背中の筋肉は背骨を支えるためにある程度緊張状態を保っています。
特に椎間板ヘルニアともなると、防御反応として腰の筋肉をあえて固くすることでヘルニアの悪化を防いでいます。
それを過度に緩めすぎると、背骨を支えることができなくなってしまいヘルニアが悪化してしまうというわけです
これはマッサージチェアに限らず、リラクゼーションマッサージでも非常によくある事例で、腰をガッツリ揉みほぐしてもらったあと、ベッドから起き上がれなくなってしまうという事故はたくさん報告されています。
特に年配の方や、腰がしんどいからと腰だけ揉んでほしいといった方に多く見られるようです
再度ヘルニアの調整を行い、腰の痛みも軽くなったところで、ご本人だけでなく息子さんにもマッサージチェアは控えさえるようにお話しさせていただきました。
当の本人は、まさか良いと思ってやっていたことがかえって症状を悪化させていたとは夢にも思っていなかったようで、少し戸惑っていたようでしたが納得してくださいました。
このように当たり前のように行っている習慣が症状を悪化させる原因になっている、ということが割りとあったりするので、症状改善のためには本当に生活習慣は重要な部分になってくるのです
マオ骨格健治施療院
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